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2020年11月25日

【最後の国鉄急行形】 JR西日本 クハ455-700番台 引退迫る! 

【最後の国鉄急行形】 JR西日本 クハ455-700番台 引退迫る! 

かつて日本中の電化路線を走り回った、
国鉄急行型電車。




その殆どが2015年3月のダイヤ改正で営業運転を終えて、姿を消したか、に見えました。
が、たった2両だけ生き残り、2020年秋の今も走っている国鉄急行型電車があるのです。


【序章 目撃 クハ455-700番台】
これは2017年3月1日、出張の帰りに金沢駅で捉えた、JR西日本413系電車。
七尾線地域色の「あかね色」に塗られています。
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413系はキハ47に似た中央寄りの両開き扉2カ所を持つ近郊型電車なのですが。この編成の米原方に連結されたクハは、特筆すべき車両が・・・!
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413系オリジナルの「クハ412」ではありません。 
『クハ455‐701』
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413系の制御車用に改造されたクハ455-700番台です。 701と702の2両あります。
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2両だけ残った国鉄最後の急行形電車「クハ455-700番台」。
2020年11月現在も金沢からIRいしかわ鉄道を経由し、JR七尾線で運用されています。
しかし2021年3月ダイヤ改正までに、ついに引退することが決まりました。




【第1章 413系という電車】
413系は、長らく新車配置のなかった北陸線の普通列車用として、車体のみを新製し、急行型471系、473系の台車、モータ、制御機器、冷房装置を流用して組み合わせ生まれた、車体更新改造車。

台車はエアサスのDT32とTR69、ギヤ比は近郊型標準4.82ではなく、元の急行型と同じ4.17で勾配抑速ブレーキなし。クーラーは元車AU13とAU71の再利用。

同じコンセプトで改造された九州地区と仙台地区向けの交流専用車に717系があります。
私鉄ではよくある改造ですが国鉄では珍しく、103系の車体を載せた旧形国電モハ72系970番台や115系車体のモハ62系の例があったくらい。

地方線区用のため近郊型標準の両開き3扉ではなく、キハ45形、47形のようなステップ付き両開き2扉。先に新製された417系や713系に類似した車体になっています。
(これは、413系新北陸色と言われる以前の塗装)
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【第2章 国鉄急行形電車とは?(直流車編)】
1958年から製造、東海形と言われた153系に始まる、長距離用新性能電車。
153系は、80系電車のデッキ付き2扉、4人掛け固定クロスシートを踏襲し、100kWのMT46型電動機(モータ)を搭載したカルダン駆動、ノーシルノーヘッダー2段ユニット窓が特徴。まず東海道線など直流平坦線向けに開発。「準急 東海」から使用が始まり、「東海形」と呼ばれました。
東海道線山陽線急行は『東海』『なにわ』『比叡』『せっつ』『伊吹』『鷲羽』『六甲』『伊豆』など
東海道本線根府川鉄橋を行く153系急行「伊豆」
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153系新快速ブルーライナーです。(大阪駅)
153系は山陽新幹線岡山開業後、2代目新快速に転用。
モノクラス6両で、クハには低窓クハ153のほか、クハ165も使用されています。
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初代新快速は、大阪万博輸送のため関西に転属したスカ色の113系を、万博終了後転用したものでした。
今年は新快速運転開始50周年、セリカと同じですね。
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そして余剰となった153系が2代目新快速の任に就きます。
急行形電車の快速・普通列車転用は新快速から本格化しました。
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山岳路線向けには、153系をベースに、120㎾にパワーアップしたモータMT54を装備し、勾配抑速ブレーキを搭載した165系が生まれました。「山用東海形」という日本語的にやや意味不明な愛称。
165系急行は上越線『佐渡』『よねやま』『ゆけむり』、東北線『なすの』、中央東線『アルプス』、中央西線『きそ』など。
リニア鉄道館に保存されている、 クモハ165-108, サロ165-106。
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さらに、信越本線の急勾配区間碓氷峠、横川-軽井沢間で補機EF63と強調運転できる169系も登場します。
しなの鉄道軽井沢駅構内に保存されているクモハ169-6。
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信越線急行は『信州』『妙高』『志賀』『軽井沢』など
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と、ここまでは直流電化区間向けの急行形電車のお話。

【第3章 国鉄急行形電車とは?(交直流車編)】
クハ455が属する455系は、国鉄の交直流急行型電車です。
1961年、153系をベースに、地方路線に多い交流電化区間に直通できる交直流型急行電車451系と471系が、1962年に登場します。モータは153系と同じ100kWのMT46。

当時は変圧器の電源周波数が共用できなかったため、50Hz用の451系と60Hz用の471系に分かれていました。451系は東北、常磐線に、471系は北陸本線に配置されました。その後、直流急行形が165系に改良されたように、120KwモータMT54搭載の453系と473系、さらに勾配抑速ブレーキを追加した455系と475系に発展。475系は九州にも配置され、山陽本線と鹿児島本線、日豊本線の直通急行に投入されました。制御車、グリーン車、付随車は50Hz用も60Hz用も、451系または455系と共通となっています。

その後、50Hz60Hz共用変圧器が開発され、交直流特急型485系の急行版457系が1969年に登場しました。ちなみに交直流急行形では碓氷峠対応でEF63強調運転用の系列(459系?)は作られていません。

ところで、直流用153系のハイパワー版で抑速ブレーキ無しの163系も計画されていましたが165系に統一して増備されることになり、163系はグリーン車サロ163が7両製作されただけで、事実上の飛び番となった163系は「幻の系列」と呼ばれています。

475系クハ455+モハ474+クモハ475(富山港線に運用中、富山駅にて)
北陸本線は、急行『立山』『ゆのくに』『くずりゅう』、快速『こしじ』など
九州方面急行は『つくし』『玄海』『かいもん』『山陽』など
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大宮の鉄道博物館に保存されている「クモハ455-1」
東北線は『みやぎの』『まつしま』『つくばね』、常磐線は『ときわ』、奥羽線『ざおう』、磐越西線『ばんだい』など
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しかしJR各社に継承された国鉄急行型電車は普通列車に転用されたあと、JR世代の新型車に置き換えられ、次々に引退。

北陸本線の475系は2015年3月ダイヤ改正でラストランを迎えました。

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吹雪の中を走る、国鉄色原形大目玉の475系。雪景色が似合う!?
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【第4章 概説クハ455-700番台】
さて、ちゃっかり生き残ったクハ455-700番台のお話の続きです。

413系はクモハ+モハ+クハの3両一組で1編成。全部で11編成が改造されましたが、そのうち2編成は製作コストを抑えるためモータ付きのクモハ413とモハ412のみ車体を新製。
制御車クハは余剰となっていたサハ455に運転台を取り付け、改造費を抑制して413系に連結されました。これがクハ455‐700番台です。
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サハ455-1と-6からクハ455-701と -702 の2両が改造されました。


車端に寄った片開き扉ですが、デッキの仕切り壁は撤去されています。
扉の横にはサハ455には無かった413系と同じ方向幕を装備。
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クハ455-700番台の車内です。
本来の急行型は全てボックスシートですが、扉近くは、座席袖の仕切りを挟んでロングシートに交換。中央には4人掛け8組のボックスシートが残り、413系の車内に準じた座席配置と室内に。ボックスシートには急行形の証しである窓側の肘掛けも残されています。
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こちらが413系の車内。(延命工事後)
クハ455-700番台の車内が、413系に合わせて整備されたことがわかります。
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クハ455-700番台が連結された413系の2編成は、
クハ455-701+モハ412-4+クモハ413-4
(元の車両;サハ455-1+モハ470-7+クモハ471-7
クハ455-702+モハ412-101+クモハ413-101
(元の車両;サハ455-6+モハ473-1+クモハ473-1
413系の100番台は、ベース車両が473系であることを示します。
473系はクモハとモハの1両ずつのみ作られ、その後の増備車は勾配抑速ブレーキ付きの475系に統一されました。

クハ455-700番台のベースとなったサハ455です。
モータ無し、運転台なしのトレーラ。
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クハ455-700番台への改造は、サハ455のトイレと反対側に、クハ412相当の運転台部分を新製し接合して行われました。
左側面の窓と扉配置は「1d D9D1」 全長は近郊型標準の20mに合わせ20,040mm。
なので、オリジナルのクハ455とは車体寸法や窓配置に微妙な違いがあります。
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右側面の窓と扉配置は「d D9D1」
☞国鉄型車両ファイルから 今週の形式写真クハ455形700番台
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これに対し、455系および475系オリジナルのクハ455の、窓とドア配置は、
左側面が「1d D10D1」、
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右側面が「d 1D10D1」で、全長は20,500mm。
クハ455-700番台のほうが、窓一つ分、約500mm短いのでした。 
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これ以外にも、そもそもクハ455を名乗りながら、単独では455系や475系を直接制御することはできないのでした。あくまで413系のために用意されたクハだったのです。
413系と、475系や415系800番台とは、編成単位での連結は可能です。

JR西日本の413系は、北陸本線が521系に置き換えられた後、415系800番台と一緒に、七尾線の運用に就いていました。
415系-800番台
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415系800番台は、直流電化の七尾線開業に合わせ、113系初期型に、北近畿丹後地区用へ転用するため485系を183系化した際、取り外された交流機器を流用搭載して改造された交直流近郊形電車。その成り立ちは、実に模型的な手法で興味深いのですが、この話はまた別の機会に。



【第5章 国鉄急行形電車の終焉】
さてついに、今年2020年10月3日から七尾線用に投入された新型521系100番台が運用を開始。
2021年3月までに、七尾線の413系と415系の全車両を置き換えることが報じられました。
☞521系100番台七尾線投入(Response)
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413系に連結され、415系800番台に混じって七尾線で生き長らえた、
最後の急行形電車『クハ455-700番台』
1958年の153系から始まった、日本の急行形電車史62年の最後を飾り、その役目を静かに終えることになります。
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(参考)
『Wikipedia』
『国鉄型車両ファイル』
『Response』
『乗りものニュース』
☞通勤電車なのに「洗面所」 ああ懐かしい「最後の国鉄急行形」455形700番台


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Posted at 2020/11/25 06:51:51

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この記事へのコメント

2020年11月25日 12:34
こんにちは
また1つ古き良く国鉄車両の引退で寂しくなります(>_<)
食パン型と同じくらい好きだったので(+_+)
まだまだ使えそうなので、塗り替えて他線で活躍しないですかね?若しくは海外へ?
コメントへの返答
2020年11月26日 8:55
こんばんは(^^)/
103系と双璧を成す『国鉄電車』の顔です。残るは113系、115系と415系近郊型のみになりました。
車体は質実剛健だと思います。だから「Weat Express銀河」の117系は車齢40年でも改造に耐えられるのですね!?
インドネシアには203系や205系が多く輸出されています。
p(^^;)
2020年11月25日 15:05
お疲れ様です(^.^)
私は直流153系から始まって交直流タイプの475系にお世話になりました😊。
153系の低窓タイプが大好きでした。ライトもシールドビームが出てきて顔もいろいろ変わりましたね。
475系は『つくし』や『玄海』に乗っていました。
寂しくなりますねー
コメントへの返答
2020年11月25日 17:05
山陽本線下関口は、80系旧国のあと153系が普通列車運用にも就いていましたね。低窓クハ153が無地の大型ヘッドマークで走る姿に哀愁がありました。この顔、原形大目玉からシールドビーム、タイフォンもシャッター付きだったりスリットだったり、同じように見えてバリエーションがありました。九州も交直流急行電車が百花繚乱でしたねー。ビュッフェのサハシをつないだ『つくし』『玄海』、懐かしい…。
<(^^;)
2020年11月25日 18:51
小学生時代、165や455にはお世話になりました。
ヘッドマークのついた ”佐渡” や ”つくばね” など好きでしたね〜
東京駅に行くと前面オレンジの東海道型見られて新鮮でした。

個人的には大型前照灯が好きでした。シールドビームになって悲しかったです。
コメントへの返答
2020年11月25日 19:37
上野駅には165系,169系に451,453,455系も出入りして、直流も交直流も一緒に見られた訳ですねー。
私、富山生まれですが、幼少の頃、伊丹の祖母の家に行くときは、485系の「雷鳥」ではなく、471,473,475系の「立山」に乗った記憶のほうが強いです。まだ特急の敷居が高い時代でした。
米原から東海道本線に入り湘南色の153系や113系を見て「なんだか都会に来たんだなー」と、子供心に感じていました。
f(^_^)
2020年11月25日 20:11
すごく詳しい解説ですね(^^)/
周遊券で急行ばかり利用した学生の頃の貧乏旅行を思い出しました。
ところでこのクハ含む編成は、噂では越後トキメキが引き取りイベント用にするという噂です。
コメントへの返答
2020年11月25日 21:06
いえいえ、備忘録を兼ねてまとめてみました。
なるほど~♪えちごトキめき鉄道の鳥飼社長は、いすみ鉄道社長時代に、JR西日本,糸魚川地域鉄道部のキハ52と高岡鉄道部のキハ28を譲り受け、動態保存を実現した方。JR西に働きかけ、クハ455付き413系を譲り受ける話はありそうですね!?
トキてつの乗り入れるあいの風とやま鉄道には413系も配属されており、かなり現実的です。実現したらいいなー。
\(^^)/
2020年11月25日 21:39
今晩は!お邪魔します~(^^♪

鉄道ピクト〇アル最新号が電車特急の特集だったので、興味深く拝見しました!
特急を補完する脇役的ポジションでしたが、亜幹線や地方私鉄へ直接乗り入れしたり、急行全盛期が庶民の懐にも高度経済成長期の陰の功労者でしたよね⁉

そんな国鉄末期は先頭車不足から色々な種車を魔改造してましたね!
鉄ちゃん少年当時それが‟萌えポイント”でした~(^^;)

自分もえちトキ社長に就任したあの方の動向に注目しています♪
(長総に保留中の189系も…⁉)

コメントへの返答
2020年11月25日 23:01
こんばんは(^^)/

ピク最新号が電車特急特集だったのですね?
スハ43系や80系電車から発展した急行形電車ですが、通勤輸送も考慮した1000mmの片開扉を採用し各系列に受け継がれました。私見ですがその最後を飾ったのは、車体断面とドア配置に共通点のある185系と思っています。475系は富山地鉄に、169系は長野電鉄に乗り入れていましたね。

クハ455だけでも色々な改造車がありました。クハ455-200はサハシ455を、クハ455-300はクハ165や169を改造。クハ455-400はクモハ165を電装解除、クハ455-500はサハ165を、クハ455-600はサロ455と165を改造。600番台は急行形サロの2連下降窓(一部はユニット窓)が異色な先頭車でしたね。

あさま色の妙高号189系も噂が飛んでますねー。

余談ですが鳥飼社長、「リニア鉄道館」の屋外展示117系がN700に置き換えられたとき、玉突きで117系2両とクロ381が押し出され、バックヤードで保管ではなく、浜松工場で解体されたニュースには『これは博物館ではなくタダの営利施設である』と、本気で怒っておられました。
私も『この親会社にしてそうか』と思いました。
2020年11月25日 22:41
私が小さい頃には新快速もすでに117系電車だったので、国鉄急行形電車に乗車することはありませんでした。

この顔を見ると113系近郊形電車を思い出してしまいます(*^_^*)
113系を初めて見たのは関西本線の奈良行き快速で、ヘッドライトはシールドビームでした。
その直後に阪和線の和歌山行き快速を見たのですが、シールドビームでは無く白熱灯のデカ目だったので、何となく怖かったのと、非常に驚いたのを思い出しました(・・;

当時はデッキ付きのオールボックスシートの急行型電車で長距離を走っていたんですね。
あのシートで長距離移動……
疲れなかったのでしょうかねぇ?(・_・;)
コメントへの返答
2020年11月26日 8:37
リラさんは、旧客スハ43系や165系、475系電車、キハ58系の夜行急行には乗られたことはないのですね…。
昔はボックス席4人掛けの夜行が当たり前。電車や気動車は冷房化しましたが、急行「能登」や「越前」は私が大学生になる頃までは10系+43系でしたから、ハザは非冷房の4人掛け…。

だから10系や20系寝台の、幅52cm3段でも、冷暖房完備で横になって移動できるだけで、全然快適だったのです。
今じゃ考えられませんけど。

475系急行に大阪発博多行の『つくし』別府行『べっぷ』というのもありました。山陽路を7時間以上走り続ける列車でしたね…。

117系が登場した1979年頃はまだ、急行「伊豆」や「東海」は153系か165系でしたし、北陸線475系急行「立山」「ゆのくに」が大阪まで乗り入れ、北陸線内は「くずりゅう」が走っていました。
また宮原運転所には165系と修学旅行用167系が配置され、1990年頃まで、大阪-松本・信濃大町間の臨時急行「ちくま」「くろよん」に使用されました。なので90年代までは、大阪駅には急行形電車が出入りしていたことになります。

私のボックス席乗車最長記録は、大阪-青森間「急行きたぐに」の12系に19時間。意外と耐えられるものです。

ちなみに、スハ43系の背もたれのでっぱりは、手すりではなく、頭を預ける枕なのです。これの有る無しで寝心地は大違い。運用変更でオハ35が紛れているときはそれを避け、スハ43系に乗りました。
2020年11月25日 23:11
再コメ失礼致します…汗

鉄道ピクト〇アル最新号の件
×:電車特急
〇:急行電車特集の誤りでした…滝汗

そして、えちトキ社長さんは国鉄型ファンの最後の砦?
何かと目が離せません~(^^♪

JR海・・・コロナ渦以降、何かと目論見が狂いそうですね⁉
コメントへの返答
2020年11月25日 23:25
いえいえどうぞ。

鉄道ピクトリアル1月号ですね。
<(^^;)これは読みたいですねー。

鳥飼社長がいなかったら、営業路線を走るキハ52とキハ28は、とうに無くなってたのでしょうね。
413+455のトキ鉄入り、ぜひ実現して欲しい!?

経済成長の神話が崩れた今、リニアなんていらないと思います。あ、北陸新幹線敦賀開業も中途半端だし。こちらも開業が2年伸びました。
奢れるものは久しからず、名古屋駅で見た『駅員が通路真ん中を歩き、乗客が端を歩く様子』には「この会社は客を歩く荷物としか見てないのか」と思いました…。
<(-_-;)
2020年11月26日 0:46
昭和55年前後、私が一番鉄道に熱をあげていた頃、457系の北陸急行が少しずつ雷鳥に置き換わっていくのを寂しく感じてました。立山とゆのくにがなくなると聞いて、確か昭和57年の秋頃、廃止の一月ほど前に大阪から金沢だっけかな?までゆのくにに乗りましたが、名称入り切符が欲しくて買った指定席のお客さんは私とあと一人おばさんだけで、知らない二人しか乗ってないに向かい合わせで乗った覚えがあります。
わざわざ米原経由で金沢にはいかないよなーと無くなる理由に納得したものです。
スマートな急行型が好きで、もう少し早く鉄道好きになってたら、中央線のサハシにも乗れたのになぁと悔しい思いをしたのを思い出しました。でも、153系の新快速や名古屋行き急行比叡とかにも乗りましたし、在来線の選択肢がバラエティーに富んだいい時代を経験できたほうなんでしょうね。
コメントへの返答
2020年11月26日 1:24
全盛期の北陸線急行「立山」「ゆのくに」は、サロ2両にサハシもつないだ12両編成でしたが、末期はクモハ+モハ+クハかクモハ+モハ+サハを3ユニットつなぎ、間にサロを挟んだ10両編成でした。
「立山」は湖西線経由でしたが「ゆのくに」と「きたぐに」は頑なに米原経由でしたね。

中央線のサハシは蕎麦屋もあったそうです。たまに人手不足で売店のみのサハ164が来ると、がっかりした人も多かったらしく…。

「比叡」も遅くまで残りましたね。末期は「新快速」や「鷲羽」と共通編成になり、ブルーライナー「比叡」もありました。もちろんヘッドマーク付き。

確かに、新幹線並行路線でも優等列車が残るいい時代でしたねー…。
2020年11月26日 2:37
こんばんは。(^O^)
急行型の情報とても参考になります!さすがです!
クハ455-700番台の引退・・・急行型最後の生き残りでしたので本当に残念ですね。来年のダイヤ改正まで無事に走り切って欲しい。

鉄博にあるクモハ455-1は実際に乗車したことがあったり、自宅の本棚にある山と渓谷社のムックに掲載されていたりと縁を感じてしまう車両です。「まつしま」「ときわ」「東海」「アルプス」に乗った子供の頃を思い出しました。

コメントへの返答
2020年11月26日 8:10
おはようございます(^^)/
あくまで413系の制御車でしたので、実際はクハ455-700が急行運用に就いたことは無い訳ですが、国鉄急行型の面影を留める貴重な車両であることは間違いありません。

鉄博のクモハ455-1、車内は近郊型改造後のままですが、原形大目玉でキレイな交直流急行色に復元されていますねー。ほかにもクハ455-2とモハ454-4がランチトレインとして実用展示されており、3両の455系が保存されているのは嬉しいです。
<(^^;)
2020年11月29日 14:38
こんにちは〜
学生の頃、秋田から大阪まで乗り継ぎ旅をする時には、直江津〜富山間は475系でした。エンジのボックスシートが懐かしいです。2009年頃訪れた際は、475系、キハ58系、485系、24系寝台車がまだまだ活躍していて、最後の国鉄王国という感じでしたね〜。
コメントへの返答
2020年11月29日 17:10
こんにちは(^^)/
エンジ色シートはJR西になって張り替えられたもので、国鉄時代はご存じ青色生地に薄緑色の壁板でした。
急行「しらゆき」が電車化されていたら、3電源方式の457系が専用化された唯一の存在になるところでしたが、「白馬」や「きたかみ」との併結のため、最後まで架線下DCでしたね。のちに福井-青森間の485系特急「白鳥」に格上げされてしましました。
(^^)b

プロフィール

「@バツマル下関 さん、木造3階建ての旅館が川の両岸にところ狭しと並び、旅情がありました。」
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柴犬のLEN吉、本名「レン」永遠の12才です。 クルマでお出かけするのが大好き。 イベントで見掛けたら、声を掛けてください。 (^^)/
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