これに対し日産は、「e-Power」のことを「電気自動車の新しい形」と宣伝していましたが、これはEVにエンジン式発電機を組み込んだもので、後で述べるシリーズハイブリッドになります。
今や、電気自動車の代表格となった日産リーフ。
鉄道の場合、元々電車というものがある訳ですが、ここではバッテリー(蓄電池)で走るかどうかということがクルマとの類似性になります。
鉄道総研LH02形試験電車、架線バッテリーハイブリッドLRV。
ここでのハイブリッドとは、架線集電とバッテリー走行が可能という意味になります。
富山県高岡のLRT万葉線で試験走行したことがあります。交流電化の北陸本線を横断して非電化の城端線や氷見線に直通することも可能で、城端線と氷見線のLRV化構想で採用される方式、とのうわさもあります。
JR九州のBEC819系、非電化の香椎線で使用されているバッテリー駆動電車。
架線集電して通常の電車走行するほか、走行用バッテリーを装備しています。
JR東日本のEV-E801系、JR九州BEC819系の技術を導入して開発。
秋田の非電化路線男鹿線で使用中。
終点では、パンタグラフを剛体架線に当てて急速充電します。
最新の東海道山陽新幹線車両N700Sも、バッテリー走行が可能です。
SiC半導体の使用で機器の小型化が可能になり、空いたスペースにリチウムイオンバッテリーを搭載。停電時のサービス電源用のほか、30km/h程度で自力走行して最寄り駅に退避させるための走行用電源となります。
バッテリーを使わない電動化車両としては、日産の「e-4WD」がありました。
前輪と後輪の速度差からスリップを検知すると、直ちにエンジン直結で発電した電気により後輪をモータ駆動する、スタンバイ4駆。
この方式をハイブリッド車と呼ぶかどうか、ということも議論になりました。広義ではハイブリッド車となるのではないかと。
キューブe-4WDです。後輪をブラシ付き直流モータで駆動します。
バッテリーは持たないもののエンジンで発電した電気でモータを駆動するこの方式は、鉄道車両としては結構古くからあります。
1957年登場のDF50形電気式ディーゼル機関車。
0番台はスイスズルツァー社と技術提携した三菱重工製直列8気筒1060馬力のエンジンを搭載し、100KWモータ6機を駆動。500番台はドイツMAN型エンジンを搭載し1200馬力にアップ。
低出力ながら、タップ切替えの直流電気機関車と違い、出力を連続可変できるので粘着性能が高く空転しにくいため、意外に重宝され、弱め界磁制御を駆使して高速運転もできることから、山陰や九州の地方幹線では寝台特急もけん引しました。
JR東日本のGV-E400系は、近年開発された電気式ディーゼル車両です。駆動用のバッテリーは搭載していません。
半導体技術の進歩で機器の小型化と高出力化が可能になり、ディーゼルエンジンで直接車輪を駆動する方式は過去のものになりつつあります。
GV-E400系は八戸線や五能線に投入され、国鉄型40系気動車の置き換えが始まりました。
ハイブリッドではないので、バッテリーは搭載していません。
北海道と中京地区で貨物列車を牽くJR貨物のDF200や、ななつ星in九州の牽引機DF200-7000番台も電気式のディーゼル機関車です。
DF200-7000番台+77系客車 ななつぼし in 九州
さらに、電化区間ではパンタグラフから集電し、架線の無いところはディーゼルエンジンで発電して走るEDC(ディーゼルエレクトリック)方式なのが、JR東日本のクルーズトレイン、E001系「トランスイート四季島」。
イイね!0件
福岡クラシックカーミーティングエントリー受付中! カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/03/08 09:50:27 |
![]() |
第17回門司港ネオクラ 先行エントリー受付開始! カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/03/01 08:04:40 |
![]() |
来年のイベント開催予定 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/01/23 16:35:38 |
![]() |
![]() |
AE86LEVIN (トヨタ カローラレビン) *4年落ちのワンオーナー車を中古で手に入れて34年。 *2012年レストアを決行して内外 ... |
![]() |
クロスオーバー7 Ⅱ (スバル エクシーガ クロスオーバー7) 22万7323kmを走破したトラヴィックの後継車としてLEN吉家にやってきた初代LEN吉 ... |
![]() |
スズキ ジムニー 結果的に⁉ テリオスキッドの後継車となった日常の下駄車。 14万6172キロメートルを地 ... |
![]() |
ダイハツ テリオスキッド 2004年式 (2008年5月購入) 日常の足から娘の通勤車として活躍後、その任をジムニ ... |
2025年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2024年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2023年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2022年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2021年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2020年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2019年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2018年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2017年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2016年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2015年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2014年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2013年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!