• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2020年12月17日

【電動化の流れ】 クルマと鉄道、比べてみると?

【電動化の流れ】 クルマと鉄道、比べてみると?
タイトルの画像は、JR東日本がトヨタ自動車と共同開発する燃料電池電車FV-E991形。鉄道会社と自動車メーカがコラボレーションして、鶴見線で実証実験を行うとのこと。





日本政府は、2030年代半ばまでに、ガソリン車、ディーゼル車の販売停止を発表!
東京都はさらに前倒しして、2030年までに内燃機関駆動車を販売停止する方針を打ち出しました。

☞クルマの電動化は世界的な流れになっていて、各国同じような時期にガソリン車、ディーゼル車の新車販売を禁止することを発表しています。

内燃機関駆動車の廃止は、世界的に見えざる力で動かされているような状況ですが、それに対する反論や嘆きはちょっと置いといて...。

クルマの電動化と鉄道界の動きを比べてみることにします。


ここで、ハイブリッド車についてちょっとおさらい。
10年ほど昔、お客様への説明用に作った資料ですが、基本的なことは変わらないので、これで説明します。

ハイブリッド車には大きく分けて3つの種類があります。
1.一台のモータ/ジェネレータで加速時にエンジンをアシストし、回生ブレーキで充電するパラレル式。
2.エンジンで発電した電気でモータを駆動して走行する、シリーズ式。
3.モータと発電機の両方を組み合わせ、状況に応じてアシスト、回生、EV走行を可能にするシリーズパラレル式。
alt

さて、何故世界のクルマが電動化に向かうのか?
それは『化石燃料の使用を減らし、温室効果ガスの排出を減らすため』と、言われています。

これも10年ほど前の資料で、10.15モード燃費が時代を感じますが。
単位当たりの比較は今も変わらないので、このまま説明すると、
エンジンで化石燃料を燃やす場合が最も排出量が高くなりますが、温室効果ガスを排出しない燃料電池車の場合、水素をどのようにして作るかによって、その存在意義が変わります。

実際には、さらにその自動車を作る過程で発生する温室効果ガスを加えることがより正確な比較になります。
alt



今回のお題は「クルマと鉄道車両の電動化比較」ですが。
元々鉄道には、架線から集電してモータで走る「電車」というシステムがある訳です。
最近は、内燃動車、いわゆるディーゼルカーを電動化する動きが広まりつつあります。

これにより、従来気動車という棲み分けができていたものが、必ずしも当てはまらなくなる車両も生まれています。





では、まずは、パラレル式ハイブリッドから。
構造的に「1モータシステム」とも言われ、1台のモータ/ジェネレータでエンジンをアシストとして、ブレーキ時は発電して電力を回生しバッテリーに充電。
alt

クラウンの「マイルドハイブリッド」は、スタータージェネレータを利用してアシストと回生させるパラレル式。alt

トヨタでは簡易ハイブリッドの位置づけでした。
alt

スバルXVハイブリッドもパラレル式です。
alt

ホンダのハイブリッド車の多くや、日野のトラック、バスのハイブリッド車もこの方式。
日産のフーガ、スカイラインもパラレル式ですが、エンジンとモータ、ATの間にクラッチを設けて動力を切り離し、EV走行も可能にしています。

鉄道には、パラレル式に相当する車両はありません。鉄道車両のディーゼルエンジンは大きいので、モータで直接アシストする方式は適さないようです。




次に、わかりやすい比較ということで、電気自動車について。
日産では100%電気自動車と言っていますが、単純にEV(Electronic Vehicle)、あるいはPEV(Pure EV)やBEV(Battery EV)とも言われます。

これに対し日産は、「e-Power」のことを「電気自動車の新しい形」と宣伝していましたが、これはEVにエンジン式発電機を組み込んだもので、後で述べるシリーズハイブリッドになります。
alt

今や、電気自動車の代表格となった日産リーフ。
alt

鉄道の場合、元々電車というものがある訳ですが、ここではバッテリー(蓄電池)で走るかどうかということがクルマとの類似性になります。

鉄道総研LH02形試験電車、架線バッテリーハイブリッドLRV。
ここでのハイブリッドとは、架線集電とバッテリー走行が可能という意味になります。
富山県高岡のLRT万葉線で試験走行したことがあります。交流電化の北陸本線を横断して非電化の城端線や氷見線に直通することも可能で、城端線と氷見線のLRV化構想で採用される方式、とのうわさもあります。
alt

JR九州のBEC819系、非電化の香椎線で使用されているバッテリー駆動電車。
alt

架線集電して通常の電車走行するほか、走行用バッテリーを装備しています。
alt


JR東日本のEV-E801系、JR九州BEC819系の技術を導入して開発。
alt

秋田の非電化路線男鹿線で使用中。
終点では、パンタグラフを剛体架線に当てて急速充電します。
alt

最新の東海道山陽新幹線車両N700Sも、バッテリー走行が可能です。
SiC半導体の使用で機器の小型化が可能になり、空いたスペースにリチウムイオンバッテリーを搭載。停電時のサービス電源用のほか、30km/h程度で自力走行して最寄り駅に退避させるための走行用電源となります。
alt




バッテリーを使わない電動化車両としては、日産の「e-4WD」がありました。
前輪と後輪の速度差からスリップを検知すると、直ちにエンジン直結で発電した電気により後輪をモータ駆動する、スタンバイ4駆。
alt

この方式をハイブリッド車と呼ぶかどうか、ということも議論になりました。広義ではハイブリッド車となるのではないかと。

キューブe-4WDです。後輪をブラシ付き直流モータで駆動します。
alt

バッテリーは持たないもののエンジンで発電した電気でモータを駆動するこの方式は、鉄道車両としては結構古くからあります。

1957年登場のDF50形電気式ディーゼル機関車。
0番台はスイスズルツァー社と技術提携した三菱重工製直列8気筒1060馬力のエンジンを搭載し、100KWモータ6機を駆動。500番台はドイツMAN型エンジンを搭載し1200馬力にアップ。
低出力ながら、タップ切替えの直流電気機関車と違い、出力を連続可変できるので粘着性能が高く空転しにくいため、意外に重宝され、弱め界磁制御を駆使して高速運転もできることから、山陰や九州の地方幹線では寝台特急もけん引しました。
alt

JR東日本のGV-E400系は、近年開発された電気式ディーゼル車両です。駆動用のバッテリーは搭載していません。
半導体技術の進歩で機器の小型化と高出力化が可能になり、ディーゼルエンジンで直接車輪を駆動する方式は過去のものになりつつあります。
GV-E400系は八戸線や五能線に投入され、国鉄型40系気動車の置き換えが始まりました。
alt

ハイブリッドではないので、バッテリーは搭載していません。
alt

北海道と中京地区で貨物列車を牽くJR貨物のDF200や、ななつ星in九州の牽引機DF200-7000番台も電気式のディーゼル機関車です。
DF200-7000番台+77系客車 ななつぼし in 九州

alt

さらに、電化区間ではパンタグラフから集電し、架線の無いところはディーゼルエンジンで発電して走るEDC(ディーゼルエレクトリック)方式なのが、JR東日本のクルーズトレイン、E001系「トランスイート四季島」。

新幹線対応で架線電圧が違いATCも異なる青函トンネルも自力走行でき、北海道にも直通しています。
alt





このEV駆動方式にバッテリーを加えたのが、シリーズハイブリッド。
パワーの流れとしてはシンプルな方式。
alt

シリーズハイブリッドとして今ポピュラーなのが、先にも書いた日産の「e-Power」。
海外では、電池走行(EV走行)をメインにして、充電が切れたあとはエンジンで走行できる、という意味で「レンジエクステンダー」という呼び方をされることもあります。
e-Powerは逆に電池容量を最小限にして発電走行をメインにしています。


以前、レンタカーで乗ったことのある日産『NOTE e-Power』。
アクセルとエンジン回転数が一致しないのが何とも違和感でしたが、バッテリー容量が大きくはないので、アクセルに少し遅れてエンジン回転数が上昇することも。
動き自体はスムースでした。
alt

シリーズハイブリッド方式の、JR東日本キハE200系、小海線で運用。
alt

HB-E210系 仙石東北ラインとして、交流電化の東北本線仙台から直流電化の仙石線へ直通運用についています。
alt

電気式ディーゼル車両GV-400系の主回路にバッテリーを組み込んだ方式。
登場はこちらの方が早いので、コレからバッテリーを外したのがGV-E400系とも言えますが。
alt


JR東海の次世代特急車「HC85系」もモータ駆動のシリーズディーゼルハイブリッド車。
alt

高山本線で試運転中のHC85系、ワイドビューひだキハ85系の車内から撮影。
alt


JR西日本のクルーズトレイン「TWILIGHT瑞風」の87系寝台気動車も、ディーゼルエンジンで発電しバッテリーも搭載して、モータを駆動するハイブリッド車です。
alt



さて、トヨタ自動車が得意とするシリーズパラレルハイブリッド。
複雑ですが、アシスト、電力回生、EV走行など、走行条件に応じて最適なモードを選択できる構造。
alt

トヨタのシリーズパラレルハイブリッドは初代プリウスから始まりました。
これは現行プリウスの前期型。。
alt

トヨタハイブリッドシステム(THS)の基本構造。
左にあるエンジンと、発電機、モータを、遊星歯車式無段変速機で直結して、トルク特性差のあるエンジンとモータを協調制御します。

alt

さらに充電走行を可能にしたのが、プラグインハイブリッド車の「プリウスPHV」。
alt

鉄道車両では、1台の車両でこれだけの複雑なシステムを組み込んだものはありませんが、異なるパワートレインの車両同士を協調制御している例はあります。

JR北海道キハ201系気動車+731系交流電車の協調運転。手前3両が気動車キハ201系で後ろ3両が731系交流電車。
alt

電車とディーゼルカーのトルク特性は違うので、単純にお互いが速度を上げようとすると加速度差が歴然としてギクシャクした動きになります。なので、731系交流電車の速度をディーゼルエンジンの特性に合わせて制御しています。

alt




そして、燃料電池車。
電池という言葉が付いていますが、水素と酸素を反応させる発電機のこと。

水素と酸素は反応するとエネルギーと水になります。このとき移動する電子を電力として利用するのが燃料電池。
水素を高圧にしてガソリン並みのエネルギー密度に圧縮することで、航続距離を稼ぐようにするわけですね。その圧力70MPaなので700気圧!?
alt

水素を化石燃料を使って作ると、温室効果ガスの排出やエネルギー収支からみて本末転倒になりますが、例えば、化学工業の基本、苛性ソーダ生成のバイプロでできる水素を有効利用するならば意味があります。現在は大気に放出。コレを利用しようというもの。
alt

トヨタの初代MIRAI、シリースハイブリッドのエンジンを燃料電池に置き換えたシステム。とトヨタは説明しています。
alt

2代目MIRAI。新世代のFRセダンを目指したようですが、果たして…。
alt

鉄道車両にも、まだ実験段階ですが燃料電池車があります。
これは、鉄道総研R291形燃料電池試験電車。ベースはJR西日本の223系。
alt


JR東日本の試験車、クモヤE995形燃料電池電車。
alt

そして、JR東日本が、トヨタ自動車、日立製作所と共同開発する、FV-E991系。
alt

鉄道車両が今すぐ水素で駆動する必然性は小さいものの、将来に向けて実証実験を行い、長期にデータを収集するのが目的とのこと。鶴見線での営業走行が計画されています。
alt





最後に、音鉄の楽しみ方を。


インバータ制御がGTOサイリスタ(ゲートターンオフサイリスタ)だった頃、その磁励振動音(変調音)が大きいことが問題でした。
これを逆手に取り、遊び心でドレミファの音階にしたのが、シーメンス製VVVF制御の通称「ドレミファインバータ」、京急電鉄で多く採用されました。
現在は、IGBTインバータ(インテグレーテッドゲートバイポーラトランジスタ)が主流になり、磁励音は小さくなっています。
京急線では、1000形33編成が唯一最後まで残ったドレミファインバータ車両です。






ブログ一覧 | 鉄学 | 日記
Posted at 2020/12/18 06:57:48

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

深夜徘徊。真ん中編です。(*´▽` ...
KimuKouさん

落とした代償💦
KP47さん

♦️Y's Club♦️vol. ...
taka4348さん

シトロエン2CVの虫干しをしてみま ...
新兵衛さん

本日のランチ
nogizakaさん

瀬戸内の優しい風 ( ● ´ ー ...
tompumpkinheadさん

この記事へのコメント

2020年12月18日 9:01
「ドレミファインバーター」ってのは知りませんでしたが、これは騒音を逆手に取った面白い考えですね…無くなっちゃったとは、残念ですっ(泣)

「電気自動車の新しい形」というキャッチコピーは、よく知ってるものにとっては笑っちゃう仕組みですけど、知らない人にとってはまさに「さすが、技術の日産だぁ!」って思ったことでしょうね。ここら辺の訴求は日産は巧みであり、ちょっとずるい気もしますが…でもそのおかげでe-Powerが救世主になったんですから、バカにはできません。「自動運転」もそのパターンでしょうけど…これはどうかなぁ???

電車との比較、これは面白いですよね。私みたいな素人には、意外なことばかりに見えましたっ!!!
コメントへの返答
2020年12月18日 14:14
サイリスタは交流波形をぶつ切りにして電圧制御(チョッパ制御のこと)するので、元々磁励振動音が大きいのですね。VVVFの初期車はGTOインバータばかりでしたから、各社とも発進時はキュイーンキュイーンと派手な変調音を響かせていました。

日産の「新しい形」のコピーは考え方は別に新しくもなく正直ずるいと思いました。社会インフラに依存するEVに業を煮やした日産がリーフのコンポーネントを生かして発電セットを搭載したのがe-Powerです。確かに電気駆動への抵抗感を下げる効果もありましたね。自動運転は…、高齢化対策、過疎地対策としては今後有効な場面も増えるのではと思いますが、私は死ぬまで自分で運転したい!

反対に自分でなかなか運転できないのが鉄道車両ですけど、形、音、仕組みなど色々な楽しみ方があります。
(^^)b
2020年12月18日 10:24
なるほどデスね。有意義でした
モーターで走らすという意味では
どうやって電力を載せるかなんですね
MIRAIと言う車が1つの方向性であっても
次世代車の主電源が見えるまでは
日本車の世界制覇は難しいと
行ったところでしょうか
とても魅力的な新型MIRAIですが




コメントへの返答
2020年12月18日 14:56
ちょうど今日の報道でトヨタ豊田章男社長が、政府の脱ガソリン車構想に苦言を呈していましたね。まさに、画竜点睛を欠くだと思います。火力発電の電気でも排出ガスを考えればダメで、原子力発電も燃料の製造には化石燃料を消費し使用済み核燃料の処理にも莫大なコストがかかる…。「原子力発電はクリーン」というのは政府の張ったまやかしキャンペーンなのに、未だその呪縛を抜けきれない…。
水素は水を分解すれば無尽蔵ですが、どうやって作るかということと、爆発限界が酸素濃度1%以下と低いので、安全性の確保がインフラ整備のポイントなのでしょうね。
<(^^;)
2020年12月18日 16:14
お疲れ様です😊

いろんなハイブリッドシステムがあるんですね。
列車もクルマもかなり複雑なシステムで動いているんですね。
昨年の北陸地方の豪雪による車の立ち往生、ここ数日関越自動車道で起こっていますが、EVが大半になるとどうなっていくんでしょうか…。
コメントへの返答
2020年12月18日 16:48
こんにちは(^^)/

内燃機関を置き換えるためにはどうするか?ということが如何に面倒なのか、なんですね。
EVの普及はインフラ整備が欠かせない訳です。技術的には電磁誘導での走行中の非接触充電なども検討されてはいます。でも低温になればバッテリー性能は急激に低下しますから冬道の不安は拭えません。
だから、のレンジエクステンダーでありプラグインハイブリッドなのでしょう。日常はEV走行し、いざとなったら自家発電して走り続けられるこれらのクルマが、現実的な解なのでは?と思っています。
<(- -;)
2020年12月18日 21:30
こんばんは〜LEN吉さん😊
何が何だか、
分からないので
コメントしようがありませんが
色んなシステムがある事は
わかりました😅

忙しくて、
顔出せてなくて
すいませーん💦

そちら暖かいんですよね??

でもコロナには
気をつけてくださいね!
コメントへの返答
2020年12月18日 22:39
こんばんは(^^)

まあ要は、薪を燃やしたり、石炭を燃やしたり、石油を燃やしたりして得ていたパワーを、ある日突然「電気に変えましょう」となったら何が起こるか?ということなのです。

そうですよ。マレーシアは赤道直下の国なので、一年中夏の国。それでもしっかり感染者は全土で日当たり1000人以上...。
南国でも感染者は続きます。


プロフィール

「@バツマル下関 さん、木造3階建ての旅館が川の両岸にところ狭しと並び、旅情がありました。」
何シテル?   04/22 06:11
柴犬のLEN吉、本名「レン」永遠の12才です。 クルマでお出かけするのが大好き。 イベントで見掛けたら、声を掛けてください。 (^^)/
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/4 >>

  12345
6 7891011 12
13141516171819
20212223242526
27282930   

リンク・クリップ

福岡クラシックカーミーティングエントリー受付中! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/08 09:50:27
第17回門司港ネオクラ 先行エントリー受付開始! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/01 08:04:40
来年のイベント開催予定 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/01/23 16:35:38

愛車一覧

トヨタ カローラレビン AE86LEVIN (トヨタ カローラレビン)
*4年落ちのワンオーナー車を中古で手に入れて34年。 *2012年レストアを決行して内外 ...
スバル エクシーガ クロスオーバー7 クロスオーバー7 Ⅱ (スバル エクシーガ クロスオーバー7)
22万7323kmを走破したトラヴィックの後継車としてLEN吉家にやってきた初代LEN吉 ...
スズキ ジムニー スズキ ジムニー
結果的に⁉ テリオスキッドの後継車となった日常の下駄車。 14万6172キロメートルを地 ...
ダイハツ テリオスキッド ダイハツ テリオスキッド
2004年式 (2008年5月購入) 日常の足から娘の通勤車として活躍後、その任をジムニ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation