
通勤中の電車やバスの中では、ほぼ読書してるか寝てるか(音楽聴きながら)です。
寝ていて乗り過ごした事は人生で1,2回しかないですが、読書中は何度もありますwww
昔は寝る前に寝床で読んだりもしましたが、最近は通勤中がほとんど。
今の職場が遠くて通勤時間がかなり掛かるので、通勤中の読書だけでもかなりのペースで読んでいるんですけどね。
ジャンルは基本的に
歴史小説が多いです。
最近読んだのは、宮城谷昌光の
「風は山河より」(全6巻)。
奥三河の
野田城主 菅沼氏三代(定則,定村,定盈)を通じ、
松平氏三代(清康,広忠,家康)を描く物語。
徳川家康は好きじゃないし、
菅沼って言われても全然知らなかったのですが、
武田信玄狙撃事件のあった
野田城城主で、その
野田城の戦いで小城を守り通し名を上げたのが
菅沼氏だってんで読んでみようと手に取りました。
家康の
岡崎松平氏が、まだ三河統一どころか分家が林立する中で、主流ですらない時代から始まります。
その後の戦国時代末期から江戸時代に、徳川譜代の家臣団として登場する牧野氏,井伊氏,戸田氏,奥平氏といった武将達が、家臣どころか敵対する領主だった時代です。
徳川家康は、関ヶ原~大阪の陣の頃の厚顔無恥ぶりが好きになれないけど、この辺の話はとても興味深く読めました。
全6巻読むのに、1月末から3月まで掛かったかな。

このあと読んだのが、近藤史恵の
「サクリファイス」。
自転車のロードレースを題材にした小説です。
弟が「是非読んでみ」と貸してくれたのですが、正直ちょっと迷惑でした。
と言うのも買ってあるけど、読んでいない本がまだあるから・・・
「この前読みたいと思ったあの本って題名何だったっけ?」って大抵なるので、興味を持ったものは即買いしますので。
でも「どうだった?」って弟に聞かれるとまずいんで取りあえず読んでみたのですが、これがメチャ面白い。
一見個人種目のように見えるロードレースが、一人のエースを勝たせるために他のメンバーが捨て駒になる、実はチームスポーツだってことがリアルに描かれています。
「リアル」ってもロードレーサーに乗ったことも無いけどねwww
主人公は、過去のトラウマの影響で自分が勝つ事に意味を見出せず、サポートとして走ることに喜びを見出すというかなり屈折した性格。
そしてちょっとミステリー風。
ロードをやっている訳でもなく、テレビ観戦もしたことが無く、調べただけで書けてしまうってのはスゴイなぁ。
厚い本じゃないこともあって、2日ほどで読了。
「エデン」って続編も出ているそうなので、楽しみです。

実は、小説以上のペースで買ってしまうのがコミックです。
週刊や月刊の漫画雑誌を買うことは無いのですが、単行本はかなりの量です。
今日は、本棚に入らず収拾が付かなくなってきたコミックと文庫を処分してきました。
こんだけ処分して、何とか本棚から溢れていたのが収まりましたww
まだまだ押入れ保管の20年モノがあるのだが・・・
ブックオフへ持っていったのですが、これだけの量になるとさすがに重い!
車の動きで倒れたり崩れたりしないようにするには、助手席にでも置いた方が良さそうなんだけど到底無理。
これ以上低いところでの上げ下げは、腰が悪くなりそうwww

ちなみに、これだけ売ってもB6判コミックで、8冊しか買えません・・・
そして・・・

新たにこれらも本棚に仲間入りしました。
・
GTロマン ストラダーレ 3巻
雑誌の方はご無沙汰ですが、単行本は買っております。バイブルですから。
・
JIN 仁 18巻
村上もとか 中高生の頃から好きな作家です。
・
GIANT KILLING 14巻
サッカー漫画はスポ魂になりがちですが、これは視点が斬新で面白いんです。
Posted at 2010/04/30 23:03:33 | |
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