「こくらじょう」では無く、
「おぐらじょう」です。
世間は連休初日の19日(土)に、埼玉県比企郡ときがわ町にある
小倉城に行きました。
埼玉県には、江戸時代に大名の居城となった城がいくつかありますが、どれも市街地化の中で破壊され、かつての姿を留めている城はありません。
しかし関東に徳川家康がやってくる前、後北条氏が支配していた時代以前の城跡がかなり充実しています。
小倉城もその一つで、嵐山町の
菅谷館,杉山城跡、吉見町の
松山城跡と共に
「比企城館跡群(ひきじょうかんあとぐん)」として
国指定史跡に広域指定されています。
実は、小倉城を攻めるのは、これで4,5回目になると思います。
ただこれまでは、同じ尾根続きにある
仙元山・物見山ルートのトレイルを、MTBで走りに来たついでに寄るだけでした。
汗だくになっているので、止まって城をじっくり見ていると体が冷えきってしまいますし、遺構を見るためにMTBを放置するのも嫌。
ということで、いままではぱっと見で分かる範囲しか見ておらず、詳細に見たことはありませんでした。
「所詮、松山城の支城でしょ。砦に近いんじゃないの。」という嘗めきった先入観もありましたし。
ごめんなさい。
私が悪うございました。
ここは、非常に興味深いです。
関東の中世山城では珍しい、石積みを多用した城であることもそうですが、比企地方の城の特徴とされる
「比企型虎口」が多用され、侵入者に対し徹底的に横矢を掛ける構造が明確に残されています。
小倉城は、こんなところ==>> ①,②
Googleマップで見ちゃう==>>
午前中、所用が済んでから「さて、何をしようか?」ということになり、考えた結論が2週連続の城攻めになりました(笑
いや~、それにしても蜘蛛の巣には参った。
最初は、よく見て歩いてたから全く被害に会わなかったけど、曇って日が陰ってきて見にくくなったのと、夢中になってきたのが重なって、デカイ蜘蛛の巣に顔から突っ込んでしまいました(笑
上半身が蜘蛛の巣に包まれましたとサ・・・
ひょっとしたら、白STに何か棲みついているかも・・・
Posted at 2009/09/22 16:17:18 | |
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城址探訪 | 日記