しゅうさん3のブログ一覧

　書き忘れましたが，
　up! GTI　の日本導入は間違いないそうです。
　どんなクルマかたのしみです。ASGよりもMTにしてくれたら良いですが・・・。

　さて2回目のポロ　beatsエディション　試乗です。
　今回は，まず高速。さすがドイツ車，高速でも安定しています。1.2ですが，余裕で走りをリードできます。ただ，やはり高速では風切り音とかがうるさい・・・。ゴルフの方が静かです。
　この車の面白いところは，Sモードにすると，はっきりとエンジン音が変わるのです。ギアも2段階ぐらい低くなります。ただエンジン音はがさつです。ふつうのゴルフやブルーGTは，Sにしてもたいして違いが分かりません。
　峠ではどうでしょうか。面白いことに，先行車がみなさん道を譲ってくれるのでビックリしました。煽っているわけでもないのですが・・・。きっと，その原因は，真っ赤なドアミラーです。これ目立ちますからねぇ・・・・。そして，ワインディングも，なかなかよく走ります。ただ，きついコーナーで，鼻を入れて，ステアリングを切って「よし，これでOK」と思ったときに，全く曲がらないのにはビックリしました。すごいアンダーステアです。今のFFは，タックインも起こらないのですねぇ。とにかく安定しています。しかしボディの剛性には古さが目立つ・・・。
　相変わらず，beatsエディションという名ばかりのオーディオは貧弱。せめて1万円ぐらいのスピーカーを使えよなぁ・・・と思いました。音質調整が，ふつうのゴルフやポロと同じく，低音，中音，高音しかないのにもびっくり。

　しかし，小さくて，静かで，安心してアクセルを踏めるいいクルマです。
　ただACCに慣れた私には，ACC無しは追突の危険が多すぎかな・・・笑

　ディーラーは「そんなに気に入りましたか」と半ばあきれ顔でしたが・・・

　また，夏タイヤにしたら試乗させてもらう約束をしました。

　どんだけ気に入ったんだか　　笑

　やはり，新型ポロの3ナンバー化は間違いないようです。
　https://www.autocar.jp/firstdrives/2017/04/24/218085/

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全長4053mm、全幅1751mm、全高1446mm、そしてホイールベースは2564mmである。
ちなみに現行モデルは、それぞれ3972mm、1682mm、1543mm、2470mm。
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　エンジンは，日本導入は1.0と2.0。2.0はGTIでしょうね。

　大きくなって，ますますゴルフに近づくポロですが，その立ち位置はどこになるのでしょうか。まあ選択肢が増えるのは良しとしましょう。

　ちなみにゴルフのサイズは以下の通りです。



全長4265mm、全幅1800mm、全高1480mm、そしてホイールベースは2635mm

　もう結構たちますが，ポロ　のbeatsエディションを2日間乗りました。
　結論から言うと，かなり気に入りました。

■外観
・ドアミラーだけが赤い
　これは軽自動車のようで嫌ですが，たしかに目立ちます。
・サイドのデカール
　少しはげてきていました。
・リアカメラ
　ゴルフはVWエンブレムの中に入っているので，汚れることもなく，とても快適ですが，なぜかポロシリーズは，外にカメラが出ているので，雨の日などはイライラします。特に下の方についているので，より汚れやすいです。
・ミリ波レーダー
　私も，Dの担当者も，レーダーがナンバー下についているので，てっきりACCがついているのだと思いましたが，実はフロントアシストしかついていません。オプションに設定してほしいーーー。



■内装
・シート
　これ，最高です。ブルーGTやRのシートよりもいいです。ホールド感があるレカロに似た堅いシートで，表面には滑りにくい素材を使っていて，ものすごく気に入りました。このシートだけでも買いかも。
・USB端子
　beatsエディションには，あのクソのような「純正ナビ」がついていません。なんとスマホと連携して，アプリのナビを使うようになっています。そして「純正ナビ付き車」には設置されない，USB端子がセンターコンソールについています。「純正ナビ」設置車のUSB端子はグローブボックス内です。
・サウンド
　売りのサウンドですが，期待するとガッカリします。数万円掛けて，自分でオーディオを組み込んだ方がよっぽどいい音になるでしょう。まあ，でもふつーのポロよりは，もちろんいい音しています。ドンシャリ音になっていないのは評価しましょう。
・アンテナ
　すごく驚いたのが，FMアンテナの感度。アンテナはふつうのポロと同じものを使っていますから，レシーバーが違うのです。ブースターを入れているのかも。これまで乗ったどのVW車よりもラジオの感度は最高です。
・選局ボタン
　感心したのは，選局ボタン，ラジオ局を選んで，登録すると，勝手にラジオ局のアイコンで登録されます。これはすごく便利。ああ，ようやくここまで進化したか・・・。

■走り
・パワー
　1.2エンジンですから，ブルーGTと比較して「遅い」のヒトコト。しかも，出だしに，DSGのジャダーが感じられます。うーむ，初期のゴルフHLと同じだ。ただ，まあ気にしなければ，気にならないレベルです。
　回転が上がれば，パワーへの不満は消失します。必要十分なパワーで，追い越しもほとんど苦になりません。「日本の道路でこれ以上必要か」と思えるほどです。回転さえ上がれば，トルクが乗って，実に走りやすいエンジンです。
・振動，遮音
　beatsエディションだけあって，遮音のレベルがふつうのポロと段違いです。スタッドレス（WinterMAXX）をはいていたのですが，ふつうのポロと比較すると，驚くほど静かです。これならゴルフのレベルです。しかし，問題は，振動，路面の状況がハンドルにダイレクトに反応されています。ハンドルにこんなに振動が来るクルマには，久しぶりに乗りました。まあ，慣れれば，「路面情報が伝わっている」と思えばいいか・・。
・ステアリング
　個人的には，もっと重くてクイックなのが好きですので，左右折時に，たくさん回さなければならないのに，ちょっと閉口。
・サス
　これは絶妙です。ベストバランスと言っていいかも。実に素直でわかりやすいサスペンションです。峠を攻めてみたくなる感じですが，ガチガチではなく，しなやかです。街中は，ひらりひらりと走れます。

・燃費
　まあまあです。ブルーGTが20km/lで走るところを，こいつは22km/lで走ります。
　ただゴルフHLの方がもっと燃費は良かったです。

■結論
　想い出すのは，スターレットです。あの「かっとび感」があるのです。かつてのスターレットは「峠のお友達」でしたが，似たような雰囲気を感じます。もちろん，ボディ剛性だけは，段違いにポロがいいですがね。
　かなり，本気で欲しくなりました。実にたのしい車です。
　試乗が終わって，ブルーGTに乗ってアクセル踏んだら「速いーーーーーー」と絶句しましたが，ブルーGTとは，全く別にたのしめるクルマでした。安心してアクセルを踏めるクルマなのです。
　今まで多くの車に試乗してきましたが，一番気に入ったクルマかも知れないなぁ。

・歴代気に入った試乗車ランキング
１　ポロ　beatsエディション
2　ゴルフAlltrack
3　ゴルフ6

　しかし，試乗で気に入ったクルマを一台も所有していない私・・・。そして，ああ，全部VW車でありますなぁ。頑張れ国産車。
　新型ポロは3ナンバーになりますが，新型ポロが本当にたのしみです。

　試乗車といえども，ちゃんと手洗い洗車してお返ししましたよ。


■ご注意
　今度の週末に，またお借りして，ちょっと峠を走ってきます。
　その印象で，この評価は変わる可能性もあります。

　Dよりの情報で，いよいよ7.5ゴルフ日本で販売開始です。
　来月から日本に輸入され，豊橋のVGJで，全国の販売店スタッフを集めた説明会が行われます。
　そして，その後，全国のDへ移送されるわけです。公式な販売開始は，7月というところでしょう。
　ただ，様々な情報で明らかなように，シャーシなどに変化はなく，エンジンも1.4TSIのままのようです。
　かなりガッカリ・・・。


　新型ポロの日本導入は来年。そして，ゴルフ8の発表もドイツ本国で来年の予定ですから，7.5は魅力に乏しいですねぇ・・・。Dは「現行ゴルフが売れなくて困っている」とのことですから，期待していますが，さて・・・・。価格をぐっと下げてくれれば売れるかも・・・。