社外品プロペラシャフトに手を出す(その1)

NA6の走行距離も30万km近くなってきたので、そろそろ駆動系の大物パーツの交換を考え始めました。
でも純正パーツは昨今値上がりが激しく、プロペラシャフトなんか¥74,900 もするんでちょっと躊躇してしまいます。
そこで、海外の安価な社外品を試してみることにしました。購入はロードスター 用パーツも充実している通販サイトROCKAUTO。製品はCARDONEという知らないメーカーのもの。送料込みで¥36,000ほどだったかと。

発注から1週間ちょっとで届きました。
モノは中国製でした。

以前購入した中古の純正プロペラシャフト（下）と並べてみました。

全長は同じですが、ユニバーサルジョイントの位置が違ってますね。

デフ側も少し違ってます。ユニバーサルジョイントの動きは滑らかですが、少し硬めな印象でした。

先端部分の溝は同じ感じですが、社外品の方が出口に近い所まで刻んでありますね。

少し端折って取り付けシーンです。結論として、ギアボックス側への差し込みは問題なかったのですが、デフ側が正常に取り付けることができませんでした。

デフから出ているこのナットがプロペラシャフト側に当たって、フランジとの間に2mmくらいの隙間が空いてしまうのです。

これを見れば原因は一目瞭然。右は純正品のフランジ、左が購入品。窪みの形状が全く違います。社外品の方は窪みがすり鉢状で狭いため、デフ側のナットと干渉してしまうのです。

取り付けの際にガチャガチャやった時にデフ側のナットの角が当たった跡がうっすら見えます。
これでは付くはずないですね。
当たる部分を削るような加工が出来れば使えるかもですが、そんな術もなく。

販売サイトこ商品紹介には純正パーツのM091-25-100と互換性ありの旨の記載があったんですけどねー。ハズレでした。残念。

ROCKAUTOに状況説明と問題箇所の写真をメールしたところ、理解してくれてお詫びの返信と返金をしてくれました。後日Fedexから届いた送料の追加分¥2,500は自己負担となりました。

フランジの窪みの形状がネックになるなんて予想もしませんでしたが、勉強にはなりました。そして懲りもせず、ROCKAUTOのサイトに出ていた別メーカーのプロペラシャフトの写真を見てみると、フランジの窪みが純正同様に深いモノを見つけました！
One more try! その2に続く