配線の交換だけで得れる幸せ(オーディオ)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
400コペンのオーディオの配線を簡略したものです。
フロントの出力から、ドアスピーカーとピラーのツイーター「2つのスピーカーを一緒に鳴らして」います。
Cってのはコンデンサで、ツイーターに行って欲しくない信号をカットするフィルターです。
コペン乗りの方で「高域が耳に刺さる」ってのをたまに見ますが、ツイーターってのは基本高音のみしか出しません。
イコライザーで高域を下げればいいのでしょうが、それだとこもった眠い音になるかもしれません。
補足:容量は3.3μFで、スピーカーインピーダンスが4Ωだと12キロヘルツ付近のクロスオーバーになりますね(-6デシベル/オクターブ)
2
そこで、デッキで使ってないリアの出力を利用します。
ピラー内のコネクタを抜いて、配線を新たに設けます。
こうする事でドアスピーカーとツイーターで「別々に音量を設定できる」のと「デッキの出力をスピーカー1個に割り当てれる」利点が発生します。
さらに、タイムアライメント(位置の距離差による音の到達ズレを調整する機能)もより細かく設定出来ます。
幸い、コペンのスピーカーは水平位置ではほぼ同一上なので、左右差を合わせるだけでも音場は変わるのですが、距離の測りかたは色々な論があり、各々のスピーカーを設定出来るにこした事はありません。
コネクタ部分で結線すると思いますが、ツイーターのコンデンサは外さないでください(ダイハツ純正のプレミアムナビ=アルパイン製は前後各々でクロスオーバーを設定出来るんですが、難しい事は置いて、保険で残しましょう)
補足:図の配線は前後を入れ替えてます。これは、パイオニアのデッキにした時、高音スピーカーはフロントにつなぐよう指定される(ネットワーク接続)からです。
補足2:現行の純正ナビはプレミアム(アルパイン)スタイリッシュ(パナソニック)エントリー(ケンウッド)いずれもタイムアライメントは付いてます(サブウーファー出力はいずれも無し)
3
補足ですが、ダイアトーンやアルパインの「ディーラーオプション」スピーカーは独立接続か、まとめて接続かは把握できてません。
それと、ツイーターの配線を触るという事は、ピラーの内張りを外す事が必須です。
コペンの場合、これにはルーフ開閉をつかさどる部分の脱着も入るので、絶妙な調整が必要になる可能性があります。
また、配線を通し直すため、最低限デッキ周りの取り外し、グローブボックス、メーター周り(下を通すなら不必要)の脱着は発生します。
DIYでやるには凄くコスパ良いサウンドチューニングだとは思いますが、くれぐれも自己責任の上、行って下さい。
げ~げ~はツイーターだけ交換した時に、独立接続したのですが、それだけでも色々と調整幅が増えたので、純正スピーカーでの効果も望まれると思います。
4
余談:コペンにETC付けたり、TVアンテナ付けたりしてる人は「必ずルーフのキャッチを脱着してます」
ぶっちゃけ言うとディーラーのサービスマンでここを「最高の位置で調整できる人間」はほぼ居ないと思ってます(げ~げ~主観)
げ~げ~号はオプションはほぼ無し(マット、エンブレム)で卸して、新車のルーフヒンジのゼロクリアランス具合にびっくりしました。
その後、左を触り、先日のツイーター交換でついに右も触ってしまいました。
もちろんファクトリーでの最終調整は無くなってしまいました。
先日、知り合いが新車買う時の相談も「使う予定なければETC取り付け(ディーラーオプ)やめたほうが良い」とアドバイスしたのもこのためです。
現在はディーラーオプは各販売店に来る前に大きな「オプション取付工場」で付けられて来たりするのですが、それでもコペンファクトリーから出て、一度触っているっていう事実は知っておいても損は無いと思います。
※全て個人主観です。
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