トランクオープナースイッチ取り付け

なぜだか国内仕様のロードスターではオミットされている装備「トランクオープナースイッチ」を、よくDIY作業の参考にさせていただいているberumiyaさん謹製の取り出しハーネスを使用して取り付けます(メルカリで購入させていただきました。ありがとうございました)。

実は以前にちらっと紹介した、サイドマーカー点灯作業時にも住友製の取り出しハーネスを使ってカプラーオンで施工しています。飽きたら外して元通りにできるので、そういう面でのカプラーオンは有効ですね。

NDEREではポン付けが可能とか。楽ちんでいいなー

※写真は北米RFのGrand Touringのもの。いいなー白内装👀
https://carsandbids.com/auctions/9XblXMvO/2021-mazda-mx-5-miata-rf-grand-touring より

あくまでも今回は「私の感想として」お届けします。他にも実践されている方がいらっしゃるので、詳細な手順はそちらをご覧いただいた方が良いかと思います。


作業スペース確保のために、まずは屋根を開けてシートを外します。E12のトルクスで止まっています。フロント側は比較的簡単に回りますが、シート背面とバックパネルの狭間からしかアクセスできないリア側に挑戦してあらためてロードスターの狭さを実感...

合わせてロワパネルとスカッフプレート、ヒューズボックスのカバーを外します。

フロアに敷かれている発泡スチロール製スペーサーとか、足もとのESUカバーとか、色々外して手を入れる隙間を確保します。詳しくは先人たちの有意義な記事を参考にしてください。

色々撮り外して仰向けになって見上げるとこんな感じ。これでようやく今回の主役のBCMが見えてきます。

車内で仰向け・寝転がると、右手の感覚だけを頼りに作業を進めることになりますが、ココからBCMカプラーを見ることができます。場所の参考くらいにはなるかな？相変わらず超～見にくいですが。

私は身長166cmと比較的小柄なので取り回しは楽ですが、170cm以上ある人には大変な作業かも。

で、スイッチ(GJR9-66-630A)と結線。このスイッチが通販サイトなどに出品されているのをよく見ますが、送料込みで考えると圧倒的にディーラーで買った方が安い場合がほとんどです。

左ハンドル車だと、このスイッチ類は左側のロワパネルに配置されているのですが、右ハンドル車は当然右。BCM側から配線を引っ張ってくる必要があります。私はハザードと空調の吹き出し口の裏～イグニッションスイッチの裏側を通しました。
これまた超狭いので配線ガイドは必須です。

13時半に作業を初め、全て組み直し終えたのが16時半と約3時間の作業でした。

あちこち外して大掛かりな作業だったのに、見える部分での変化はわずかコレだけ。なんだか満足たっぷりって感じじゃないな―とか思ってしまったのですが、ボタンを押せばﾎﾞﾝｯとトランクが開くのはもちろん、夜にイルミ連動で光るスイッチを見ればそんなこと簡単に忘れてしまえるのです。あと、夏場にやるのは絶対避けたほうがいいですね。

「見えないところを手先の感覚を頼りにゴソゴソする」感じはEJ20のプラグ交換に似ている気がします(違うけど)。

純正ハーネスを生かしたい人・小柄な人にはおすすめの作業内容です。

取り出しハーネス、大変使い勝手のいいもので感謝感謝です。ありがとうございました。