2021年02月15日
今季開幕中止とNFL2020シーズン
そろそろ本業のジムカーナも開幕戦!と思っていましたが、関東地区戦第1戦は中止または延期と言うことで・・・。
今頃は開幕戦準備に追われている時期でしたが、これでしばらくお預けですね。
全日本開幕戦もてぎは参戦する予定ですが、これもどうなることやら・・・w
そして、コロナ禍でも準社畜生活は継続中ですがね^ ^
スーパーボウルも終わり、何とかNFLもシーズンを全うしたので今季の感想を書き溜めたものを放出しますw
開幕前、今季はコロナ禍と言うことでプレシーズンマッチもなく、トレーニングの制限もあり、専門家の間でも昨季までの体制が強く残っているチームが非常に有利であるとの予想であった。
開幕から順調に勝利を重ねていくチームは昨季王者チーフス、AFC北の強豪で開幕11連勝したスティーラーズ、殿堂入り確実なQBブリーズ要するセインツ、新体制2年目で現役最強QBロジャース率いるパッカーズ、NFCのプレイオフ常連のシーホークスと上記の予想に合致する強豪と呼ばれるチーム。
この他、プレイオフに進出したチームを昨季までの主力が多く残っているAチームとそれ以外のBチームの分類すると以下の通り。
Aチーム
チーフス(AFC第1シード14勝2敗)
ビルズ(AFC第2シード13勝3敗)
スティーラーズ(AFC第3シード12勝4敗)
タイタンズ(AFC第4シード11勝5敗)
レイブンズ(AFC第5シード11勝5敗)
ブラウンズ(AFC第6シード11勝5敗)
パッカーズ(NFC第1シード13勝3敗)
セインツ(NFC第2シード12勝4敗)
シーホークス(NFC第3シード12勝4敗)
ラムズ(NFC第6シード10勝6敗)
ベアーズ(NFC第7シード8勝8敗)
Bチーム
コルツ(AFC第7シード11勝5敗)
ワシントン(NFC第4シード7勝9敗)
バッカニアーズ(NFC第5シード11勝5敗)
ワシントンはNFC東地区が全チーム負け越しという事態のため参考にならないが、実質的にコロナ禍の中で補強に成功し、成長したチームは2つしかない。
特にAFCは昨季とプレイオフの顔ぶれがほとんど変わりが無く、5チームが同じ(昨季まではプレイオフ枠は6チーム)と言うことで、その傾向が顕著だった。
勿論、主力選手の怪我やシーズン全休があったチームも影響はあったにせよ、この傾向を見ればコルツやバッカニアーズのプレイオフ進出は偉業であったと思わざるを得ない。
そこでキーになるのがQBであることは当然の流れだが、バッカニアーズのGOAT(グレイテスト オブ オールタイムの略=史上最高の選手)ことブレイディとコルツのベテランQBリバースは移籍1年目で結果を残した。
これまでの長いキャリアとコーチングを受けたことのあるコーチ陣ならばある程度のスキームは出来るが、レシーバー陣とのプレーの完成度はすぐに出来るものではない。実際にシーズン中盤の10週前後まで両QBともにINTが多かったが終盤の5週はほとんどINTを喫していない。
この2人が非凡なQBであることの証左であると言える。
また、両チームともにディフェンスが安定したチームであることも幸いした。
失点が350点程度と真ん中より上のスタッツを残している。
ちなみに得点力もバッカニアーズがリーグ3位の492点とコルツがリーグ8位の451点と、QBの出来だけとは言えないが上々の成績。
更に「ちなみに」となるが、自分はチームの総合力を判断するときには得失点差を見ることにしている。強豪チームの中にあって、両チームとも上位ですねw
1位はレイブンズの165点。以下はごらんの通り。(プラスで10位まで)
2位セインツ145点
3位パッカーズ140点
4位バッカニアーズ137点
5位ビルズ126点
6位チーフス111点
7位スティーラーズ104点
8位コルツ89点
9位シーホークス88点
10位ラムズ76点
で、最下位はやっぱりジェッツのマイナス214点w
戦績はジャガーズの1勝15敗が最下位だけど、連敗街道まっしぐらだったからさ。仕方ない!
で、両チームともにワイルドカードでのプレイオフ進出ではあるが、プレイオフでの勝敗は明暗が分かれた。
このあたりはプレイオフでの勝ち方を知っているものとそうでないものとの差もあるが、チームとしての成長力が違ったのもあっただろう。
特にバッカニアーズはレギュラーシーズンの終盤での勢いに加え、スーパーボウル出場経験のある選手が多かったこともあり、試合の度に強くなっていったように思える。
実際にプレイオフに入ってから全ての試合で30点以上得点し、ターンオーバーもディビジョナル、チャンピオンシップ、スーパーボウルと複数回テイクしている。
また、主力にケガ人が少なかった或いは戻ってきたことも大きい。
チームとしてのまとまりはレギュラーメンバーが揃ってこそのことだからだ。
スーパーボウルの明暗を分けたのもこのことが大きい。
NHKの解説陣も言っていましたが、パワーランキングトップだったチーフスはQBマホームズのケガもさることながら、オフェンスラインの二人をケガで欠いたのは敗因の一つでしょう。
こうして考えるとバッカニアーズのスーパーボウル制覇は近年にない偉業であると言うことが出来る。
ブレイディ個人の凄さは言うまでも無いことだが、ケガ人の回復、サポートキャストを揃えたHCエイリアンズや、ディフェンス陣をまとめたDCボウルズを含め首脳陣の功績も見逃せない。
現地では来季もこの陣容を維持出来たなら連覇も夢じゃないと評判ですが、自分もその意見には賛成です。チームとしてのスキームが終盤に完成して強さを維持する。
これまでのペイトリオッツの「勝利の方程式」を実現しちゃいましたからねw
しかし、ペイトリオッツの凋落は残念です。
これも本場アメリカでの議論になっていましたが、HCベリチックかQBブレイディのどちらが「王朝」の立役者だったか?と言う命題に結論が出てしまいましたね。
来季は誰がQBになるか?興味は尽きません!
それと移籍一年目でプレイオフに導いたQBリバースは引退してハイスクールのHCに就任するとか。こちらも残念です!
そう言えば、上で得失点差がチーム力を図る目安だと書いて置きながら1位のレイブンズはどうなったかと言えばディビジョナルでビルズに1FGしか取れずに敗退しましたw
あのチームは良い意味でも悪い意味でも荒削りで若いチームなんですねw
正直、あの荒々しさはあんまり好きじゃないですが、戦績だけ見ればマホームズのチーフスに勝てる可能性は充分なんですがね・・・。
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Posted at
2021/02/15 20:27:17
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