三菱 アウトランダー試乗(代車使用)

外装は個人の好みなので多くは触れないが、
サイドドアのラインなど先代からの進化度は高い。サイズアップしたこともあるがコンセプトの威風堂々の通り、フラッグシップモデルらしい外観が与えられていると思う。


個人的に一番のハイライトは内装デザイン＆質感。 P専用のタンカラーの差し色の入ったセミアニリンレザー内装の質感の高さは、これまで正直古くさかった三菱車の内装が革命レベルに向上した(フルグラフィックメーター含め、正直かなり羨ましい...)。

電動車故、トルクの太さ・加速感は申し分なし。
正直、ECOモードとノーマルモードの違いが全く解らなかったが、あえてターマックモードなどにしなくともダルな感じは全くなかった。

ナビ使用時はHUDやメーター内に(後者は表示切替要)案内表示がされ、視線移動をせず運転出来るのが魅力。


ただ、そうなるとセンターのナビ画面には別情報(エネルギーフロー等)を映したくなった。
また、兄弟車のエクストレイルが12インチほどの大画面なのにアウトランダーはサクラ/ekクロスEVと同じ9インチとなるモニターなのは少々不満。

静粛性は言わずもがな、非常に素晴らしい。
乗り心地もすぐにバンプなどを吸収し収まりが良いものの、扁平率が高めな20インチなだけあってちょっとコツコツ感はあり。
これはレスOPなどで19,18インチの設定があれば
維持費的な面でも良いのではと思えた。

荷室の広さは確認したものの、実際に荷物の出し入れなど試せなかった。
ただし、ボディーサイズ相応に広い事は申し伝えたい。

貸与時は、ほぼ電欠状態(EV走行可能10km)。
また1泊2日の代車利用のため、充電用カードなどは貸してもらえず、電欠後はチャージモードなどで充電 or HEVとしての走行となった。

エンジン始動でもタコメーターが動かないと気づかないレベルの静粛性はあるが、発電を始めると2000～3000rpmと回転数はやや高めであったためか、エアコンも使用すると表示上で15km/L台と期待したほどではなかった。

代車(試乗車)のため、無評価