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シケイカ★フェンダーミラー将軍・発動篇のブログ一覧

2011年11月19日 イイね!

夢に、君が、出てきたよ。



それは悪夢だー!

イスラム聖戦士が表紙を飾り、『闘争』・『反乱』・『野心』・『戦術』・『地獄図』・『闘う男のたぎる血』等々、人畜無害な顔をした平和な軽ワンボックスには似合わない物騒な言葉が踊り狂ったカタログ(しかも最後は夢オチ)が素敵な、昭和60年式初代アトレー最終型LXを3号車として導入致しました。


11月3日のハチマルミーティング当日午前6時納車、いきなりイベントデビューというパフォーマンスをかましたところ、「イベントをナメきった存在感」、「流石達人は違う」、「勝てない」(?)等々、大好評を頂きました(笑)

元々この個体は愛媛県の水産会社(バンパーに中央卸売り市場の入場許可シール有り)の社長さんが、仕事用のハイゼットと同時にプライベートカーとして購入されたもので、あまり乗らずに倉庫にしまいっぱなしになっていたらしいです。

それが今年の7月くらいに、初代オーナー氏が高齢を理由に手放され、新車でこの個体を販売し、以後も定期メンテをしていたダイハツサブディーラーに出戻る事となり、程度が良かったので中古車として再販される事になりました。

GOOに掲載されていたので、ご存知の方もいるかもしれませんが、その時点でスープラの燃費と取り回しの悪さを苦痛に感じ、生存戦略の為に軽自動車への乗り換えを考えて良いタマを探しており、その情報を見て第一候補に上げていました。

しかし愛媛は遠過ぎ、諸事情により乗り換え計画自体が頓挫している間にGOOから消えてしまった為、売れてしまったものと諦めていました。

そうして、その後長年憧れたルプリさんを手に入れて、必要にかられてアシ車を探そうとヤフオクを見ていたところ、何故か名古屋の車屋さんから同一個体が出品されているのを見つけてしまいました!

早速問い合わせてみると、なんでも愛媛で売りに出ている間は、まったく問い合わせがなく不良在庫となっていたのを、こういった車が好きだから引き取って来たとのことでした。

ずっと気になっていた個体なので翌日の朝一番に現車確認に赴いたところ、食品を保管する湿度が少ない冷暗所にしまわれていたせいか、あちこち凹みや傷はあるものの錆は殆んど無く、内外装ともに新車の輝きを保ち、室内に至っては新車の匂いが残っている程のファベラスマックスさにすっかり痺れましたー


他にも問い合わせが多数入っていましたが「君みたいな熱い変態(自分では普通のつもりなんですが…)に乗ってもらいたい!」と、売りたくない位気に入っていたという売り主さんに認められ、スタート価格+〇万円で即決してもらいました。

程度の悪い現行型アトレーなら購入可能な金額で貧乏な自分には捻出するのは厳しかったのですが、愛媛時代に悔しい思いをし、更に先述の狂気のカタログに記載されていた『ここで夢がみれなきゃ、一億年後にまたおいで』という言葉に挑発されたこともあり頑張って購入する事にしました。

これは、きっと運命なのです!!
(……我ながら執念深いというか、粘着質というか、実にストーカーの素質充分ですな)

そんなこんなでお嫁に来たアトレー(まゆげ)さんでしたが、最初はアシ車として使い倒すのが勿体ないレベルの程度の良さなので、他の2台と共に一生モノのファミリーカーとして末永く大切にしていきたいです。
Posted at 2011/11/19 03:34:13 | コメント(8) | トラックバック(0) | まゆげ | モブログ
2011年11月16日 イイね!

遊ingターボ~街でハートは加速する~

遊ingターボ~街でハートは加速する~あまり画像が良くないですが、スーパーターボでは無い素のマーチターボ、しかも昭和62年の9月のマイナーチェンジで、それまでのイメージカラーの青/白ツートーンと入れ代わる形で設定された黒/銀ツートーンを纏う1型後期モデルは生産期間が短く、ハイパワーなライバル車の影に隠れて人気薄で販売台数が少なかった為、現存する個体は、かなり珍しいのではないでしょうか?

現車は自動車販売店の屋根付き車庫に保管され、非常に良い状態を保っており、平成13年の点検ステッカーから判断するに10年近く眠りについているようです。
閉店後だったので詳しく調査出来ませんでしたが、オプションのコーナーポールとシートカバー付きなのが確認出来ました。

非常に気になる車なので再度訪問してお話を伺おうと思います。

K10マーチといえば、『間違いだらけの車選び』で徳大寺有恒氏が“フィアット・ウーノと似たトールボーイでリアゲートの立ったジウジアーロ(イタルデザイン)のオリジナルデザインを見た。これをニッサンの首脳陣が理解せずに市販モデルのルーフが低くリアゲートが寝たデザインに改悪した”と記し、これが長く通説として流布しています。

ですが真実は異なり、ニッサンのデザイナーは法規と量産化対応の為の変更を除けば、ある一点以外はオリジナルデザインには一切手を入れていれていません!

その唯一の変更点が、特にニッサン側が指定していなかったのか、打ち合わせ不充分だったのかは今となっては分かりませんが、原寸大のモックアップモデルがイタリアから届いたら、パルサークラスのサイズでリッターカーというには大き過ぎてしまい、市販版の大きさに削って辻褄を合わせたというトホホな物でした。

最近マーチと同期期に開発されていたランチア・Y10のデザインコンペにイタルデザインが提案したデザイン案2つを見る機会があり、このうち一案がディテールを除けばマーチにそっくりでした。

当時のイタルデザインは同じデザインコンセプトを複数の会社に対して売り込む事があり、そういった点からもマーチのオリジナルデザインはイタルデザイン製で間違いないと思います。

ちなみにランチアに対してイタルデザインが提案したもう一案がトールボーイ型で後にウーノとして日を浴びる事になります。ある意味マーチとウーノは兄弟といえる存在なのかもしれません。

そうなるとニッサンで徳大寺有恒氏が見たトールボーイ型は何だったのかという事になりますが、これはマーチのデザインがイタリアに外注になると決まった際に、60年代に同じくピニンファリーナにデザインを外注したセドリックとブルーバードが大失敗だった反省からニッサン社内にイタリアンデザインに対する不信感が根強くあり、対抗案として開発されていたモデルがトールボーイ型だったそうです。

結局イタリアから届いたモックアップの出来が想像以上に良かったのでお蔵入りになったそうですが、後に初代シティが同じトールボーイ型のデザインで大ヒットしたのを見て担当されたデザイナー氏は、とても悔しかったそうです。
Posted at 2011/11/16 01:03:24 | コメント(5) | トラックバック(0) | ニッサン | モブログ
2011年10月29日 イイね!

「2001年から来たスペースクーペ」

某電話オークションで、またしても事件発生!!

まさかのコルディアXP…
昭和57年式にもかかわらず実走たったの2万キロ。
サイドモール、ライトワイパーレス、ビニールのシート表皮ということは競技ベース前提の廉価版ターボ1600GT?
10年近く倉庫で眠ってたそうで、写真で見るだけでもバリモンですな~

ブログ開始当初、コルディア/トレディアばかり取り上げていたことからお分かりの通り、好きで好きでたまらない車の一台であります。
ルプリさんがいるので購入することは出来そうにありませんが(でもあわよくばという気持ちもあり問い合わせしました)、良いオーナーさんが見つかると良いですね。

せっかくなので、ここでコルディアに纏わるトリビアを少々…

今となってはダイハツシャルマンと並び称される80年代でも1、2位を争うマイナー車というイメージでネタとして扱われるコルディアですが、デビュー当時は意外にも人気車でした。

81年の東京モーターショーでコルディアXPが参考出品されると、同じく展示されていたミラージュⅡターボ共々メーカーに問い合わせが殺到し、当初発売予定だった82年3月から繰り上げの2月22日という妙に語呂の良い日に発表されました。

そんな状態だったのでバックオーダーを抱えてしまい、コルディアXG1600GSRターボの場合、色は黒(デジパネ付GSR-S)、青、白、赤からしか選べず、メーカーOP装着の場合は夏まで納車を待たなければならない制約があったそうです。

なので当初はコンスタントに月販2000台以上登録されており、これはライバルと目されていた70系カローラレビン、スプリンタートレノの2車を合わせた台数と同水準のレベルでした。(これが翌年には500台以下になり、末期は一桁とかいう悲惨な状態になるわけですが・・・)

その納車待ちの原因となったOPの体系も少し変わっていて、1600GSRターボにメーカーOPのパワステを装着する場合、同じくメーカーOPのシステムコンポ(1800SEに標準装備)、アルミホイール、世界初の液晶デジパネ(今残っていたとしても液晶素子が死んでそうですな)などからどれか一つ、あるいはディーラーOPの用品から、どれか一つを組み合わせるシステムになっていたようです。

こういったセットOPのシステム自体はよくありますすが、メーカーOPだけでなくディーラーOPも体系に組み込まれている点が面白いです。
しかし、悪い車ではなかったのに売れなかったと後に言われることになる原因が、この分かりにくいシステムにあったのかもしれませんね。(少なくとも現場の人間は好んで売りたくないと思いますが?)

翌年のマイナーチェンジでXG,XPの兄弟車関係が解消すると共に、やっぱりこのセットOPも取りやめになったようです。

ちなみに、このマイナーチェンジで1800に拡大されると共になくなったターボ車のボンネットのエア導入ダクトですが、1600ターボにインタークーラーが着いていたわけではなく、燃料供給がキャブレター式で、ターボの熱でパーコレーションを起こしたり、ガソリンが過密にならない為の冷却対策というトホホな物でした。


そんなこんなで不人気車街道まっしぐらかと思われたコルディアでしたが、また人気車に返り咲いた瞬間がありました。

それが84年の4WD追加時です!!

このマイナーチェンジでNAとFF車は廃止され、車種体系が18004WDターボ2グレードに集約されるという大胆な展開がされました。
この2グレードには国産4WDとして初めてオンロード用スポーツタイヤ(アドバンHF)が組みこまれ、同時期にようやくターボにMTが設定されたレオーネと同じく狙いはスポーツ走行の為の4WDでした。

今は当たり前となったスポーツ4WDというコンセプトは、WRCでトラクション性能を武器に無敵を誇っていたアウディクワトロが広めたもので、当時はまだ一般的でなく、このレオーネとコルディアは国産スポーツ4WDのパイオニアとして、今につながるインプレッサとランエボのルーツとも言えるでしょう。

そうして84年シーズン末に全日本ラリーでランサーEXに代わる三菱の主力競技車としてデビューウィンを飾り、85年シーズンなどはコルディアでなければ勝てないと言われるほどの存在でした。(ライバルのレオーネはセダンボディで車重が重く勝てないので後にクーペボディが追加された)
この時代は登録台数こそ少ないものの、ラリーアートを始め各社から競技用のパーツが多数開発され、競技界ではとても注目を浴びていました。

しかし、86年にフルタイム4WD・ツインカムターボがBFファミリアに設定されると、丁度規定変更で改造範囲が狭められ、ベース車の性能が問われるようになったこともあり旧態然としたパートタイム4WDとインタークーラーすらないシングルカムターボでは勝負になる筈もなく、第一線を早々と引退すると共に国産スポーツ4WDのパイオニアという座すら奪われることになりました。

後は皆さんご存知の通りのマイナー車への階段昇るシンデレラ状態です。

今年は東京モーターショーでの発表から丁度30年、ここらでもう一度ネタ車としてではなく、きちんとコルディアを再評価しても良いのではないでしょうか?
Posted at 2011/10/29 01:24:38 | コメント(4) | トラックバック(0) | ミツビシ | 日記
2011年10月26日 イイね!

「タイムマシーンかもしれない」


そういうCMコピーのNXクーぺでしたが、某電話オークションに本当にタイムスリップしてきたかのような個体が出品されています。

まさかの走行1880キロ!!(デジパネ最高)

平成5年の新車時から車庫保管で外装はバリモン、機関も絶好調のようです。
内装も工場出荷時の紙タグが残っていて使用感が全然なさそうです。

程度もさることながら、生産台数の少ない後期(ボンネットにエンブレム、ボディ同色モール)という点だけでも凄いのに、まるでカタログから抜け出したきたかのような、後期のみ設定の超希少色ブルメタパール、Tバールーフ、1,5上級版のタイプBにOPのSパッケージ(エアロ、フォグ、アルミ)装着という全部のせ仕様に卒倒しそうです。(字光ナンバー萌え)

これを保護してルプリさんと並べたいな~
Posted at 2011/10/26 03:54:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | ニッサン | 日記
2011年10月23日 イイね!

反省されてばかりのB11サニー

反省されてばかりのB11サニーB11サニーデビュー当時、モーターファン別冊『すべてシリーズ』は刊行されていませんでしたが、後の『B12サニーのすべて』でB11について、開発にあたっての反省という形で多く取り上げられていました。

まぁ確かにB11は今時の車のような低コスト車ではないものの、はっきり言って低品質車なので反省するのもわかりますが、オーナーとしては苦笑いの連続です。

この中から、特にデザインに関する記事が面白かったのでピックアップしてみます。

B11サニーのデザインは、B310、B12と3代に渡ってサニーのデザインを手掛けてこられた安井浩一氏によってデザインされました。

初のFF化という事で“真のワールドカー”をコンセプトに、室内の広さ感をエクステリアのプロポーションで表現した、あえてキャビンが大きく見えるデザインが採用されました。
空力も、当時としては低いCD値0、40を達成しました。

ですが国内市場では、現在一般的になったショートノーズ・ビッグキャビンが受け入れられず、B310に較べて室内は広いけれど車自体が小さく見えて違和感があるという意見が出て、評価に繋がりませんでした。

それ以外に評価が低かった理由として、前期型ではオリジナルデザインのホイールアーチまで延びたバンパーや、幅広サイドモール、ピラーブラックアウトなどが一部コスト的に成立せず、特にそれが顕著な安いグレードが沢山売れたので全体のイメージが悪くなったという事もあるようです。

後のマイナーチェンジ時の目的は、それを是正する為に、オリジナルデザインが実現されなかった点を元に戻す事が狙いだったそうです。

それと同時に、先行モデルが作られていたB12にイメージを繋げるという意味を多少意識し、丸いフォルムを四角く見せる変更がされました。
パネルの変更が難しく、部品でイメージを変えなければならなかったので若干オーバー気味な表現になってしまったようです。

ちなみに、ファミリア人気におされ、後から追加された割に綺麗にまとまったデザインの3ドアは、北米仕様の2ドアをベースに開発され、怪我の功名的にB11がショートノーズだったのでハッチバックにしやすい形だったそうです。
ですが、ターゲットの20代よりも高めの年代に売れてしまうあたり、本当にB11サニーって踏んだり蹴ったりな可哀想な子ですね~
Posted at 2011/10/23 03:38:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 時任三郎と松坂慶子 | モブログ

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「滞在時間5分未満、幼稚園バスが帰って来るまでの時間制限付きなSS区間でした(なんとかバス到着10分前に帰還)」
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