被災地に零戦飛来す

昨日の被災地熊本県は、薄い雲はあるものの視界良好な青空でした(^_^)
しかも熊本空港には黒山の人だかり、普段見慣れない光景です。

というのも株式会社ゼロエンタープライス・ジャパンが被災地熊本を元気づけようと、太平洋戦争中に活躍した日本の技術の結晶「零式艦上戦闘機(通称ゼロ戦)」で慰問飛行に来るとのことです！
本来は29日の予定でしたが、29日は大雨だったこともあり31日になった？みたいです。
当日の私は夜勤明け&微熱のバッドコンディションw
しかしガキの頃、空の世界を夢見ていたのでゼロ戦飛来は絶対に逃すわけにはいきません。
ましてやこんなものを購入するほどゼロ戦のファンですからねw


熊本空港への着陸予定は13:00頃でしたが、この時間帯の熊本空港は離発着が集中する時間でして…なかなか着陸許可が下りなかったみたいです。
熊本の空に現れたのは結局14:30過ぎのことでした。
熊本空港から南西方向、熊本地震の被害が集中した熊本市～益城町中心部上空より2機のエスコート機と共に被災地上空に現れました(>▽<)

一応判りやすいように、緑の丸がゼロ戦、白い丸2つがエスコート機です！

微熱かつ炎天下での撮影なので写真がショボイですが…

紛れも無くゼロ戦です！


熊本市～益城町～西原村の上空を3回程旋回した後、熊本空港に着陸。

ゼロ戦特有のバタバタというエンジン音を少し離れた場所からではあるものの確認できました(^_^)

今回の震災、確かに東日本大震災のように津波は発生しませんでした。
それが故にネット上では熊本地震を小物扱いする人も…
とは言え現地(特に益城町)のお年寄りは「戦時中を思い出した」という程建物被害は酷く、今年86歳になる私の祖父も「今回の地震は戦争並に怖かった」と言うくらいです。
確かにゼロ戦は人殺しの道具でした、戦争美化するつもりもありません。
でも今や、多くの人を勇気づける日本復興のシンボルだとも思います。

今回の慰問飛行で間違いなく多くの熊本県民は勇気付けられたので、また一歩一歩復興の道を歩んでいくと思います。

とりあえず私は、震災疲れで風邪ひいたので治そうと思います(笑)

ゼロ戦よ、ありがとう！