かなり時間が空いてしまいましたが、その後、カーナビのヒューズ飛びは無くなり安定しています。
そこで、当初の目的を果たすべく、パワーアンプの導入に踏み切りました。
これは、「純正ナビを生かしたまま音を良くしたい」という発想のもと、オーディオデッキを追加する以外に何か良い方法は無いかと検討した結果、パワーアンプに行き着きました。今回導入するアンプは、carrozzeriaのD7400です。
購入前に評価を見た限りでは「無個性」「無難な音」といった批評が多かったように思います。しかし私はアンプ導入経験など無いもので、良し悪しなんてわからない。質なんて言われたら尚更…ということで、「どうせなら初アンプは無難に行こう」という判断でこのアンプに決めました。
アンプ導入に当たって、設置箇所を決めたり配線などをやりくりするわけですが、設置箇所は運転席のシート下にしました。スペース的に微妙な気がしましたが、上手く収まっています。設置に当たっては、シート下にただ突っ込んだだけで、ねじ止め固定などはしていません。この状態でも走行中に遊ぶようなことは無いので、これで良いかな。
次にオーディオケーブルですが、純正ナビにプリアンプ出力が付いているので、これを利用して相互を市販ケーブルで接続しています。
電源に関してですが、電源はバッテリから直接取るようにしました、その際、運転席の足元マットの下を通し、サイドブレーキペダルの脇(普段左足を乗せておくペダル?のところ)を抜けて、前回使用した例の貫通穴を通しています。正直、こんな太い電線うまく通るのか?とも思いましたが、力技で電線を曲げる、引っ張るなどして半ば強引に通しました。その後電線をチェックしましたが、傷は付いていないようなので上手くいったようです。
アースは、アクセルペダル近くのねじ穴に締め込みました。これも、運転席の足元マットの下を通しています。
設置してみて最初の音楽データを再生したとき、びっくりしました。純正ナビでもここまで音が良くなるんですね。DEH-970の内臓アンプも相当良い音に聴こえていましたが、それと比較しても遜色ないように感じられました。魔法の箱というのは正にその通りだったんですね。
その後、タイムアライメントを取り直してから聴きなおして、音の変化に惚れ惚れ。私の安い耳には勿体無いくらいの音質。これで当分アンプは変えないでしょう。
…と言いつつ、今回アンプに手を出したことがきっかけで、carrozzeriaのD700に少し興味が出てきたり。
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その後改めて設定を読み返したりWebで調べたところ、音質改善なるものを見かけました。「アンプ側で音声信号の入力ゲインのツマミを上手く弄ればもっと音は良くなる」というものです。
入力ゲインとは何ぞや?ということで調べてみると、どうも入力ゲインを低くすると、入力される音声が小音量でもアンプ側で増幅してくれて、出力側で音声がはっきり聞き取れる音量になり、入力ゲインを高くすると、入力側である程度大音量にしないと、アンプ側での増幅が弱いので、出力側ではっきり聞き取れない音量になるようです。
つまり、入力ゲインが低い→小音量でOK。入力ゲインが高い→大音量にしないと聞こえない。
ザックリ言うとこんな感じです。
※今回使用したアンプには、ゲインはV(ボルト)表記になっていました。これは電圧を示すものですが、今回の場合は入力側の音量=電圧(V)という理解で良さそうです。つまり、入力側が小音量→低電圧、入力側が高音量→高電圧という解釈です。
で、本題の入力ゲインをどう弄るのかというと、「入力ゲインを最大」にして使用すると音質が改善するようです。
どうして入力ゲインを最大にすると音質が改善するの?と疑問に思い調べてみると、詳しいところは私は良く理解できていないんですが、どうも入力側を大音量にする(入力ゲインを最大にする)と入力側の電圧が上がって、低ゲイン時と比較してノイズに強くなり、結果として音質が改善するようです。
実際に試したところ、私の耳が安いせいか明確に体感はできず、音質が変わっているのかどうか良くわかりません。でも、少しだけ(本当に少しだけ)良くなっているような気がする程度の変化でした。
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Posted at
2014/07/20 20:54:20