タイヤの味見の為、つくばサーキットまでドライブしたと書きましたが
実はタイヤ交換した当日の夜にも一時間ほど市内を走ってみました。
話はまずその時の印象から。
走り始めてまず気になったのはロードノイズ。
ちょっと耳障りな音が大きくなったような気がします。
それになんだかステアリングインフォメーションが希薄な気が・・・
試しに車体を軽く左右にスラロームさせてみると
ぬるーっとした感触。操舵に対するレスポンスが鈍い。
キャラクターをマリオからルイージに変更したような操作感。(笑)
・・・ちょっと残念な印象です。
まあ事前の情報収集でも
ER33はやや静粛性に難ありとの情報は得ていましたし
レスポンスの鈍さも、タイヤの接地面が小さくなっているのだから予想された事。
そのかわり走り出してまだ少しですが、車載燃費計は
13km/L台に乗っています。
燃費と引き換えにこのくらいは我慢するか…
そう思いかけたのですが車が荒れた路面の継ぎ目に差し掛かった時です。
ボボンッ!
思いのほか大きな音とショックに見舞われてビックリ!(@_@;)
つい数日前に17インチで同じ継ぎ目を乗り越える時の
マナーの良さに感心させられたのと対照的です。
この堅いボールを弾ませたような音と感触。
実はオデッセイでも散々悩まされた乗り味です。
この
「ボボンッ!」という大きな音が
「タタン・・・」という軽いショックに変わったので
エクシーガの乗り心地を
「すごくイイ!」と感じたわけです。
これはちょっと看過できない変化です。
このタイヤ選びは
失敗だったか。
こうなったらやっぱり純正17インチに戻す事にして
このホイールは素直にスタッドレス用に廻すか・・・
そんな事を考えながら走っていました。
・・・ところがその後30分も走り続けていたら
前述したロードノイズが気にならなくなってきました。
曖昧だったステアリングフィールにも
心なしかしっかり感が戻ってきたような気がします。
もう身体が慣れちゃったんでしょうか?たった2・30分で?
いや、もしかしたらこれは・・・
もう一度神経を集中させて先程の路面の継ぎ目の区間に突入します。
タタン・・・
ファーストインプレッションの時と同じ模範的なマナーで
しなやかに道路の継ぎ目をクリアしていくじゃありませんか。
やっぱり気のせいじゃない。タイヤが変わってきてる。
ここまでくればもう間違いありません。
アレのせいだ!!
タイヤ組み付け前に見栄えを良くしようと調子に乗って
ノータッチをタイヤ全体に吹き付けてしまったせいで
タイヤが本来の働きをすることが全く出来なかったのです。
だから少し走っただけでタイヤ表面に残った保護材がきれいに落ちて
まるで別のタイヤのような乗り味の変化をもたらしたのでしょう。
これなら期待した通り、このまま16インチで行けそうです。
そして翌日筑波サーキットまで片道一時間半ほどの道のりを
一人でドライブしてきた訳ですが
この時にはもう全く問題なく、気持ちよくドライブできました。
では改めて、純正17インチと比べてどのように変化したか
・・・なのですが
正直言って分かりませんでした。(;一_一)
間に余計な状態を挟んでしまったので余計にわからなくなっちゃった。
きも~ち乗り心地がしなやかになったかなとか
きも~ちグリップ感が落ちたかなとか
そんな気がするといえばするけれど
本当の所はよく分かりません。
でもはっきりとわかる変化もありました。まずブレーキを踏む頻度が増えた。
今までと同じ感覚でブレーキングしていると信号待ちで止まり切れない。
慌ててブレーキを踏み増すような場面が増えました。
そして目に見えて変わったのが燃費。
つくばサーキットまで速い流れでドライブした時の
車載燃費計
14.4km/Lは特例としても
一度燃費計をリセットしてかみさんが通勤で
普通に使っても
12km/L台はキープしています。
それまでが
10.8km/Lくらいでしたから
一割は燃費が向上したといっていいでしょう。
ECOPIAブランドは伊達じゃない!(笑)
それにしても今回痛感したのは
タイヤは重要な性能部品という事。
銘柄やサイズの変更のみならず、メンテナンス一つでここまで激変するとは。
「初めは滑るから気を付けて」と忠告は受けていましたが、正直ナメてました。
今回は燃費向上を狙って16インチ化に踏み切ったわけですが
ぶっちゃけ
「鼻先の動きにもう一歩軽快感が欲しい。」という不満だって
spec.Bの18インチPOTENZAだったら感じなかったかもしれませんし
さらには長年悩まされたオデッセイの乗り心地の劣化だって
ブッシュだサスだと言わずともタイヤひとつで変わったかもしれない。
まさに!
タイヤ
すご~い!!!
Posted at 2014/04/20 14:44:48 | |
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