先日
「クリエイターのモラル」にて作詞家さんについて触れましたが
作詞家と聞いてまず名前が上がるのはおそらく・・・
秋元康ではないでしょうか?(^_^;)
今まで世に送り出した作品は4000曲以上!(データが古いので今はもっと!?)
シングルの総売り上げ枚数でもかの
阿久悠を抜き歴代一位となり
名実ともに日本一の作詞家の座をゆるぎない物とした同氏。
もともとは大学在学中にアルバイト感覚で始めた
放送作家の道から作詞家へと転身したそうですね。
最初の仕事からあの
THE ALFEEの楽曲の詞を担当するなど
瞬く間に人気作詞家の仲間入りを果たすと
その後も
おニャン子クラブから
美空ひばりまで幅広く詩を提供。
今では単に作詞家と言うよりも、
AKB48グループの総合プロデューサー
としての顔の方が世間的には認知度が高いかもしれませんね。
さて、そんな秋元大しぇんしぇい。(笑)
今まで数々のアーティスト・グループと組んで仕事してきましたけれども
その中でも同氏と最も相性が良く、大成功を収めたグループと言えば・・・そう!
とんねるずですね!(爆)
というわけで今回は
「とんねるずfeat.秋元康」作品のディスコグラフィーです。(^_^;)
一気!
オールナイトフジ世代にはお馴染みの楽曲。同氏がとんねるずと組んだ初仕事。
同番組の生放送でこの曲を歌った際、興奮した石橋貴明が誤ってTVカメラを倒し
1500万円弁償するはめになったのはもはや伝説的。
・・・自慢じゃないが私はその時の放送、リアルタイムで見てました。(爆)
歌謡曲
前作
「雨の西麻布」に続くムード歌謡シリーズ第二弾。
シングルは25万枚のヒットを記録し、この頃からとんねるずは
単にお笑い芸人の枠を超えて、セールスの取れる歌手としての色を強めていく。
数々の歌番組にも出演し、当人たちも本気で紅白歌合戦を意識するようになる。
・・・とは言えこの辺りの曲は、まだまだお笑い要素が多く含まれている。
情けねぇ
それから5年後。とんねるずはお笑いを完全封印したこの楽曲の大ヒットで
ついに念願の紅白出場を果たす。セールスは73万枚を記録!
さらにはこの年の日本歌謡大賞まで受賞している。
なお、今は賞自体が無くなってしまった日本歌謡大賞であるが
とんねるずの前年の受賞者は
堀内孝雄。翌年の受賞者は
香西かおりである。
ガラガラヘビがやってくる
前年の
情けねぇの勢いそのままに、とんねるず最大のヒットとなったのがこの曲。
実はかなり性的な内容の歌詞なのだが、曲に合わせて作成されたクレイアニメの
効果も相まって幼児の間で大流行。140万枚を売り上げ、初のミリオンを記録した。
秋元康はこの曲の発想は石橋たちと麻雀をしていた時に生まれたと語っており
とんねるずと秋元(及びその仲間たち)の悪ノリの中で生まれた楽曲である事が窺い知れる。
余談であるが、同曲のヒットを受け二匹目のどじょうを狙って作られた楽曲
がじゃいもは
思ったようにヒットせず、後年秋元は
「やはりあざとい物はダメだ。」と語っているが
・・・がじゃいもだって73万枚売れてるんですけど!(爆)
Get down
「みなさんのおかげでした」の番組スタッフたちで結成されたグループ
「野猿」。
バラエティのノリの中で話が進みCDデビューへ向けたプロジェクトが始動した。
当初は番組スタッフのみでデビューする計画だったが、ボーカルに不安を感じ
とんねるずの二人も野猿に加わる事を進言したのは、他ならぬ秋元康であった。
その結果単発の企画だったはずが予想以上の反響を産み、結局三年に渡り活動。
11枚のシングル・3枚のアルバムを発表するに至った。
はまぐりボンバー
「ちょっと待て!矢島美容室は秋元作詞じゃないだろ!」と気づいた方はかなり鋭い。(笑)
作詞の
エンドウサツヲ(遠藤察男)氏は秋元康の会社
「SOLD-OUT」に所属していた方。
秋元康の下でとんねるず関係の仕事を多くこなしていた。いわば
秋元康のブレインの一人。
しかしこの曲の歌詞を見てもお分かりの通り、見事に秋元色を醸し出しており
知らなければ秋元康作詞と言われても全く気が付かないのではと思われる。
こんな優秀なスタッフに囲まれていれば、さぞかし秋元自身の創作も捗る事だろう。
・・・いえ、他意は無いです。(爆)
以上。「とんねるずfeat.秋元康」ディスコグラフィーでした。
長文お付き合いありがとうございました。m(_ _)m
Posted at 2015/12/19 01:35:48 | |
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