栃木県在住。40代会社員。二児の父です。
最近小学三年生の次女が
「子役になりたい。」と言い出して困っています。
最初は
「そう。頑張りな。(笑)」と軽く流していたのですが、
次第に
「ねえどうやったらなれるの?」から
「子役やらせてよ。」にエスカレートして行き
呆れた妻が
「そんなに興味あるなら、どうやったらなれるか自分で調べてみたら?」
と突き放したところ、自分でネットで検索して、
こんなサイトを見つけてくる始末。
「ここで子役募集しているよ!ねえ、申し込んでよ。」
もちろん目に入れても痛くない可愛い我が娘ですが、
客観視すれば正直芸能界で生きていくような才覚があるとは思えません。
恵まれた容姿がある訳でもありませんし、何しろこれまで演技の経験も何もないのですから。
(むしろすっかり親に似てきてしまったBMIが目下の悩みの種です・・・。)
「こういうのはずっとお芝居の練習してきてる子が申し込むんだよ。」と言うと
「じゃあ私も練習する。習わせてよ!」と引き下がるそぶりはありません。
次女が今習っているのは、スポ少でバレーボール週二回+α(試合等)。
スイミング週一回。ピアノ週一回。金管バンドでホルン担当週一回。
その他家でこどもチャレンジ(チャレンジタッチ)もやっています。
次女が興味を示したことは、出来るだけやらせてきたつもりです。
長女の方も週二・三回の塾通いがあるので、送迎の負担も大きいです。
(子供たちの送迎はほとんど共働きの家内がやっています。)
ましてや娘が見つけてきたような養成所に入るとなったら
金銭的な負担は今とは比べ物になりませんよね?
私達の地元はなにぶん地方の片田舎なので、近場にはそういった
子供が参加できる劇団や、俳優養成所のようなものはありません。
大宮あたりか最低でも宇都宮まで行かなければ
娘が希望するようなレッスンは受けさせられないと思います。
そうなれば今やっている事を大幅に削らなければ
とても並行して続けていく事は出来そうにありません。
それでも娘に役者になりたい・女優になりたいという強い希望があるのであれば、
親としてもそれに尽力するにやぶさかではないのですが・・・
話をよく聞くと、どうもそういう感じでもないのです。
「まだ小さいんだから、頑張って勉強すれば女優さんにだってなれるかもね!」
「ううん。そうじゃなくて今『子役』になりたいの!」
「いますぐ?だからそれは無理だって。」
「なんで?募集してるじゃん。やるから申し込んでよ。」
「いや、だからこういうのは・・・」
「そうやってどうせ私がやりたい事はやらせてくれないんだ!」
そう言ってふてくされる、または嘘泣きするのです。
どうやらTVで見る本田望結ちゃんや芦田愛菜ちゃん、または
「天才てれびくん」に出ているような子役タレント達に
単純に憧れている様なのです。
本気で芝居がやりたいというならともかく、そんな浮ついた動機では
やってきた習い事をやめたり、負担を大幅に増やしてまで
芝居のレッスンを受けさせる気にはなりません。
それよりも今やっている習い事をキッチリとやり遂げて欲しいと思います。
私の考えは間違っていますか?
あるいは私の
「無理だ」という決めつけが娘の可能性を奪っているでしょうか?
何事も経験と、どこか養成所を探してレッスンを受けさせるべきでしょうか?
それとも
「そんな軽い気持ちでやれるような世界じゃない!」と
小三の娘に現実を突きつけるべきなのでしょうか?
どう説明すれば娘を傷つけることなく
「あなたにアイドルになれるような才能(華)は無い。」
という事を伝えられるでしょうか?
Posted at 2015/12/01 05:25:38 | |
トラックバック(0) |
日々のつぶやき | 日記