腰痛も相変わらずだし、咳喘息もだいぶ楽になるも回復せず。
登山のモチベーションも今イチ上がらない。
今シーズンの雪山登山は1月末のスノーシューハイクと、毎年恒例の2月の北八ヶ岳だけかな。
いやいや、雪山トレーニングといっても、自身の登山のことではない。
シエラたんのドライブトレーニング!
4WD車に乗って24年、ヨンクが冬道完璧と思ったことはない。
昨年2月の大雪のように、除雪も間々ならない深雪であれば2WD車に対するアドバンテージも大きかろうが、あれは非常にレアなシュチュエーション。
(だって、100年に一度の大雪でしょう?)
ウィンタースポーツや雪山登山のアプローチ路で普通に遭遇する(除雪された)圧雪路や凍結路、これらはむしろトラクションコントロールや横滑り防止装置などを装備した今どきのFF車のほうが走り易いのではないかというのが本音。
「なら、なんで4WDを乗り継ぐの?」
それは...
機械式フルタイム4WD車であれば、全天候的な直進性能であったり...
パートタイムの直結式4WD車であれば、全地形的なトラクション性能であったり...
(ジムニー・シエラ購入の動機は当然後者)
ただ、このジムニー... 自分のなかでは「凍結路はからきしダメ!」というイメージ。
いや、イメージではない。これ実体験。
SJ30、アイスバーンで何度回転したか (^_^;)
轍に合わない狭いトレッド、短いホイールベース...扱い難いことこの上なかった。
旧規格車に比べれば現行ジムニーはトレッドも広くホイールベースもロング化、幾分凍結路の扱い易さも向上しているかと期待。
特に、我がシエラたんはトラクションコントロール・横滑り防止装置装備の
「デジタルジムニー」
電子サポートシステム、こちらにも期待 ^ ^
そんな訳で、自車の雪道・氷道での挙動や傾向を知るために、トレーニングドライブ。
行き先は、とぉぉぉ~っても寒い八ヶ岳山麓!
本州の一番太いとこのど真ん中、海から遠く離れた内陸地。
人間の生活圏として(本州では)最も寒いと言われる地域。
ぐるっと八ヶ岳周回ドライブをしてみました。
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2014年1月10日 土曜日
自宅(5:36)→<一般道><R254>→下仁田IC(6:34)→<上信越道>→佐久小諸JC・佐久南IC(7:15)→小海→八千穂高原(8:10)→<R142>→清里<10:40-11:00>→<八ヶ岳高原ライン><八ヶ岳エコーライン><R152>→白樺湖(12:39)→車山スキー場→女神湖→<R254>→佐久(15:20)→<一般道><R18>→高崎:マフラー調整他(16:30-17:50)→自宅(19:38)
所要時間:14:02 走行時間:9:11 休憩時間:4:51(マフラー修理・他車救出含)
総走行距離:388.6km 平均車速:42.30km/h 燃費:11.7km/L
うち一般道:333.5km 平均車速:39.30km
おぉー デザインのみで選んだ絶版モデルの格安レー探、Google Map連携のログ機能なんて思わぬ副産物がありましたよ (^_^)/
これで、ドライブレポは鈍感なGARIMNに頼らなくても大丈夫よね ^ ^
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硫黄岳(左奥)をバックに。
富士山も良く見えるね~ ^ ^
車山 特設?リンクにて。
嘘うそ、展望パーキング。 全面結氷なカチンコチン状態(笑)
詳しいドライブレポは後日 ^ ^
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つか、行程レポより... 今回のドライブ、いろいろあり過ぎ!
ノーマルバンパー対応可とのAPIO製マフラー...
センターパイプといい、エンドパイプといい、各所当たるよね~
JB43、従来の8型とアタシの9型で細かい仕様が変わっているのかもね。
各部のクリアランスに限界有り!=ノーマルルックもなかなか大変なのですよ。
うん、でも、ギミック混じりのドライブって好きだな。
量販車ジェミニとて、400kmも一気に走ればビンテージインポートカー並にトラブル・アクシデント頻出!
(元)いすゞ乗りとしてはこーゆーアクシデントには慣れっ子。
いや、アクシデントなんて思ってはダメだったんだ。
ギミックと考えねば。
(事故を起こしたり、巻き込まれた訳ではないんだから)
ギミックと考えればドライブもまた楽し ^ ^
PF60、JT150、JT191 かつて乗ったジェミニ3世代に比べたら、リフトアップシエラたんなんて手が掛らない良い子ちゃんよ ^ ^
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お天気は☀☀☀なるも、‐7℃の寒空の下、クルマの下に潜っての作業で身体は冷え冷え。
温かいコーヒーを求めてコンビニへ。
そう、セブンカフェってリニューアルしたのよね~ なんて思いながらカップをじゅるじゅる。
豆が変わったと聴いたけど、焙煎方法も変わったかしら?
炭火焙煎?
いや、少々スモーキー過ぎない!?
チョ待てよ! 車内、焦げ臭いよぉぉぉー!!
って、↓↓USBソケット(左側)昇天されました(爆)
あまりに電池消耗が激しいハイドラ!アプリ、iPhoneを繋ぎっぱでドライブしてたアタシも悪いのだけど...
このテの商品、ネットの格安品って怖いよね。
デザインが気に入ったので、ン百円で(何かの次いでに)買ったのだけど短命だった。
翌日...
少々高くても差し込み1口しかなくても、パッケージ品を店舗で購入しました。
スマホ充電にバッテリー充電... ハイパワーUSBソケットって自分にとって最も大事な車内アクセサリーだから。
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以下は自戒の念も含めて...
白樺湖(大門峠)~車山間のビーナスラインにて、300mくらい前方を走行していたJB23
緩い右カーブを抜けると... ↓↓
自車はカーブに入った時点で冬山の凍結路ではあり得ない「想定外のモノ」に遭遇!
ビックリして停止・徐行したため、23との車間はさらに広がっていたためスタックの瞬間は目撃せず。
とりあえず路肩に停止、乗員の無事を確認。
乗っていたのはスキー場に向かう途中の親子(お母さんと娘さん)、クルマは準地元ぃナンバー。
運転歴の浅い娘さんが運転していたとのこと。
それにしても、見通しの良い直線...
「自分の不注意で滑ってしまいました。」と言ってたけど、クルマの状態はチョッと不自然...
お母さんは運転に慣れている感じだったが、スタックは初めてらしい。
・JAFへのレスキュー要請。
・“引っ張りたがり”の素人さんが牽引を申し出てきても、「プロにレスキュー要請したから結構です。」
と断ってください。 (クルマの周りの雪を退けないで強引に牽引すると横転の恐れあり)
と伝え、先の駐車場Uターンするため(スタック箇所の100mほど下に待避所があるのでそこに自車を停めるため)に一旦現場を離れる。
Uターンして戻ってきてから、もう1台止まってくれたおじさんと23の親子の4人で雪かき。
スコップで掘って掻いて、ローレンジに入れて前後に杓ってもダメ。
除雪で出来た雪の壁の中心部は凍結しており、その凍結した硬い部分がフレームとフレームの間にガッチリ嵌ってしまっており、クルマは完璧なる亀の子状態。
スコップでガチガチやり過ぎて、フレームに沿って走るブレーキ管やABSの配線やらを傷付けてしまったら大変なので、素人レスキューは中止。
路肩で素人が作業していると、後続車や対向車の2次スタックも考えらるし、諏訪IC付近から出動したJAF車も大門街道の登りに差し掛かったとのことだったので、力になれなかったことをお詫びしてその場を去ることにした。
原因は...
何かの拍子で左にステアリングを切った際、
乗用車なら雪壁に跳ね返えされてスピンするか壁に突き刺さるか、いずれにしても車体は路面内に留まるのであろうが、スキッドプレート付のジムニーだったので雪壁の低い部分を突き崩して乗り越えてしまい、モノレール状態に陥ったのではないかと推測。
以下はあくまで私見解、推測であるが、
恐らく急ハンドルを切ったのは対向車線をかなりのスピードで下ってきたであろう↓↓が原因であることも考えられる。(この推論、極めて濃厚と思われる)
下ってきたのは3台、私はちょうどカーブで遭遇したので非常に怖かった。
なんなのかな、エクストリーム系スポーツの人って特権意識というか、人前で注目されたいというかそんな傾向が強いように感じます。
(あくまで個人的に感じていることです)
正月のBCスノーボーダーの遭難事故、数年前にはご神体でもある名瀑を勝手に登ったフリークライマーもいたよね。
全面凍結した県道でMTBダウンヒル?走行、確かに注目度は抜群であろうが...
カーブで転倒、ライダーがこちら側に滑ってきてクルマの下に潜ってしまったら、重大な人身事故になる可能性も十分。
こう考えると、果たして許される行為なのかと。
私には疑問。
でも、これって4輪車の世界に当てはめてみれば、クロカン4WD車にも言えること。
バブル期~数年のスキーブーム・アウトドアブームに便乗した特権意識のドライバーが各地でスリップ事故やスタック事故を起こした。
海岸や渓流に侵入し生態系破壊が問題になったことも...
クロカン4WDブームが去って20年経った今でも、ジムニー、ランドクルーザー、パジェロ... 車名を聴いただけで眉を顰める人が多いのも事実。
ジムニー...
実用車としても認知されユーザーも多く、趣味車として熱烈なファンが多いメジャー車であるが、引き換えにユーザー・ファン以上にアンチと呼ばれる人々も多い、これもまた周知のこと。
前述のJB23のように(おそらく)不可避なアクシデント発生は別として、自身の身・歩行者や軽車両・対向車・後続車の安全のためにも、前車エアトレック以上に慎重な運転を心がけないといけないということを再認識した。
X系スポーツとXC(Cross-country)4WD
X繋がりではあるが、良い意味でも悪い意味でも色んな面で晒され易いカテゴリー。
特権意識を持ってはダメ。
大昔、除雪前の公道でスノーアタックなんてやった自分が恥ずかしい。
ま、クロカン車に対して自虐的に書いているけど、アスファルト路面に汚いゴム痕を付けるDなスポーツ車たちもカテゴリーは違えど同罪でしょうけどね。
それでもまだ世間の冷たい視線はD車よりXC車に向けられるような感じを受ける。
それだけXC車が過去に起こした罪(周囲に掛けた迷惑)が大きかったという証なのかも。
お金を払って隔離された場所でルールを守って↓↓
ま、こういうほうが好感持たれるよね~
でもアタシ、ヒップダンスって嫌いよ! (←これだけはキッパリ!)
全行程390kmのうち、凍結路は30km程度。
電子デバイス搭載の9型シエラ。トレッド巾も5ナンバー小型車にに近く、旧規格の軽自動車のように凍結路の轍の制約を受けることは無かった。
横滑り防止装置も頻繁に介入し、安定性についてはSJ30の比ではない。
てか、終始30㎞/h以下の走行で頻繁に動作するということは...
エアトレックで走り慣れた山域の凍結路。
同様の気温・路面状態でエアトレックを下回る速度... デバイス皆無のエアトレックが普通に走行できたカーブでシエラはカリカリカリカリ~という作動音。
トレッド対ホイールベース比率、重心の高さ、やはり凍結路では構造的に不利よね、ジムニー。
ジムニー = 昔も今も氷は苦手!
これが、自戒も含めた私の見解。
今シーズンの北八ツ登山口直行便、FITで運行しようかしら...