■2018年9月30日に訪問しました■
いつもながら長文です。ダムネタや北関東ローカルネタに興味無い方はスルーしてください。
台風24号の列島縦断の予報が出ていた9月30日。
(30日朝時点で既に九州地方は暴風域。関東地方最接近は夜半から明け方にかけての予報)
妻は早朝から内房方面(=館山周辺)へバスツアーへ出掛けてしまいました。
LINEによれば、台風の予想進路から遠い千葉県は晴れ間も覗いているとこと。
(ツアー自体は午後の予定を切り上げて早い帰着となったようです)
休日一日独身貴族 ^^
では、長身短髪ボーイッシュなおねいさんと....
んな、妄想デートも暴走エロモードに入ってしまったら、それはそれで寂しいのでパス。
バーチャルではなくリアル・現実世界でどうしよう... ていうかお昼、何食べようか....
なんて考えていた時、ダム関連でお世話になっているみんカラメンバーさんの「マイホームレイク」のブログが...
台風接近。を前に山間地のダムの放水をレポートされていました。
ホームレイク? マイホームダム? 自分にとっては何処や?
時間的には下久保ダム... でも、利根川本流域の居住者としては 利根大堰も....
(利根大堰はダムではなく、利根川導水の取水をしている可動堰)
距離は両者ドンピシャ。
そうだ! 利根大堰に行ってみよう! お昼を挟んで3時間弱の外出ならお天気も持ちそうだし。
途中の町に美味しい定食屋さんがあったはずだ。(といっても20年も前の記憶だが)
「ポテトサラダ定食」食べたいな~
(↑これ、絶対珍しいと思いますよ。ポテサラってフツーおかずにならないよね。でも、後述のからくりでこのようなメニューが存在可能なのです)
と、シエラさんに乗り込んでいざスタート。
走ること〇〇分...
ピロリ菌陰性なのに、何故か重症の萎縮性胃炎なアタシ。常日頃、辛い胃もたれに悩まされています。
やはり揚げ物は...
先述のポテサラ定食、好きな揚げ物単品を1品以上追加オーダーするのがセオリー。
(↑こうすれば、少々付け合わせのボリュームが大きい揚げ物定食にあるでしょ ^^)
でもねぇ、やはりハムカツもメンチもムリだよなぁ、きっと。
↓ハム&チーズ程度なら大丈夫。と、いつものコンビニランチ。
おぉ、コンビニ駐車場で0:10のランチタイム! 時短、時短に大きく貢献です ^^
その分、少々寄り道。
廃線探訪サイトでは有名?な列車↓↓
小さい頃、祖母とこれに乗って聖天様に来たことがあったな~ (自身の記憶のなかでも最も古いものの一つ)
グライダー飛行場↓↓
現役の渡し舟もあります↓↓

「赤岩渡船」
船頭さんは対岸(左岸=群馬県側)に常駐。
こちら側(右岸=埼玉県側)では待合室横の黄旗を揚げると、迎えに来てくれます。
県道の一部が航路という設定なので、乗船はもちろん無料。
この辺りの利根川は水量も多く幅員500m近い水流も滔々と流れています。
上流・下流の道路橋と5km以上離れたこの渡船には、年間2万人程の乗船があるそうです。
お昼食べて寄り道しながら、1:10ほどで到着。
↓は群馬県側から撮影。対岸を上流(画面右手)から走ってきました。
↓群馬県側の河川敷より
管理事務所と取水施設がある埼玉県側(右岸)は昔も今も車輛侵入はNG。
群馬県側(左岸)は20年くらい前までは自由に侵入(=河川管理者の黙認)できたと思います。
モノコックのスペースギアでも難なく川面まで行けました。
今は頑丈なゲートで封鎖...
90年代の大型クロカン車ブームの頃、ここに限らず利根川河川敷では事故やトラブルが相次ぎましたからね、封鎖は無理もないことです。
林道と違って、河川は管理が厳しいから。
河川敷、林道始めあちこちのゲート封鎖や侵入禁止措置は、我々大排気量ディーゼルヨンク世代が残した遺恨なのかな、と...
しみじみ反省。
いつもの愚痴ですのでスルーしてください。
ジムニーユーザー全般のことを書いたのではありません。
大勢で徒党を組んで林道や廃鉱山、河川敷等へ侵入し、危険走行や無謀な行為を行っている人たち、またはそのような思考を持った人たちについて書いています。
ここ数か月の異様なまでの新型ジムニーブーム... マスコミのヨイショ・アゲアゲでお腹いっぱい。
林道や河川敷に飛び出してクロカン走行だ!的な煽りにもう、うんざり。
そんなに煽っちゃって大丈夫なの? その気になって無茶する人が出たら責任とれるの?と、心配。自動車マスコミと名乗るのであれば、煽るのではなくヨンクを乗るうえでのマナーや常識、林道や河川敷を取り巻く環境や規制などの啓蒙すべきと思うのだけど。
歴史が繰り返さないことをただただ祈るのみ。
新型、新型、新型
集まれ、集まれ、集まれ
リンド―、リンド―、リンド―
クロカン、クロカン、クロカン
オフ会、オフ会、オフ会
ミーティング、ミーティング、ミーティング
マスツー、マスツー、マスツー
わいわい。ガツガツ。ドヤドヤ。
こんな前のめりな行動パターンで、数十台の車両が無許可で河川敷に集結したり、民有林道に侵入したりしたら....
(国有林道はパトロールが頻繁に行われているのでその確率も低いと思うが)
まぁ、何かしらの強権的な措置が取られることになるのではなかろうか。
そして祈りも空しく、歴史はまたくりかえされる。まさにスパイラル状態。
一端の中間管理職サラリーマン風情が、貧相な旧型ジムニー乗りごときが何言ってんだ!と、突き上げられてしまいそうね。
新参のクロカン乗りさんからは「お前ら(私たち)も昔、同じようなことやってたろ!」とも言われそう。
「ど素人がいらぬ心配するな!」が大方の意見でしょうか。
確かにそうなのですよ... でも、
2000年代初の百名山ブームで山へガツガツ・どやどやと押し寄せて来たのは、教養もあって社会経験も豊富な熟年層たち...
それがあの有様だったのですから。
彼らは、それまでの山では考えられなかったような様々な問題やトラブルを引き起こしました。
(単純に登山人口の増加に起因するものだけではありません)
今でも「熟年登山」と聞いて眉を顰める人も多いでしょう。
今のシエラに乗り始めて4年、お付き合いのあるリアル界のジムニー乗りさんには見当たりませんが、ネット上では自身に都合の良い独自解釈にてマイルールを制定し、理論立ててオフロード走行を行っている人も多いように感じます。
これが、百名山ブームで流入した団塊世代の熟年登山者と妙に被ってしまって...
そのマイルールや持論、客観的に見てどうなのか、と。
あからさまに摘発されたりするような違法行為は少ないのかもしれなけど、
あなた方のしていることは、マナーや道徳に反していませんか? 品性・品格に欠けていませんか? そもそも誰かに迷惑がかかりませんか?
聴けば、ここにきてジムニーに乗り始める方は年齢層が高いのだとか... (さすがに団塊はいないようですが)
年齢を重ねてから新しい趣味にハマった人は、前のめりにガツガツしがち。そんな人たちを山でたくさん見てきました。そんな人たちがやらかしたトラブルや問題に何回も遭遇しました。そして実際にイヤな思いもしました。
なんか、これから先のジムニー界って熟年登山ブームの二の舞になりそうな気がしてなりません。
どうか、イケイケ・ガツガツな自己中なジムニーユーザーが増えませんように...
えっ、「偉そうに。趣味や道楽の領域にお前の価値観を押し付けるなよ!」って?
確かにそうですよね...
でも私、めちゃくちゃなことは言ってないと思うのですけどね。
常識・良識の範疇でジムニーに乗りましょうよ、と。
それを、熟年登山を例に書いているだけ。熟年登山を反面教師にしましょうよ、と。
イケイケ・ガツガツと乗り回さなくても、常識・良識の範囲で運転していても楽しいクルマなんだから!
新型も旧型もね。
私はもはや林道ツーリングも終活状態でほぼ隠居。
のんびりダム巡りとたまに山歩き、という黄昏の身です。
新参のガツガツ・ドヤドヤさんたちがフィールドを荒らして、規制が厳しくなったとしても、その影響が我が身に降りかかってくることはないでしょう。
但し、登山道をジムニーで走ることは許せません! (←登山道への車両侵入。この問題については私、きちんとした情報共有・問題提起のネットワークにて活動しています)
いやねぇ、クドクドと小姑みたいで(笑)
右岸に戻って、全景↓↓
↓下流方向
河口から150㎞以上の中流域なのに、この川幅・この水量。
全国一の流域面積を誇る大河川の堂々たる貫禄。
↓階段を降りると見学コースになっているようです。
ダムカードのフォトフレームとスタンプがありました。ガラス越しに魚道の観察ができるようになってました。

利根川はサケの遡上が見られる河川の南限なのだとか。
これからが秋鮭いや失礼、遡上のシーズンとなりますね。
観察イベントもあるようですよ。
見学者用の駐車スペースにクルマを止めたので、せっかくだから見学。
利根川同水系の水路図です。判りやすい。
関東平野を代表する2河川=利根川・荒川が水路ネットワークで繋がっているのが判りますね。
何気にダムのイラストの大きさが違っていたりして... 水資源機構、さすが!
ていうか、機構のダムはみな大規模ですからね、大きく描かれて当然か。
↓↓ここのハイライト=取水口
水面に波も流れも見られないのが不気味...
でも、樋門で堤防を潜れば...
圧倒的な水量に恐怖感を覚える。水深2.5mとか。
導水設備全景。
「サンダーバード」ていうより、「スティングレー」の基地みたい↓↓
沈砂池↓↓
この先、4つの用水路に分かれます。
右から見沼台用水、武蔵水路(荒川直結)、埼玉用水、邑楽用水(利根川本流の下を潜り群馬県側へ)の4水路。
水深2.5m... じっと見ていると水面が意外な速度ですぅぅぅ~と動いている。
不気味な迫力。と同時に吸い込まれそうな緊張感。
岩峰のピークに立ったように股間と下腹部がムズムズと....
(先日、チコちゃんにその理由を教えて頂きました ^^)
と、ここでスマホで地形図を参照
。
ふむふむ、利根大堰の標高20m、武蔵水路の荒川合流点は標高10m。
利根川のほうが荒川より河床が高いわけね。
どうりで、利根川⇒荒川で水路が成り立つわけだ。(高低差が少ないため、逆流防止のポンプ場があるようですが)
う~ん、ダムも面白いけど、水路を辿るのも面白そうね ^^
水路は送〇線と違って、地形図にも記載があるしね。
と、林道・狭小山岳路・未開通国道.に次いで水路.... 相変わらず線モノに惹かれてしまう地形図マニア ^^;
思いがけず色々見学できたし、
ダムカード、ダムカード...
えっ!? 公団の管理事務所では頂けないのですか?
あんなに大きな建物なのに。
土日祝日は行田市街地にある観光案内所で配布しているそうです。
遠っ!
行田市は城跡や古墳、古代蓮、近年では映画、昨年は池井戸ドラマ.... 史跡や話題の多い街です。
市内の話題スポットは市の観光課にて一元管理という手法をとっているのかしら...?
まぁ、熊谷・行田・鴻巣、地理判るので回り道も気になりませんでした ^^

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
と、寄り道・見学時間含めて約3時間の小とりっぷはおしまい。
めぬま屋のポテサラ定食はまた次の機会に...
それにしても、ジムニーって未だにMTアゲアゲ、ATサゲサゲみたいな人たちがいるのね。
(私がみんカラのジムニー&シエラカテの居心地が良いと思っているのは、変速機の論争を見かけないという点が大きいです)
確かに、確かに良くないのですよ。
「ジムニーならMT!」っていう輩が多い価格板で、荒れるのを判っていながら、ATアゲの釣りスレ立てて煽るのは...
最初に煽ったほうが悪い!でも...
その煽りに対して、「ATを踏み間違いしてあの世までドライブすれば」的な返しはいかがなものかと...
ブラックジョークの意味で「死ね」とか使うのならまだしも(←いや、これだって充分ヤバいでしょ)、リアルに「死ね!」とレスするのは酷い。いくらなんでも酷過ぎる。
久しぶりに見た書き手の人間性を疑わざるを得ない酷いレスでした。レスしたのがJB23ユーザーとは... 情けない。
(数時間でスレッド丸ごと削除されていましたが)
なんか、不思議に思うのだけど、MT車に乗れるって特殊技能なのですか?
誤解してる人、多くないかしら。
スポーツモデルやジムニーのMTアゲアゲの方々も、確かにトラック・バス・タクシー、宅配ドライバー等々、職業ドライバーのことはヨイショしますね。
彼らは気付いていないのだろうけど、今のマイカーがATやCVTだって、イヤというほどMTを運転してた輩、沢山いるんだぞ。私もその一人だけど。
サンデードライバーのMTアゲの人たちは気が付かないんだろうな、営業という職種に。
彼らがMT車をドライブするであろう土日には走ってないですからね、いわゆる営業車は。
代表的なのはADバンにプロボックス。4ナンバー仕様のコンパクト2BOXや軽商用車。
近年まで営業車ってMT多かったですよね。
20代から30代前半にかけて散々乗りましたよ、私も。
なぜ、熊谷近郊の地理に詳しい?
だからぁ、営業で回ってましたから。
乗ってたのはもちろんMT。しかも5MTのパートタイム4WD車。
取引先訪問の空き時間に利根川まで来て、大空を優雅に舞うグライダーを見たり、渡し舟をのんびり眺めたり...
サボっていたのも20年前の懐かしい思い出(爆)
だって、上司が「契約取れるまで帰ってくるな!」なんて、おっかないこと言うから。
とか、そういう時代だったのですよね、当時は。それが部下への叱咤激励として許された。
今、そんな言葉発したら、パワハラですよ。トップレベルにヤバいパワハラ!
懲戒処分いや、場合によっては法の場での解決に至る可能性も…
昔は許されても現在では許されないこと。
今の世の中にはたくさんあります。
パワハラやセクハラ以外にも。
河川敷での危険なクロカン走行とか。
林道もまた然り
社会の仕組み、いい大人なんだから理解しないと!
おしまい。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2018/10/08 10:43:25