2014年11月23日(土)
●シエラでビーナスライン1
美ヶ原を後にして1:10で松本市街地着。
途中、三城牧場から王ヶ頭を見上げたり、里山の紅葉を眺めたり、変化に富む車窓景色を楽しみながら、まぁぁぁぁっ~たり車軸懸架なリフトアップ浮遊ドライブ。
いやもう病みつき ^ ^
自宅(6:10)⇒<一般道><上信越自動車道>⇒下仁田IC⇒<R254>⇒内山峠⇒佐久⇒望月⇒女神湖⇒蓼科⇒白樺湖・大門峠⇒<ビーナスライン>⇒車山⇒霧ヶ峰⇒和田峠⇒扉峠⇒美ヶ原(10:55-11:50)⇒扉峠⇒よもぎこば林道⇒一般道⇒松本市街(13:00-14:20)⇒<R143>⇒青木峠⇒<R143>⇒上田⇒<浅間サンライン><R18>⇒高崎⇒自宅(19:30)
総走行距離:370km 走行時間:9:40
平均車速:38.4km/h 平均燃費:11.7km/L
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■松本市
長野県第2の都市で中信地方の中核都市。
行政・金融の中心が長野市であれば、松本市は教育・文化・経済の中心。
北アルプスの玄関口でもあり、国宝松本城を有すことから観光都市としても名高い。
私がこの町で過ごしたのは、10代の頃のほんの短い間。
でも、何度でも訪れたくなる。そして何故か落ち着く場所。
駐車場探して市街地を一周。
松本駅前↓↓
銅像は槍ヶ岳の開祖、播隆上人。
観光都市でありながら... いや、観光都市であるがゆえ...
駐車場料金が高い! かつ、駐車マスも小さめ(笑)
駐車マスの大き目な立体駐車場を探すのに一苦労。
えっ? 「シエラなんか軽自動車マスで十分だろ!」
とか冷たいこと言わないでよ。
正真正銘、白ナンバー! 高額納税車だぞ! (爆)
(税額をボディサイズで除せば、かなりの高税率?)
結局、いつもと同じ立体Pに。
終盤ではあるが、市街地は未だ未だ紅葉が見頃。
赤く色付いたナナカマドの街路樹が高冷地であることを感じさせる。
またもや一眼は車中に置きっぱ (^_^;)
2ドア&合皮シートの不便な点。
助手席に荷物置くとスルスル滑って気になるんだよね... 後席に置くと取り出すのが面倒...
さてさて、今回の松本訪問の目的は... ランチ。
■デリー
松本市街地、土蔵造の建物が並ぶ中町通りにあるカレー屋さん。
お店の外観も↓↓のとおり。
観光客ターゲットというより、地元の人のお店という感じで、メニューもシンプル&リーズナブル。
私も学生時代に良く通った ^ ^
値段もン十年前とほぼ変わらず(¥100上がったかな)
っても、大学近くの定食屋さんなら¥300でお腹いっぱいになった時代。
当時、アルバイトもしていたが、バイト代のほとんどがガソリン代とパーツ代に...
ビンボー学生にとって¥600~¥700のカレーはゴージャスなディナー。
仕送り・バイト代が入金になった後数日間の細やかな贅沢 ^ ^
久しぶりにこのお店に来てみたくて...
辛口ビーフカレー。
昔から塊系のお肉は苦手だが、じぃぃ~~~っくり煮込んであれば美味しくいただける。
変わらない懐かしい味。美味しかった ^ ^
食後の運動? あまりに穏やかな日なので周辺をぷち散策。
■縄手(なわて)通り
中町通りと女鳥川を挟んだ反対側、右岸に位置する商店街。
近年、カエルをイメージキャラクター?として整備され観光スポットに。
↓↓あった、あった。昔よく来た模型店。
見ると安心、赤青☆☆マーク!
そりゃ当然、マルイのスーパーカーも青島の国産車も造り込んだプラモ世代...
でも、一番お世話になったのは、(RCカーも好きだったせいか)タミヤさん。
WRCのグループBカーやクロカン4WDなど、RC・プラモともにオフ系の商品展開に熱心だったところに好感。
オペル・アスコナ400のRC、今となっては激レアモデルだったのだとか。
数年前まで、実家の物置に現存していたが、母親に捨てられた(涙)
縄手通りからもう少し足を延ばして、松本城へ。
■松本城
黒い天守閣で有名。
日本史苦手なので、お城の薀蓄は判りません。
城内の一角には日本銀行松本支店が... (←これが松本が経済の中心と書いた理由)
風は微風、ぽかぽか陽気。 う~ん、気持ちいい~ (^O^)/
今日、出掛けてきて本当に良かった。
さて。
時刻は14:00
帰宅時間が遅くなるのイヤだし、でも、まだまだ走り足りない。
開智学校まで行ってみたかったけど... ドライブ再開しましょうか。
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そしてまた、さて。
帰路のドライブはどこ走ろうか = どこを山越えしようか = どの峠を走ろうか
って、選択肢かなり限られるんだけど。
JB「43」に初ドライブにちなんで、R1「43」にいきますか!
↑かなりムリなこじつけね(笑)
青木峠、明るいうちじゃないとなかなか走る機会(勇気?)ないから...
■青木峠
松本市と上田市を結ぶ国道143号線、両市境となる峠。
国道254号線三才山トンネル開通までは、中信と東信を結ぶメインルートだった。
さすが100番台国道、かつての主要幹線。松本側・上田側ともに真っ直ぐで走り易い。
(↓画像は松本側)
がしかし、そこは期待を裏切らない信州100番台。
幅員狭小区間と極小断面トンネル(2ヶ所)というギミックも。
幹線道路としての役目を終えて約40年...
地元車輛以外の通行は少ないと思われる静かな峠道。
すっかり落葉した紅葉樹林帯を縫うように走るルートは対向車もまばら。
静寂そのもの...
沿線環境も静かであれば、表記や案内も控え目。
当然、「大型車通行不可」の表示も控え目ね(笑)
↑松本側のトンネル(名称不明)
極小断面トンネルの前後に方向転換スペースは無い。
↑上田側のトンネル:明通トンネル
その筋では有名らしい...
私もあまり「弱いほうではない」ので、写真は最低限の枚数。
昔はそんな噂あったっけ... あまり記憶にない。
つか、当時、トンネルといえば釜トンネルだったから!
冬の穂高連峰で遭難した登山者の... とか。
車道が新トンネルに付け替えられてから、ほとんど耳にしなくなりました。
ていうか、トンネルでは遭難者の霊に怯え、
山岳遭難者数世界一という悲しい記録を持つ谷川岳一ノ倉沢の絶壁にはカメラを向ける...
霊界から見れば、(私を含めて)現世の生身の人間のほうが残酷で怖いのかも。
まぁ、そーゆー話は置いといて。
松本市岡田から上田駅まで55km、両市の市街地寄りの区間は平坦な直線路が続くも、山が迫ってきてからの区間が長い!
だからやたら長く感じる青木峠。
カーブが連続する実質的な峠道の部分は13km程度なのですがね。
青木峠といえば、自分のなかではトンネルよりこっち↓↓かな。
30年前、20年前と変わってなかった。
小ピークをループ状に巻いて走る面白いルーティング。
なんか、WEB検索なんぞしてみると、どよ~んと暗~いイメージをインプットされてしまうR143青木峠。
ただ、国道の名誉に掛けて...
さすが通年通行可の100番台! 舗装状態は良好。
ビーナスラインよりキレイな路面でしたよ ^ ^
カーブの手前で早めに減速、フロントにしっかり荷重を掛けて旋回。
ショートホイールベースによる独特な減速、ステアリングの切り出しタイミング。
旋回中は安定しているも(コイル・ショック交換済のせい?)、
前左右両輪の直結感と(ステアリング操作によるクルマの向きとは)1テンポ遅れるボディの揺すられ感。
まさに「車軸懸架・梯子骨格」フィーリング? (笑)
これ、これに憧れていたのですよ。
最近よく目にする人馬一体(人車一体)という言葉...
阿吽の呼吸でドライバーのアクションに反応するスポーツカーが馬術の馬であれば、
クロカン4WD車は動作がスローモーなラクダ科。
ランドクルーザーが砂漠のキャラバン「ふたこぶらくだ」なら、ジムニーは山岳地帯に生息する小型の「リャマ」かしら。
ま、ラクダが頼りになるのは過酷な環境下。
当然、ラクダ科のクルマの真価が問われるのは、アスファルトの上ではない。
未舗装路になれば、スポーツカーと立場逆転。
といっても、ジムニーとて私には非常に高価な買い物。
まだまだ土の上には降ろせまぬ。
人駱駝一体を楽しむのは、来年になって暖かくなってからということで ^ ^
それまで楽しもう、リズム音痴な揺すられ感! つか、もう快感の領域に... (笑)
JIMNY ON THE ASPHALT、こんなに楽しいとは。
軽快だったはずのSJ30幌車より運転が楽しいJB43。
エンジンのキャラが濃過ぎたSJ30に対し、JB43は大人しいエンジンゆえ足回りの個性のほうが強調されるというのが理由なのか。
◇ 少々毒を吐いてしまいました。
ある方に面と向かって「人馬一体にあらずは自動車にあらず!」と、ジムニーを全否定されてしまったもので...
(加えてAT車についても...)
「馬」科ではないクルマもあるのですよ、的な細やかな反論ということでお許しください。
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上田駅前を16:00過ぎに通過し、市街地から浅間サンラインへ。
もう少し早い時間なら、別所温泉に寄ってみたかったのだが...
R18入山峠(旧碓氷BP)経由で家路へと。
浅間山界隈の山行で走り慣れた道であるが、エアトレックより15㎝は高いアイポイントとリジットな浮遊感が新鮮。
ジムニー、なんだかとても運転が楽しいよぉぉぉぉー (^O^)/
ただ、運転集中・降車ナシのぶっ通しドライブならFIT RSに軍配が...
(↑基本的にこういうドライブが好きです)
FIT 1.5L純ガソリン車の隙の無いしっかり者の優等生ぶりは大きな安心感。
ということで、我が家の長女(1stカー)=フィットRSたん、次女(2ndカー)=シエラたんなのかな。
いやいやいや...
我が家の長女は、H166なロングボディな○キたん 1995年製!
↑ちなみにワイドボディではありません.
ってことは、ナイスバディでも無いわけで... (笑)
いやいやいや...
そのほうが変な虫が付かなくていいか。
始動性サイアク、燃費極悪、CPUの能力低しと、とんでもなく面倒臭くて手が掛る子ちゃんですが、
うちの娘も来月二十歳、成人式ということで... (笑)
つか、ウサギキャラが大好きな我が娘、最近ではラパンに乗りたいとか...
いやいやいや...
いくら1人1台がフツ―な北関東でも、アタシの稼ぎでは1家に3台は購入・維持できません (>_<)
ダブル インカム ノーキッズ(←懐かしい!)な時代とは違いますから。
今までクルマ関連に散在し過ぎました(反省)
あの時我慢すれば、と後悔既に遅し(涙)
老後のことが心配(かなりヤバい)なアラフィフの嘆き。
あら、ドライブ日記がオヤジの愚痴になっちゃったよ (笑)
とういうことで、おしまいです ^ ^
ジムニー・シエラ、本当に買って良かった。
ずっとずっと、大切に乗って行きたいと思ってます。