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先週、ホームセンターで買い物した時のこと。

私の買い物はもともと購入物が決まっていたので、サッと品定めして、そそくさとレジへ。

すると、ちょうど先客がお金を払ったところだった。

スマホでQRコード決済の準備をしていたら、先客が「領収書お願いします」と。

レジのオネーチャンが、「8月から機械印字の領収書になりました」と、案内のプレートを指差した。要するにレジの領収書ボタンを押すと印字される領収書だ。

すると先客が「手書きでお願いします」と。オネーチャンが「スミマセン、機械の領収書しか出せません」と。

普段平和主義の私もそこからがイライラ。

「こんな機械ので５年保存できるか？！　消えちゃうんじゃないのか？！　領収書は５年間保存しなきゃいけないんだぞ。手書きの領収書にしてくれ」と。

オネーチャンは内線で他者に救援を求めるが、誰も来ない。そして受話器を置いたオネーチャンは「手書きと同様に保存していただければ」と、内線の相手から言われたままを伝える。面倒臭い客に上司も対応をイヤがっている感じだろう。

見るに見かねて私が目一杯「イライラモード」の「まだかよ？ダメなものはダメなんだよ。」オーラを出してやる。

見た目で判断するわけではないが、先客はいわゆる自営業風のブルーカラー色。

その後オネーチャンは平謝りしながら、機械印字の領収書を手渡したが、客は納得していない様子だ。

私の買い物は数百円程度。しかも私用の物。

ささっとQRコードで決済をすませ「大変だね、気にしないように！」と、心の中で呟いた。

先客に聞こえるように「機械印字の領収書ください！」って言ってあげればよかったな～！

どこにでもいる勘違いの「お客様は神様」野郎のお話でした。