~ピレリ・ウィンタータイヤ体感モニター~
『ICE ASIMMETRICO』第2回報告
ようやく雪が降りました。
今年は早い時期から冷え込みは厳しかったのですが雪が降らずモニターに間に合わないかと思いましたが、ようやくと降りました。
朝のうちはシャーベット路でした。
気温は0.4℃
お山の下の方は雪がすくないです。
標高が高くなるに連れて雪が多くなっていきます。
降り始めなのでみなさん慎重な運転です。
シャーベット路なので無理な追い越しはできません。
周りの車に注意しながらセンターライン付近や路肩のシャーベット路を走行してみたりブレーキングテストしてみたりしていました。
シャーベット路は怖いですね。
夜には標高が低いところではブラックアスバーン標高の高いところは車の通るところはアイスバーン路肩は圧雪という状況です。
周りの車に注意しながらブレーキングテスト止まった所でパチリ。
1.氷雪路面での総評
積雪路・気温の低い時のアイスバーン(-3℃以下)では他メーカーと同等以上の性能と思います。
がシャーベット路、アイスバーン(2℃~-2℃)の一番滑りやすい路面での性能は残念な評価となってしまいました。積雪路が2日間と短い期間なので冬道にも慣れていないこともありこのような評価になってしまいましたが、もっと走行することで違う評価になっていたかもしれませんが現状の評価をさせていただきました。
2.氷雪路面での走行性能(高速、街乗りなど)
積雪路・気温の低い時のアイスバーン(-3℃以下)での走行はステアリングインフォメーションもしっかりあり非常に安定した走行ができます。
シャーベット路では、走行路(前車が走行した後)を走る分にはしっかりと安定した走行ができますが、降り積もった所を走行するとコントロールできなくなります(当り前か、この点はどんなスタッドレスタイヤでも同じだと思います。)
ブラックアイスバーン(2℃~-2℃)の一番滑りやすい状況の路面の走行ではステアリングインフォメーションは全くと言っていいほどなく、コントロール不能になります。私としてはこの状況での走行が一番多いのでとても残念な印象です。
3.氷雪路面での乗り心地
乗り心地はドライ・ウェット路と変わらず、少々硬めな感じはしますが、乗り心地はとてもいい印象です。
4.氷雪路面でのグリップ性能
積雪路・気温の低い時のアイスバーン(-3℃以下)でのグリップ性能は積雪路面をとらえてしっかりとグリップしています。
シャーベット路は走行路(前車が走行した後)を走る分にはしっかりと安定した走行ができますが、降り積もった所を走行するとコントロールできなくなります(当り前か、この点はどんなスタッドレスタイヤでも同じだと思います。)
ブラックアイスバーン(2℃~-2℃)の一番滑りやすい状況の路面の走行では全くグリップしません。怖くてスピードを出せません。
5.氷雪路面での制動力
積雪路・気温の低い時(-3℃以下)のアイスバーン・シャーベット路での制動力は積雪路面ですので多少滑りますが想定内の範囲でしっかりとグリップしています。
ブラックアイスバーン(2℃~-2℃)の一番滑りやすい状況の路面の走行ではABSを効かせながら方向コントロールし路肩など積雪路へ誘導などしないとスピードが落ちません。
6.氷雪路面での静粛性
ドライ・ウエット路と変わらず、車両にもよると思いますがフィットでは、低い音程のノイズとシャーという高音のノイズが車内に進入してちょっとノイズが気になります。
7.氷雪路面での満足度
氷雪路すべての満足度としては辛口ではありますが50%です。アイスバーン(2℃~-2℃)の走行性能・制動力・グリップ性能が残念で仕方ありません。
8.フリーコメント
今後の開発でアイスバーン(2℃~-2℃)の走行性能・制動力・グリップ性能アップをお願いします。
シャーベット路でのコントロール性能のアップ期待しています。
Posted at 2015/11/28 22:04:25 | |
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