13クラウンの詳細が知れたので報告します。
前から自分が思っていたとおり初代セルシオと変わらないか
それ以上でした。
実際の体感はクラウンの方がロードノイズの対策がセルシオと違いすぎるので
静かだと思う。
ボディーとシャーシの間にもサスが入っていれば相当静かですね。
これはモノコックでいくら静かにするといっても限界あるはず
dbが59ということなのでセンチュリーや初代セルシオと同等です。
下手すればクラウンの方がもっと静かだと思われます。
トヨタも、トラックやランドクルーザー等一部の車種を除いてクラウン以外はセンチュリー含めてモノコックに移行している。
クラウンのみがフルフレームに拘り続けたのは、其れ自体がアイデンティティだった事もあろうが、ボディの歪に対して強いという点や耐久性に優れるという利点もあった。
そして、クラウンの場合、フレームとボディの間にショックアブソーバーを挟む事により、サスペンションで吸収しきれなかった微小な振動を吸収して、フラットな乗り味を実現するという高級車らしい目的もあった。 これを先代では、ボディが完全に浮いているという意味で フルフローティングボディ と称していた

クラウンのフレームは、太い骨組みを持ったラダーフレームとは異なり、外枠を中心に構成せられるぺリメーターフレームと称せられる物である。
全高を抑える事ができる反面、太い柱を持たないので単独では剛性に劣る。 そこで、ボディの側にもただ乗っかっているだけではなく剛性を持たせ、相互に補強する形で全体の強度を確保している。
(この頃から欧州への移行が始まりだした。)
先代に比べてボディの捩れ剛性が50%上昇したという。 これは、HCルーチェ然り、Y31セドリックグランツーリスモ然り、80年代の高級車に共通して見られる事であるが、この頃ドイツ車等、高速性能もしっかりとした輸入車が大量に輸入せられ、国産勢も静観できなくなったのであろうか、丁度この辺りから高速走行時にもフラフラせず安定して走る性能が追求され始めたのである。 其の様な中に於て、クラウンも従来の性格を変えない範囲で動的性能を追及した結果であろう。
(TEMSが搭載された)
最高グレードのロイヤルサルーンGには、前年にソアラに搭載せられた 世界初の電子制御エアサスペンション が付いている。 以前から金属バネの代わりに空気を入れておくだけのエアサスはあったが、走行状況に応じてバネの空気圧を電子制御で変化させ、よりアクティブな制御を可能にしたのは、トヨタが世界初
(静粛性)

高級車という事で、遮音も徹底せられており、100キロ走行時の車内騒音は59db(トヨタ発表値)と大変低く抑えられており、これは現代の車と比較しても大差無いレベルの物と思われる。
これはすごい!!!
現行車で59って中々ないと思う!!
やはりロードノイズの限界は58とかその辺が限界なのかもね?
自分と同じ考えの人が居た。↓
クラウンは90年代以降変遷が激しく、大きな変更を度々受けている。 先ず最も大きかったのは、89年のセルシオ登場である。 これによって、センチュリーに次ぐ高級車・クラウンの位置付けが決定的に揺らいだ事は間違いない。 そして、140系にモデルチェンジの際、新たにクラウンマジェスタなる物が登場した事が更にクラウンの位置付けを曖昧にさせた。 そして遂に150系へのバトンタッチの際に、40年伝統のフルフレームを捨てた。 バブル崩壊の苦境にあって、重厚な乗り心地を捨て、引き換えに軽量化とコストカットを実現したのである。 そして180系、ゼロクラウンと自ら名乗っている通り、外見に於てそれらしき雰囲気を若干残しているものの、中身は純高級車からスポーティーセダンへと全面的な変更を伴った。 其の過程に於いて、やはり40年伝統の直6を捨て、V6エンジンになった。 もうクラウンからあの上品な加速音を聞く機会も無くなったのである。 そして200系、現行の210系は、僅かに残っていたクラウンの顔すらも捨て、エンブレム無しには何の車なのか想像も付かなくなった。 更に、現行210系の本丸ともいえるロイヤルサルーンは6気筒すらも捨て、直4のハイブリッドになった。 恐らく、次に大きな変更が来るとすればFF化ではないか。 既に直6はおろか6気筒すらも放棄したクラウンに障壁は無く、居住性の向上等と称して何事も無かったかの如くやってのけるであろう。 十数年前、リッター29キロ走ると豪語して登場した変な水色のコンパクトセダンが後に一世を風靡する事になろうとは想像しなかった様に、これからのクラウンに何があっても最早不思議ではない。 消費者ありきの大衆社会で、時代の流れと言えば其れまでであるが、往年の看板車種の哀れな末路を見ていると残念という他無い。
以上、クラウンについて解説してみた。 私の欲しい自動車として最後まで購入候補に挙がっていたクラウンであるが、遂に目当ての車体と出会う事ができなかった。 結局センチュリーに乗って満足してはいるが、クラウンを諦めた訳ではない。 いつかは(130系)クラウン、其の気持ちはセンチュリーに乗る現在も変化はない。
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静音化 | 日記
Posted at
2014/11/15 09:42:37