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菊菱工廠のブログ一覧

2026年01月18日 イイね!

ダッシュとドア内張りのリフレッシュ

今回は昨年末に購入したパーツの取り付け記録。
ダッシュボードの助手席側ガーニッシュとエアコンルーバの交換、それに合わせたパネル自作の記録です。
それからドア内張りの再生。



こちらはダッシュ助手席側の、納車時の仕様。
ドラレコ等々の配線に際し、ついでにダッシュパネルごと外してきました。
助手席ガーニッシュ(兼エアコンルーバ)は見ての通りビレット仕様。メータパネルもそうです。
この個体が輸入された2000年代初頭は大流行でしたね。
OBSサバーバンとアストロが一躍メジャーになったあの頃、懐かしい。

本来、89~91年の7代目サバーバン最終型は、この部分が木目(ウッドグレイン)になります。
デザインが連続するドアのガーニッシュも一緒です。
で、89年型のMCでドアガーニッシュはプルストラップの手前で切り詰められたのですが、これは木目の採用と共にサバーバンだけの仕様なんです。
この話は後でまた出ますので、一旦置いておきます。

さて、先日自前での貼り替えを何とか終わらせたダッシュですが、ビレットのガーニッシュはエアコンの風向きが変えられないという弱点がありました。
純正ルーバを外す設計のため、ただのグリルになるんですね…
この車のエアコン自体、足元とダッシュの送風は連動しているようなので、足元だけにしたい場合はルーバを閉じる必要があるのですが…それができない状態でした。

一番の目的はこれの改善でして、第二に純正仕様に戻したいというのがありました。
更には木目が好みでない(+リプロ展開も細い)ので、どうせなら88年までのヘアラインアルミ仕様に替えてしまおうと計画した次第です。



こちらが現地から届いたガーニッシュ。
エアコンルーバとセットのお買い得品。
メータパネル側に付くものもセットです。

ただ、現地のセンターでの検品にて「同梱の筈のパルナットが無いっぽいよ」と予告されていましたので、相当品を用意しておきました。



これで行ける…と思います。



行けました。
見た目上の表っぽい方が裏(らしい)というのが少々違和感…
ともかく樹脂のボスに切り込んでいければOKです。
エアコン吹き出し口のダクトと共締めします。





やはりOE。これですよ。
SILVERADOエンブレムは89年型用で、これまた予め買ってレストアしておいたもの。
アルミパネルとの組み合わせは、89年以降のK5ブレイザー・R/V3500と同様になります。



そしてこちらはメータパネルと、その左下に付くルーバ。
この2つは新車時からのものだと思います。





新旧比較。
メッキの状態というか、メッキ自体が違いますね。
新しい方はエンブレムと同様、しっかり下地に金属膜を付けてあるもの。
対して純正はアルミ蒸着と見え、経年で消えてしまっています。

メッキの質が上がったのは良いものの、フリクション用のスポンジは無い&変なサイズが付いてきました。
なので取り付けにあたっては、純正ルーバのフェルト移植とスポンジテープ貼り付けを行っています。



配線も終わったので(この後不良が発覚しますが)戻しました。
この光景が見たかった…
後はメータパネルを新品にして、同じヘアラインのパネルで揃えれば完成です。



いや、まだやる事は残っています。
これはグローブボックスを外して、下から見上げた所。
助手席側の端に付くエアコンダクトには、ダッシュを取り付けた後にこうして中からダクトを繋ぎます。
…正しい手順かどうかは知らないのですが、これしか考えられない構造なんです。

で、そのダクトが無いと来た。
リプロは売っていますが買っていませんし、それだけ買うと送料が…
という事でアルミフレキの出番です。



実測φ80程なので規格品には合いませんが、雨漏れ応急処置で使った発泡気密テープで帳尻合わせしました。
これで問題無し。



続いてドア内張りの木目パネル。
写真の通り、ドアロックスイッチのすぐ後ろで切れたものになっています。

1t以外のピックアップは88年からOBSへ代替わりしていますので、89~91年に新車購入できたSquarebody世代は、3500ピックアップ・フルサイズブレイザー・サバーバンの3種ですが、89年にこの短いパネルへMCされたのはサバーバンだけ。
そして同年以降木目になったのもサバーバンだけなので、81年以降の形状で「短いヘアラインアルミ」や「長い木目」のパネルは純正では存在しないんです。

で、写真の助手席側はまだマシなものの、運転席側は剥げが酷く、下地のアルミがしっかり見えている状態。
みっともないし揃ってないしなので、ヘアラインアルミパネルを自作します。



運転席側を剥がしました。
四角い穴はパワーミラーのコントローラ用ですが…あれって90年と91年のOPですよね?
RPOはD48で、89年のスペック表にはステンミラー2種類(D45 Below-Eye-Line Type:自車の奴とDF2 Camper Type:4つ脚のワイドな奴)しか書いてありません。

しかし穴があるという事は、89年型へのMC時点で、次のモデルイヤーでのパワーミラー採用が決まっていたんですね。
これは内張りを剥がしても知る事のできない事実…面白い発見でした。



剥がしたモノ。
運転席側は結構強力についていたので、剥がしたらヘロヘロになりました。



形の整っている助手席側を使いアルミシートを切り出します。
t0.3mmの薄いシートなので、歪ませないようカッターを使用。



それにヘアラインを付けたら完成。
思った以上の完成度になりました。
サンディングパッドとオイルの力。







それを貼るとこんな感じ。
ダッシュ側のアルミパネルとも全く違和感無しです。

これで本来存在しない、「Squarebody世代最終型サバーバンのアルミパネル内装」となりました。


以上、ダッシュ周りのリフレッシュでした。
次はドア内張り。運転席側のリアドアです。



外してきたものと取り付けるメッキモール。
雨漏れも被害を一番受けた個所らしく、基材になっている段ボールはシナシナ。
今は乾燥していますが分離してますし、寸法も狂ってしまいました。
メッキモールは今生の別れを遂げ、ガラリも止めのステープラが外れてます。

それを再生すべくアメリカから買ってきたのが、同じくグレーの右用パネル。
そのモールだけを今回は使います。



ガラリのステープラは一旦抜いて、穴を開け直して再利用。





寸法狂いはありましたが、モールは無事付きました。
ガラリの周りにはカーペットが押し込まれますが、それもクリア。
ちょっと歪んでるくらいまで修正できました。



取り付け。
ビス止めしたら予想通りピシッとしてくれました。
これで本来の姿を取り戻した訳です。


という事で本日は以上。
色々平行してやっているため、今回の内容も写真の日付が行ったり来たりしてます。
次は…夏用ホイール再生やドアストライカの事を書けたら嬉しいなと。
Posted at 2026/01/18 22:34:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車(サバーバン) | クルマ
2026年01月17日 イイね!

続・灯火類のLED化~不具合解消編~

久しぶりにこういったタイトルにしてみました。
元々予定に無かった回なので写真少な目・文章多めです。


昨年末に完了させたはずの、サバーバンの灯火類LED化。
ルームランプは勿論、メータ照明と警告灯・インジケータ類も全てLEDになりました。
外装についても、サイズ違いで収まらなかったリアサイドマーカが揃い、晴れてフルLEDコンバージョンと相成りました。
パジェロの時は給油ランプだけ残したため、自車初となる完全なフルLED。
あの時は確か点灯しっぱなしになったのだっけ。

しかしハードルがもう一つあったのでした。
参考に見ていた動画には「SquarebodyをLEDコンバージョンするとウインカが変になった」という現地ユーザが複数おりまして、何かあるなと思った矢先の事。

タイヤ交換後の試走兼2025年の走り納めという事で、年の瀬に近所を一周してきました。
途中でブログ背景を撮った場所へ止め、昼間ながら本国仕様の点灯具合を見ようとしたところ…

ポジション点灯で左フロントウインカがチラついている。

こちら、普段走る時(改善済状態)では問題無いという事を最初に書いておきます。
で、左パークランプ内のウインカ(ハイ点灯)が、何もしていないのにチラチラとONになります。
メータパネルのウインカインジケータを見ると、両方ともボヤっと点灯してる始末。
試しにその状態でウインカ・ハザードを動作させると、一発目だけ点いて終了。

左フロントに使った3157ダブルのLEDは接触不良があったので、当初はそれかと思いきや違うようです。
ライト不要な時間の内に帰宅して色々考えつつ、その日の残りは大掃除と決めていたためそちらを済ませました。


そして年が明けた元日。原因を考えてみました。
状況を整理すると…

・エンジンの動作状況によらず、キーをON位置にすると上記の症状になる
・ハザードで試すと、LOCKとACCならライトONでも動作する
・ウインカインジケータの件は、緑LEDにする前(白LED)の時にも同じ事が起きた
・リアサイドマーカのサイズ間違いで、ハロゲンに戻していた状態では起きなかった
・2つあるフラッシャ(ウインカリレー)はLED対応品に交換済

これらからすると、LED球やフラッシャよりも「ポジション回路の電流が小さすぎる」事が原因に思えます。
そして…前にもこんな事があったなと思い出しました。

コルトプラスのテールLED化

何の因果かちょうど9年前の元日の記事。
毎年やる事は変わらないのよ。

コルトプラスで似たような異常点灯が起き、その際にLEDを購入した孫市屋さんに聞いたところ「警告灯点灯状態に似ているので、キャンセラが効くのでは」という見解で、それで見事解決していました。
あの時は「ライトONすると、テールではなくブレーキランプが点く」でした。

そして手元には、部品として各地へ旅立ったであろうコルトプラスから外したウインカ抵抗とキャンセラ抵抗。
年明けも早々ですが実験してみました。

するとやはり正解。
場所的にやりやすかったためフロントのサイドマーカにキャンセラ抵抗を入れましたが、それで無事切り分けができました。


しかし課題は更にもう一つあったんですね。
それは「本国点灯にするとフロントサイドマーカが異様に暗い」というもの。
これまたリアサイドマーカがハロゲンの時には何も無かったのに、フルLED化した途端発生した症状です。
まぁ本国点灯限定ですから、上にも書いたように普段は何も支障無いのですけれど…
とはいえ気になったので原因を調べてみました。

この車のフロントサイドマーカは少々特殊…というのは以前書いた通りで、GM車が当時からそうだったという「ライトONの時にサイドマーカのウインカ動作が反転する」という仕様。
少々調べると70年代から続くGM車特有の仕様らしいですね。
C/Kトラック系も我がSquarebodyの次、OBSもそう。
最近も続いているらしく、トレイルブレイザーが同様というのまでは確認しました。

で、この動作の絡繰りは…
フロントサイドマーカの片線がアースに直結しておらず、ウインカとポジションの電圧を両側から拮抗させる事で成り立っています。
LEDだけでは不可能な、電球だからこそ可能な回路となっています。
差し当って怪しいのはこの辺りでしょう。

ならばと暗さの真相を見るべく電圧を測ると、10Vしか来ていません。
ライトOFFでは問題無い明るさでウインカ動作するので、ライトONでのサイドマーカへ来る電圧が変という事。

続いて回路図を見てみました。
すると…ライトOFF時にアースの役目を果たすのは、パークランプのウインカ側(ハイ点灯のフィラメント)と分かりました。
フロントウインカを挟んでアースされてるんですね。直列という事。

じゃぁポジション点灯でフロントウインカは釣られて光らないの?という点は、恐らくマーカ側で十分電圧がドロップする(または電流が小さい)ため、フロントウインカのハイ側を光らせる程には至らないのでしょう。
電球のワッテージの違いも関係していそうです。

という所まで来てやっと原因に見当がつきました。
本来フィラメントを介してアースされている物がLEDになってしまい、それがなまじ極性フリー回路のLEDだったため、半端に10Vがかかって暗く光っていたのでしょう。
リアサイドマーカのLED化を切っ掛けに出たというのも、回路的にはポジション点灯回路として繋がっているため、その時点ではリアサイドマーカが代役になっていたのかと思います。

となれば…警告灯キャンセラを入れるべきは、サイドマーカのウインカ側+(茶色線)ではなくマーカ側+(青線)とアースの間の筈。
もう一度外へ出て実験すると…見事的中。
元日の午後に何やってんだと思いつつ、スッキリした瞬間でした。

しかしこの抵抗、残念ながら1個しかありません。
しかも古いので、どうせなら新品を使いたい…と思い新年早々発注。
到着までの間にステーを製作する事としました。



世の中が動き出すのと共に、新しいキャンセラ抵抗も届きました。
寸法もデザインも9年前と同じです。



端材からサクッと完成。得意のアルミ板工作。
サイドマーカのハウジング裏に両面テープで貼り付けるように作りました。



レンズユニット裏に貼り付け。
ここなら水もかからず、ある程度放熱もできるでしょう。
ハイフラ防止抵抗より値が大きいため、発熱自体も控えめの筈です。



無事に正常な明るさで光りました。


さて…次は何をしましょうか。
やりたい事は沢山あるのですが、冬も本番とあって屋外作業はお休みしたいところ。
ホイール磨きはタイヤ交換までのんびりやるとして、ドアストライカの改善でも試しましょうか。
ブログのネタ的には渋滞気味なので、内装関係の別のお話になると思います。
Posted at 2026/01/17 22:26:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車(サバーバン) | クルマ
2026年01月11日 イイね!

戦前の電気ストーブ…否、ファンヒーター 芝浦マツダ工業 SF-36

暫くサバーバンに熱を上げていましたが、こちらを忘れた訳ではありません。
古物家電は今年も続きます。


さて、皆さんは「戦前の電気ストーブ」はご存じでしょうか。
松下の反射型、あの一時流行ったハロゲンヒーターのような、扇風機のファンを取った的スタイルに始まり、ガスストーブにも似た四角い置き型もありました。

黎明期の家電としては結構メジャーで、中古市場によく出てくるものの一つです。
松下や芝浦、三菱といった面子の他、内外電熱器等の専門メーカが作っていました。

大型の物になると100Vでも2kWという、現在の壁コンセントを超えてしまう機種もあり、そのクラスだと電熱線が差し替え式になっていたりもしました。
容易に交換できる事で、長期使用できるメンテナンス性を持たせていたのだと考えられます。

ですが…電気ファンヒータはどうでしょうか。
「ファンヒータ」という時点で現代の灯油を使う製品のイメージが強いですし、電気式ならセラミックタイプが広く普及しています。
それが戦前となると、「ファン=扇風機」と「電気ストーブ」はそれぞれありつつも、当時の合体したイメージが正直湧きません。
古いものでもせいぜい70年代頃の、色プラとクロームメッキの筐体の製品。

しかし実はあったんですね。



まずは箱から。
そう、箱付きだったんです。

とはいえ底面がクラフトテープで補修されており、それがラベルにまでかかっているという…
その補修からスタートです。



テープに持って行かれた表面は、ノリ剥がしで意外なほど簡単に分離できました。
これを箱へ貼り直します。



結構良い感じ。
接着剤が乾いたら更に違和感無くなりました。



という事で本体ご登場。
特に奇抜な形ではありません。

グリルを覗くと電熱線とファンが見えます。
ファンはもしかして、8吋の芝浦扇と同じだったり…?



銘板です。
こちらは芝浦製作所名義ですね。
逓信省型式認定が付いているのと、下記の芝浦マツダ工業の活動期間より、昭和10年より後の製品でしょう。

それで今回、芝浦マツダ工業について少々調べてみました。
ソースは渋沢社史アーカイブや東京大学デジタルアーカイブ。

同社製品は「セレクトスイッチ時計」が有名で、現に私も15年ほど使っています。
主に電気時計の本体やカタログで目にするイメージが強い会社です。

そもそもの成り立ちは大井電気株式会社というそうで、昭和11年に設立されています。
設立にあたっては、芝浦製作所と東京電気が合同出資したという記述もありました。
「大井」は創業地の地名に由来するようです。
ところが、ほぼその年の内に芝浦マツダ工業と名を変えているようでして、その後昭和17年には東京芝浦電気(東芝)に合流したため、僅か6年程しか存在しなかった企業になるんです。
「芝浦」と「マツダ」はそれぞれのブランドとして有名な単語ですね。

…と、あまりヒントにはならない感じですが、そもそも会社の活動期間が短かったため、昭和11~17年頃の製品という予測が立ちます。
つまりざっくりと「戦前」な訳です。


では軽く手入れと行きましょう。



裏蓋を外しました。
底面の縁に2個ビスがあり、それを外すとクッキー缶のように開けられます。
ゴム足も奇麗に残ってます。

ちょっと脱線しますが、電気ストーブって箱付きミントコンディションみたいなのが結構残ってるんですよ。
しかし骨董・アンティーク的価値が付いておらず、扇風機と比べてかなり安く買えるんです。
理由の考察は置いておくとして、狙うならアリかもしれません(狙ってどうするというのもまた置いておきましょう)。



内部。実にシンプル。
スイッチと電熱線の他には、ファンを駆動するモートルと温度ヒューズ的な何かがあるだけ。
電源の綿打ちコードは扇風機より太い規格です。
抜け防止に巻いてある紐も、他の電気ストーブで見かけるのと同じタイプ(名称不明)。



これ。
形的にもヒューズの一種じゃないかと思うのですが、いかがでしょう?
それとも転倒スイッチ? それは流石に先進性が過ぎるか。



使用感少な目とはいえ、製造後約80年の間に積もったホコリはそれなり。
大まかにはエアで飛ばして、後は拭き掃除ですね。



モートルも外しました。
ファン共々8吋サイズですが、卓上扇風機のそれとは異なるものでした。

2枚一体プレス成型をクロスして止めた構造は同じながら、こちらは補強リブのプレスが入っています。
モートルは扇風機が交直両用カーボンブラシ付きでしたが、こちらは交流専用の誘導式のようです。

年代的には、引き出し線の被覆がバッキバキなので、確かに水連辺り(大正末~昭和初期)の芝浦製だなぁと感じます。





ファンと前側エンドベル、ロータ。

モートルは密閉式なので簡単な清掃と給油で済みました。
後は筐体内外の汚れを拭いて、組み上げればほぼ完了。



ファンも拭いたら綺麗になりました。



当たり前と言えば当たり前ながら、グリースカップは前後に付きます。

この構造、シーズン毎にメンテする前提な訳ですが、リアはともかくフロント側(ファン側)の給油はかなりやりにくいですね。
前面カバーを外しても電熱線がありますので、その間を縫って給油するのが最短でしょうか。
真面目にやろうとすると、こうしてモートルを外さないといけません。
電熱線に油が付いたら、後で焦げて臭いだろうなぁ。



リアのエンドベルにはビス3本で止まっている蓋がありましたが、まさかのダミー。
何か別の機種用には必要なものだったのでしょう。きっと。





プラグはオリジナルでしたが…残念。輸送中に破損してしまいました。
マツダ純正ポニーキャップはどうも割れやすいようで、現存数も少ない上に壊しやすい。
扇風機を展示に出した際にも同じ事が起きました。

しかし運良く破片が揃っていたので、瞬間接着剤で修理してみます。



どうでしょう。意外と綺麗に組めました。
まぁ細かく割れた所は「直したな」とはっきり分かりますけれど…
とはいえどうやら、ベーク樹脂自体よりも接着部分の方が強そうです。



マツダです。
元々綺麗でしたが磨きました。



本体同様、逓信省の型式認定を受けた後の品。
ですが、刃の裏側に打刻してあるマツダ製は初めて見ました。
これまで見てきたのは、完全無印と本体側に成型刻印されているものの2タイプ。
第3のタイプが出てきましたね。

本体が古い方と同じ(無印)なので、変遷を考えると中期型になるでしょうか。
ベークの金型改修をする前、打刻の工程を一つ増やすだけで対応可能と考えられます。
ここから察するに、芝浦マツダ工業としては前半の頃…昭和11年に近い方の製品の可能性があります。



無事完成。
本体も拭き掃除したらブラウンが明るくなりました。





グリルと電熱線の奥に見えるファン。
背面メッシュはモートル部分が出っ張ってます。



取っ手とグリルは今でもあるアンティーク仕上げ。
この頃からあったんですね。



一部剥げはあるものの、塗装の状態は良好。



回ってますね。
工作室の片付けついでに動作確認中。
穏やかに風が来ます。

ファンの軸に若干ガタが出ており、カラカラと軽く音がします。
12吋扇風機ほどの精度は無いようですが、これもご愛嬌。

細やかな風ではありますが、多くの電気ストーブは反射型や輻射型なので、空間を温めるには有利ではないかと。
…ファンってそういう目的で付いてるもんでしょうが。
それでは、時々使ってみる事にしましょうか。



最後はレストアの済んだ箱と共に。
箱付きの戦前電気ストーブ、結構持ってて置き場に困ってるんですよね…なのに買ったのかい。
Posted at 2026/01/11 22:24:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | アンティーク家電 | 趣味
2026年01月03日 イイね!

ドライブレコーダとETCの取り付け(ルームミラー脱落の復旧)

2026年、令和8年、昭和101年…
当ブログをご覧いただいている皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年最初の更新は、昨年から色々手を付けているサバーバンの電装関係。
ジャンクションボックスの取り付けが終わり、元配線をすれば電装品を付けられる…という所からです。
時系列的にはタイヤ交換より少々前、12月前半~クリスマス後くらいとなります。



無事電源取りが終わり、電装品装備へ移ります。
まずはドラレコ。COMTEC ZDR055です。
パジェロの更新用とコルト・エクリプスクロス用に買った物に続き、コムテック製にしました。
中古購入のため、ほぼ現行機ながらお安く入手。

しかしこの話には裏があった。
ノヴァって言ったらシェビーですよね。何の事?

ドラレコは本当なら新品を使う筈が、ブラックフライデーで買ったのは同018と、日本製ではないお手頃機種でした。
以前購入のがZDR015でしたから、「正統進化版だな」とだけ考えてしまった結果です。
015も日本製ではない、という事すら今頃知るお粗末さよ。いや、当時も気にしてたっけ?
「こんなに安かったかなぁ」という疑問をもっと深堀りするべきでした。
比較対象として出てきたのが同027だったため、デザイン的にこちらの方が好みだったのもうっかり…

という事で018は未使用のまま売却し、5年延長補償(残り4年ほど)も引き継いでくださるという本品をオク購入した次第です。
価格は018の通常時通販価格よりやや下。
出品写真には本体と付属品だけでしたので、箱付きだったのはラッキー。



中身です。
フロント用(親機)のベースに若干の取り外し跡がある以外、新品同様のコンディション。
付けてしまえばほぼ見えない場所のため気になりません。
STARVIS 2なる映像処理技術を採用しており、夜間の低ノイズ・高照度撮影が可能との事。

リアカメラはそもそも未使用だったのか、両面テープもそのまま付属。
SDカードは純正32GBが付いてきましたが、高画質で長時間(期間)録画させたいので128GBに換装。
最近の機種はやっと大容量のSDに対応してきましたね。

なお、018は購入金額の85%ほどで売れました。ラッキー。



こちらは更に前の写真。
リアカメラケーブルの敷設だけ先に済ませておきました。
運転席側リアクオータまで引いてきたところになります。
この辺のトリムは固い白樹脂+塗装のため、3列目シートベルトまで外さないとケーブルを入れ込めませんでした。

そして左端の縦2つ穴、これはコートフックの跡でして…左右とも失われているため、先日本国から輸入したものをを付ける予定。
しかし大変そうだなぁ…硬い樹脂だからある程度外さないと隙間が開かない。

という話はさておき、シルバラードパッケージの本車は内装トリムが現代車同様のため、ルーフライナー付近に入れ込んでリアまで引っ張りました。

なおこのケーブル、以前の015が7mだったのに対し、今回は9mに改良されていました。
パジェロはベースグレードのGLでしたので内装トリムが簡易で、定番のこの方法を取れませんでした。
フロアまで下してスカッフプレート・カーペット裏を通しまして、5ナンバーサイズながら余裕が無かったのです。
これは嬉しい改良ですね。

こういった事情はレアかもしれませんが、ハイエースグランドキャビンとかマイクロバス等、大きい車で足りないという意見があったのでしょうか。



どこを撮ったんだと言われそう…
左Dピラー上端の裏側、リアエアコンのカバーを外し、テールゲートの窓内側から運転席側を見上げたアングルです。
ちょうどここに良い感じの隙間があったので、余ったケーブルを巻いて仕舞いましたの図。
こうやって素直に配線できれば、大きなサバーバンでも十分に余る長さです。



リアカメラ取り付け。
リアエアコンとリアウインドウの間に良い感じの隙間がありましたので(2回目)、下側へ出っ張らずに取り付きました。
しかもエアコンカバーのビスはセンターから若干ズレており、カメラでセンターを出せたのがラッキー。

パジェロはバックドアが横開きでしたから、ルームランプに自作金具を挟んで付けましたっけ。
サバーバンも当初はバーンドア(観音開き)を狙っていました。
ただこちらはリアエアコンさえあれば同様に付けられる筈です…いや、窓枠に被るかも。
リアカメラの配線処理を考えると、横開きドアはハッチやゲートより難易度が格段に上がります。



フロントです。
ドラレコを付けたらミラーが落ちました(笑)
向かいの家がはっきり写りましたので修正してます。
アメ車あるあるにまたしても遭遇。そしてまた運転席足元に浸水が発覚という…もういいよ水は。

ドラレコは青ボカシ部分を避けつつ、視界を遮らない位置を見極めました。
フロントウインドウは純正でして、ラジオアンテナ(?)がセンターに埋め込まれてます。
細く映っている黒線がそれ。左右から丁字型に配置されてます。
下端には鳩目みたいな端子があって、本来はそれも使うのでしょう。オーディオ次第ではありますが…





いつか見た光景。もう一度は見たくなかった光景。
湿っていたのは手のひらくらいの面積だったのがまだ幸いか。
ETCアンテナ線が微妙に足りず、ここを斜めに横切らせたお陰で気づけました。
タイヤに乗っているのは千切って乾かしておいた遮音材。

ウェザストリップ交換でドアの止水はできたものの、今度はカーペット裏ビニールの亀裂から染みたようです。
先日の雪・雨の際、靴から垂れた水がゴム製フロアマットの上で溜まり、まとまってカーペットへ行ったのでしょう。
まずは乾燥ですがどうしたものか…ポリ系を付けられる接着剤で別のビニールシートを貼るか。
隙間なく塗って貼れば機能を回復できると予想します。



カーペット裏面、スカッフプレートの境目で押される部分です。
目立った皹はこんな感じですが、細かいのがそこかしこに見られました。
今年夏の茄子はカーペットの新品交換かな。ついでにスカッフプレートも。
できる作業ではありますが、環境等々考えると車検と一緒に依頼した方が無難そう。



という事で、はい。
買ってきましたルームミラー用接着剤。
説明を読む感じ、透明エポキシ系な印象です。



何か漏れてるんですけど…ブリスターに主剤の袋が巻き込まれてるんですけど…
これ、本当なら主剤の袋は上半分に収まってるモノですよね…まぁ使えれば良いんです。使えれば。

一応ザックリ手順を書いておくと、位置決めや脱脂はしておくとして…

付属のワイプで接着面とミラーベースを拭いて2分乾燥(これが実は硬化剤なので、必ず付属のワイプを使う事)、ミラーベースに主剤を数滴塗って貼り1分ほど圧着、硬化前にはみ出しを拭き取り15分以上経ってからミラーを付ける…だそうです。
早速やっていきましょう。



まずは残っている接着剤の除去から。
素直に削ってしまうと位置が分からないので、表からマスキングテープで場ミリ。
センターはガラス埋め込みのアンテナ線で出せるので大丈夫。



ベースの形にマスキングを作ってみました。
硬化中に剥がせば綺麗に行くのではと。



手順通りに進めて成功。
念のため1時間以上放置してからミラーを取り付けました。



さて、話を戻しましょう。
リアカメラ配線は先に通しておきましたので、残りの電源線とついでのETCアンテナを取り付けました。
ETCアンテナについては(三菱電機の場合)、フロントウインドウが60度より立っているとダッシュ取り付けになりますが、測ったところギリギリ下回っていたのでウインドウ貼り付けで行けました。

なお、この車のフロントウインドウ上辺のトリムは鉄板なので、配線引き出し部には何かしら養生した方がより安全でしょう。現状まだですが…
そして、トリム裏を通線できるって余裕があって良いですね。Hゴムの隙間に押し込まなくて良いんですから。



こちらはETC本体。
てっきり常時電源も使うのかと思いきや、ACCだけで良いタイプでした。
元々付いてきたのは型が古く、新セキュリティ対応前のものだったため交換です。
取り付け位置もコンソール側面と安直でしたし…

という事でコンソール内となりました。
電源は最短距離となっています。
再セットアップはこれからなので、実際に使えるのは少々先になります。
シリアルも隠れてしまうため、しっかり固定するのも後回しです。

ここで余談ながら、当初ETC本体はグローブボックス内に付ける予定でした。
Squarebody世代のファクトリーエア(純正エアコン)仕様車はグローブボックスが一部削られており、運転席側1/3くらいがかなり薄いスペースになっています。エアコンユニットの逃げです。
そこが現代車両の小物入れ兼ETCスペース的な雰囲気でした。

しかしそれには、当然ながら配線穴を開けないとスマートに行きません。
別に開口自体は良いのですが、困るのはRPOラベルが付いている事。
純正OP一覧が工場出荷時に付けられており、グローブボックスに限ってはオリジナルから手を付けたくない部分でした。

という理由もあって、目隠しできる別の場所…としてコンソール内となったのでした。
後、パジェロに付けていたのはコルトプラスのお下がりでアンテナ一体型。
自分専用車としては初の分離型です。



以上、本日はここまで。
色々平行して進めているので、一気に書くとかなりの分量でまとまり切らなくなります。
Posted at 2026/01/03 23:30:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車(サバーバン) | クルマ
2025年12月30日 イイね!

初タイヤ交換、アジアンタイヤデビュー

今年ももうあと1日を残すばかり。
納車後はすっかり車のブログ(本来の用途)となりましたが、車とアンティーク家電、時々時計な本ブログを見ていただいている皆様、今年もありがとうございました。
もし明日また更新したら、この部分はコピーします。


さて、今日はクリスマスの頃の作業記録です。

もうすっかり冬となりましたが、遅れ馳せながらスタッドレスの用意ができました。
レンチのソケットサイズを見ていなかったせいで(インチと思わず)一週遅れましたが、初交換という事で記事にしました。





納車と共にやってきた、シェビーバン G30に付いていたというメッキホイール。
当時からスタッドレスでしたが小さい&古かったため、新品交換してきました。
錆は保管中の水滴によるもの…カバーも劣化して撥水が落ちているようです。

タイヤは自身初のアジアンタイヤ、ナンカンのAW-1。
サイズは265/70R16。リフトアップしていると若干小さめですが、冬用なので良いでしょう。

本来はエクリプスクロスと同じWINTERMAXXかICEGUARD SUVにでもするつもりでした。
しかし他で出費が重なり、前々から気になっていたアジアンに目を向けた次第です。
北海道で研究開発され、現地でも評判が良いという性能…どんな感じでしょうか。

そして今回は、サバーバンの初タイヤ交換。
8穴のハブを観察しながらやっていきましょう。





今回、重いスチールホイールで8穴という条件に自身の力(物理)の無さを理由として、道具を用意してみました。

一つはインパクトレンチ。
マキタの18V・1/2インチ差し込みのTW300DZ。
未使用保管品を割安でゲット。
8本×4で32本のナットがありますし、トルクも指定160Nと強いため、スピードレンチでも緩めるだけで一苦労になります。
仮止めまでこれでできるので、大きな戦力になるでしょう。

もう一つはタイヤ交換補助ツール「クルピタ丸」。
夏用のDUELER M/Tの直径と同じ、810mmまで対応です。
正直、コレを使うのは邪道なんて変な拘りを持っていました。
しかしねぇ…普段から力を使っていないと体を痛めますから、素直に省力化を考えた訳です。
とはいえこれもまた賛否両論のようなので、とりあえず使ってみたいと思います。



早速外せました。
別機種は工作で長く使っていながら、インパクトの威力は絶大と再認識。
ほぼ労力を感じずにナット8個を外せました(当たり前)。

ブレーキディスクは段のところに穴があるんだなとか、純正は逆反りのリーフは交換でリフトしてあるとか、周辺やブレーキパッド等タイヤが付いていると見えない箇所を暫し観察し、いざ取り付けへ。



撮影で手を離すためナットを2個付けた状態ですが、クルピタ丸の使用風景はこんな感じ。
ジャッキはパジェロ時代から使っているARCANの3tタイプ。まさかのショップと全く同じ機種。

で、クルピタ丸…凄く良いですね。
最初の高さ調整だけはそれなりにクランクを回しますが、肝心の位置決めが笑えるくらいに楽。
コツを掴むと目に見えて省力化と時間短縮になります。



リアです。コルトプラス以来のリアドラム車。
サイズもあって正しくトラックの風格。
リフトしてありますのでリーフも多い&ゴツい。
フィン付きドラムは定番ですが、これも冷却性能のための設計…と当時の販促映像に出てました。



忘れないよう、1輪ずつ交換→トルク締めの流れで完成。
タイヤがショルダーの丸っこい形なのでどうなるかでしたが、予想以上にカッコいい。
70年代のK1500やK5の純正スタイルドホイールにもあったデザインのためでしょう。
デイトナの穴が三角になったみたいな奴。
なお、鍛造アルミのアルコアチャレンジャーとは歴然の重量差でした。

4本交換をやってみた感想としては、160Nでの締め付け×32か所が中々しんどいという事。
持っているトルクレンチで性能上は十分ながら、リーチ的にもう少し欲しいと思ってしまいました。
パイプを挿して延長なんて事はしませんけれど…

後は路面が乾燥しているタイミングで慣らしをすればOKでしょう。
乗り心地の変化も気になる所です。

もう大晦日ですが、年内最後に近所くらい回って来ようかしら。
給油は1日待てば暫定税率廃止だし。
Posted at 2025/12/30 23:26:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車(サバーバン) | クルマ

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