前回のこのネタはもう一か月以上前、しかも1度しか書いてないことに気づく。
ネタそのものはもう作業完了してるっていうね…
なので、駆け足で記録を書いてみます。
前回、ファンの塗装をはがして、ファンの素材がベークだったことが判明しました。
続いて、モータケースや基台の分解と塗装剥離を行いました。
写真の日付を見ると、ちょうど一か月前あたり。
これはモータケース。
見れば見るほど、純正色と思えてくるほど丁寧に再塗装されています。
これを剥すと…
めったに見られない鉄そのものの色。
左はモータケースの蓋で、完成状態では首振り機構のギアボックスが付くところです。
さて、基台も同様に剥離しましたが…
薄緑メタの下、純正の黒のさらに下にも何か層がある。
どうも、鋳物として作った基台の表面にパテが盛ってある模様。
都合上すべてはがしてしまったので、買って以来ほとんど使っていないポリパテで修正。
なんか不思議な見た目だなこれ。
その前後、そう、期間が空きすぎて前か後か忘れたけれども、銘鈑も磨いておきました。
周りに塗装が無いので、その分気にせずに磨けるためです。
磨く前の、機体銘鈑と出力表示の銘鈑。
機体のはよく読めないくらいに黒くなっています。
磨くとこうなります。
40糎單相電氣扇。
糎はセンチと読みます。
この時代(戦前、1930年代)だと、30cm型は12吋(インチ)、40cm型は16吋と書くメーカが多かったようですが、富士電機はセンチ表記になっています。
車やプラモ、RCなんかで経験のある方は分かると思いますが、この塗装剥離ってのがかなりしんどい作業なのです。
塗るのは楽で、それこそスプレーなら広範囲も一瞬ですが、剥すとなるとこれが大変。
溶剤の匂いに耐えつつ、細かいところはなかなか落ちないので、一度やるとしばらくは離れたい作業です。
すべての部品を剥離し終えたら、いよいよ再塗装。
長くなるので記事を分けたいと思います。
以下次回。
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Posted at
2014/09/15 12:12:28