2020年07月11日
FZ-N1、修理より帰還(配達の方はまさかの元L型オーナー)
前回のエントリでCAT S61を購入、FZ-N1は予備機となる件を書きましたが、そのFZ-N1の修理が完了しました。
色々と収穫がありましたので、そのご報告になります。
まずはリフレッシュした姿をどうぞ。

開梱。フィルムで挟み、箱の中で浮かせた状態になる梱包。

出ました。向かって右下の角付近が剥がれていましたが、直っています。
というか…保護フィルムまで新しくなってるような。

裏…って、バッテリカバーも新しくなってるぞ。
テカリが無いというか、そもそも最初に剥がしたコーションラベルが貼ってある時点でもう。

そしてここ。拡張バス端子まで交換されています。充電での接触跡がさっぱり消えました。
バッテリカバーを外してみましたが、隙間にたまっていた細かい埃も消えています。各端子カバーを留めている黒ビスも腐食していましたが、それも新品同様に。USBカバーもビスの当たる部分が切れかけていましたが、当然のように新しい…下に書く通り、外装は最低限の交換となったのですが、大変ありがたいことです。
さて、修理に出した経緯をまた書いておきますと…
確か1年ほど前、ある晩に純正ACアダプタ・ケーブルでUSBから充電しつつ就寝、翌朝起きたところ起動できなくなっていました。
調べたところ、USB端子を本体表面方向に持ち上げ(押さえ)ていないと通電しないことが発覚しました。夜中に充電開始→通電不可を繰り返し、画面点灯が続いた結果バッテリが空になったようです。
ところが、幸か不幸か充電カップという別端子を使う急速充電が可能でしたので、修理しないまま使い続けられてしまいました。
延長保証期間終了が間近となった今年6月末、S61の購入・乗り換えにより、ようやく修理の目途が立ったのでした。
ということで修理に出したのですが、こんな特殊な機種を個人で買って、しかも保証修理に出すなんて機会はほぼ無いと思われます。
せっかくなので流れもご紹介したいと思います。
簡単には、
電話連絡・見積送付→見積書にサイン・返信→引き取り(日通)→正式見積送付→修理継続or中止の返信→修理後配達(日通)
という感じでした。
以下詳細です。
私のFZ-N1は個人購入といってもしっかり新品購入でしたので、Panasonicの延長保証と引き取り修理がついていました。
まずは保証適用になるか等を確かめるべく連絡したかったのですが、窓口は法人向けと一緒…平日・電話のみ。
それでも21時まで受け付けなので、帰宅後で十分間に合いました。
で、確認したところ無事保証適用となりました。
USB端子に外観上の破損や水濡れ歴がないこと等を聞かれました。
電話口で症状を聞き取りながら見積書に打ち込んでいるようで、口頭でメールアドレスを伝えると、電話を切った後すぐに見積書のPDFが届いていました。
その下半分が申込書となっており、チェック・署名して返信する様式でした。
返信した翌日(だったと思う)、修理受付から電話があり、引き取りの日時を決めました。
引き取りに来たのは日通の方で、その場で梱包する形でした。
修理センターは兵庫県とのことで、土曜日に発送、正式見積は翌週木曜に届きました。
今回はUSB端子の他、ホルスターへの出し入れで剥がれてしまったエラストマー樹脂製のバンパを交換する見積(最低限案)と、USB端子+外装全交換(全交換案)の2パターンで見積をお願いしました。
すると、最低限案が約\8,000、全交換案は約\50,000となりました。
今回は最低限案でお願いしました。
正式見積にも署名欄とチェック項目がありましたが、気になる点がありましたので質問してみました。
具体的には、今回はUSB端子の故障ということで、交換部品はUSB FPC(USB端子にフレキケーブルの付いた部品)でしたが、修理費用に「技術加算料(インストール代含む)」とあったので、インストールの意味するところ、そして、修理申し込みのチェック欄に「データを初期化して」と但し書きがあったのでその理由です。
私はPCのジャンク修理等をよくやるので、「メイン基板を触らないなら、初期化はいらないし、USB端子だけの交換ならドライバもソフトも要らないんじゃないの?」と思ったためでした。ただの興味です。
すると、恐れ多くも修理担当の方よりお電話を頂き、直接ご回答頂きました。
インストールとは、ソフトやドライバのインストールの意味で、今回のような場合にも検査用のソフトをインストールする必要があるため書いてあるとのことでした。
また、初期化については上記の検査用ソフトを消去する際、それだけを消すことができない(理由は聞きませんでした)ため、リカバリ状態での返却になるとのことでした。
実は、この初期化についてお聞きできたのが結構嬉しかったのです。
というのも、フィーチャーフォン時代の途中から「修理後は必ず初期化して返却」となっていましたが、その理由が知りたかったからです。
何となく「個人情報保護とか、データの破損トラブルを避けるためかなぁ」とは思っていましたが、このような事情があるとは知りませんでした。
他のメーカやフィーチャーフォン時代も同じであるかは不明ですが、一つの事情を知ることができました。
その後、約一週間後の翌週水曜日に出荷の連絡があり、再配達にて金曜夜に受け取ることができました。
で、タイトルに書いたことですが…配達に来て頂いた日通航空の方、なんと3年ほど前まで6G72のL型パジェロに乗っていたとのことです。
「青い大きなRVがある家と聞いて来まして…パジェロのL型に乗ってるんですか?」と聞かれたときにはびっくりでした。
昔ランクル60(4000DT)に乗っていたがエンジンブローで乗り換え、乗用車にしたものの忘れられず、ふと気になったパジェロに買い替えたとのこと。
かつてのディーゼルランクルが遅かったので、V6ガソリンはどうなのかなぁと選んだそうでした。
残念ながらラジエータ系の故障で手放されたそうですが、今はV73パジェロに乗り換えたそうで、しばしパジェロ談義となりました。
長くなりましたが、ほぼ新品になって帰ってきたFZ-N1。もう一度設定しなおして、予備機として万一に備えるとしましょう。
…そういえば、SIMロックはどうなったんだろう。解除コードは変わってないはずだから大丈夫そうだけど。
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Posted at
2020/07/11 20:59:11
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