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2021年09月25日

RC出戻りと、準備のため調べたこと(インドネシアのトラック界隈について)

9月も後半、気づいたら今月はまだ更新していませんでした。
残暑なのか秋なのかよくわかりませんが、1~2週間おきに風邪っぽくなるのは勘弁してほしい…風邪のサブスクに入った記憶はないんですが。

今回の記事は設定資料といいますか、写真の類も無いしただ長いだけとなっております。書かずにおくのもな、と思ったので書いたというものです。

さて、唐突ではありますが、1/14トラックでRCに出戻りすることとなりました。
ついこの前に1/16ティーガーを手放したばかりだというのに…自分にはやっぱり車が合っているのでしょう。
といいますか、昔からやってみたかったことの延長でもありまして。
書き出すと長くなりそうですが、経緯とか調べたことについて書いておきたいと思います。



今年に入ってからでしょうか、Youtubeで偶然お勧めに出ていたアジア系のトラック動画を見始めました。
動画タイトルはアルファベット表記でしたが、現地語のようでまず読めない。
でも明らかに日本からの輸出中古車だったり、日本メーカの現地生産車が多く登場していて新鮮でした。
かつての見慣れた車種が見慣れない架装で活躍する姿に、次第に引き込まれていきました。

見ていく中で色々気になり調べてみたところ、少しずつ事情が分かってきました。
私が見ていたのはインドネシアのトラック動画で、タイトルとか字幕はインドネシア語。
撮影場所は主にパダン・ソロク間の道路Jalan Raya IndarungのSitinjau Lauikというヘアピンで、その急勾配・急Rを通過するトラックの様子を収めていました。
Sitinjau Lauikは西スマトラ州の州都パダンの東に位置しており、4m高くらいありそうなシートを掛けた高アオリ平に、石炭を積んだダンプ、CPO(パーム油)・プルタミナ(国営石油会社)等のローリーをはじめ多くのトラックが利用すること。
雨でのスリップやパンク防止でステアを多く切れない等、Sitinjau Lauikの通過には苦労が伴うことしばしであることetc…

また、あちらにもデコトラ的な文化があるようで、日本とはまた違った手法や、似ている箇所もあったりととても興味深いです。
例えば2t車はスポコン風というか、フルエアロ化して派手にラッピングするのが流行りのようです。
大型は各バンパーを手作りしたり、キャブ周りが多少ユーロ系だったり。
日本同様に観光バスリスペクトがあるようで、バイザーやバンパーがオマージュ(現地の有名コーチビルダー、アディプトロのジェットバス等)だったりと様々。
あとは時々、日本から輸入した中古をベースにリアアクスルを追加した後3軸仕様も活躍していました。

そんな感じのトラックが、荷物は積めるだけ積み、時にクロカンコース並みのオフロードもクリアしつつ活躍する姿は、かつて国内でも見られたであろう風景です。
安全面から言えばいろいろツッコミどころ満載ですが、大変エネルギーを感じたのは事実でした。


一方、私は実はRC歴がそれなりに長く、一時期はトラックにも手を出していたことがありました。
一貫してタミヤ派でして、大体TA-03F全盛期~ドリフト盛り上がり初めくらいまでやっていました。
最後の方は東方キャラモチーフでボディ作って、当時の住居前の遊歩道でドリフト動画を撮ってたりしましたね…
トラックの方はそのあたりで、ウレタン樹脂で国産車のキャブを作る方の存在を知りました。
丁度デコトラプラモもよく作っていたのでやりたかったのですが、学生の身でキャブ一つ1.5~2万というのは高いハードルでした。
結局、もともと持っていたグローブライナーのシャーシを延長して、単車っぽくしただけで終わってしまいました。
でもその時の穴あけや切断加工が、今日のステー自作やジャンク修理に役立つきっかけにもなりました。


そんな要素が合わさって、今度こそ国産車のRCトラック作るぞ、となったわけです。
でも日本のデコトラ化は結構な方が既に実行されているので、ひねくれものの私は違うことをやってみたくなりました。
ということで、今回はそんなアジアンな要素を盛り込んだ「インドネシア風味」のトラックを作ってみたいと思います。

製作編は次の記事からにするとして、インドネシアのトラック事情について調べたことをご紹介(兼備忘録)したいと思います。
なお、インドネシアは非常に多くの島で成り立っているので、車両自体の仕様・カスタムとも地域ごとに異なる進化をしているようです。
基本的にスマトラ島(Sitinjau Lauik周辺なので、パダンとか)で見られるトラックを中心にした情報で、全てネット収集なので確実性は保証できませぬ。


トラックの愛称について…
レンジャーやファイターといった名前の他、いろいろと愛称がついているようです。
また、ラッピング系カスタムの場合は、日本のデコトラで言うニックネームのような、各車毎のテーマをフロントに大きく書くのが定番のようです。
有名どころ(?)はAnti GosipとかTrending Topic、Oppa Mudaとかでしょうか。

・4代目キャンター(黄金キャンター)
 →Umplung(訳特定できず)
・5代目キャンター(カクキャン)
 →Ragasa(情熱的)
・旧FM(ブラックマスク)
 →Goprak(ロバ)、Doyok(夢中)、日本から輸入した10t車のFシリーズは「Goprak Import」と呼ぶらしい
・現行FM(初代ファイター増トン…というかファイターキャブのザグレ)
 →Ganjo(そのまま「頑丈」…かなぁ)
・レンジャー500(現在2代目、初代はレンプロ増トン)
 →Lohan(露伴…じゃなくて羅漢?)


トラックの軸配置の呼び方について…
日本で言う後2軸とか前2軸とか、そういった表現の現地語も判明しました。

・4×2(前後1軸)
 →Engkel…日本で言う2tのほか、大型の2軸車
・6×2(前2軸)
 →Trintin…タンクローリーとかにかつて多かったあの配置
・6×2or4(後2軸)
 →Tronton…10t車の定番
・8×2or4(4軸)
 →Trinton…「低床」は付かない模様、TrintinやTrontonベースの改造車もいる様子
・後1軸追加改造車
 →Tribal…読みは「トリバル」、TriballやThreeballと呼ぶこともあるらしい


ナンバープレート等について…
スケールモデルとして作るので欠かせない要素ですが、情報が少なく苦労しました。まだ詳細は分かりきっていませんので不足・間違いあると思います。

・プレート色は大きく3種、赤地に白字(政府・軍関係)、黒地に白字(普通車・バイク)、黄色地に黒字(大型車(商用登録車?))
・上1文字or2文字は州区分
・数字4桁は1~1999が自家用車、2000~6999が二輪車、7000~7999がバス、8000~9999が商用車
・数字の後の1文字はサブリージョン(地域コード)
・最後の1or2文字は割当文字(多分地域ごとの番号重複除け、日本で言う分類番号の下2桁みたいな?)
・下段の小文字は有効期限(更新で番号がどうなるとかは不明、番号・期限違いを2枚重ねにしていて事故で外れた映像を見たので、更新毎に変わるのかも)
・黄色ナンバーのトラックは、小さいアルミ板の運輸許可証(?)を一緒に掲示する
・トラックは荷台に車両寸法や重量、積載量を記載したKIRステッカーを掲示する(車検証みたいな内容)
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Posted at 2021/09/25 19:35:54

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