2022年07月31日
インドネシア風ザグレを作る #18 荷台の塗装開始
Assalamu 'alaikum bosku? とか現地風に言ってみたり。
インドネシア語じゃなくてアラビア語…故に、厳密に言えばムスリムの方向けですが、現地は9割の方がムスリムとの事(バリ島はヒンドゥー)なので、実質これでOKだそうで。
このところ雨と曇りばかり続く中、今日はスポット的に降水確率0%の真夏日でしたので、本来お盆にやる予定だった荷台塗装を一気に進めてしまいました。
なお、本日の仙台は36℃。インドネシアを超えて、エジプト・カイロとほぼ同じだったようです。
何で唐突にカイロかと言えば、「この中で学ランフル装備とか、スタンド使いは凄いなぁ。」とか思い出した次第で。
なお、アスワンは40℃を超えていたようです。あちらでは普通かもしれませんが、もはや想像もつかぬ気温です。
さて、記事はタイトルの通りなので写真も少ないですが、ここが製作上の一つの大きな山だと思っておりました。
というのも、
・1100mm×210mmの箱という大面積、8.5kgの重量
(ブースでカバーしきれないので屋外限定、つまり晴れ限定)
・オール鉄製(下地処理が実車同様、勘所はプラと同じはず…?)
・それをタミヤスプレーで塗る(一体何本必要?)
と、不確定要素や条件が色々あったからなのです。
まぁ前々から考えてはいたので行けるだろうと、この週末でやってみました。

まずは準備段階。板金ハンダのフラックスと、その後の水洗いでできた錆をワイヤーブラシで落とします。
そして、塗らない箇所のマスキング。
荷台内側は敢えて鉄の地肌として、勝手に錆びさせます。
その方がリアルなので。

サフ吹き一回目の図。
今回のカワサキグリーンことキャンディライムグリーンは、明るい色なりに隠蔽力があるので、あまり真っ白にする必要は無さそうです。
ここまでが昨日ですが、さび落とし後の粉落としと脱脂を兼ねてパーツクリーナを吹いたところ、思い切り結露して焦りました。
夕方の湿気と、気化熱で冷えるんだから当たり前ですね…まぁこれは、拭いてからドライヤーで温めて解決。
その後念を入れてシンナー拭きして脱脂としました。
鉄はすぐに錆びるので、暗くなりつつありましたが一気にサフ吹きを済ませました。

で、これが本日の作業前。日差しの暑さ(熱さ)が異常でして…鬼じゃなくても焼けるぞ杏寿郎。
サフは車用のボデーペン プラサフ(白)を2本使いました。それでも足りず、真っ白にはなりませぬ。
本来は処理不足ですが、後で錆が浮いてきたりしたらリアルでいいかな、という目論見もあっての事です。
あとは基本的に屋内保管なので、そうそう錆は出てこないはず。
ちゃんと塗装が乗ればそれでいいのです。



そして本日の成果。3枚目は使った後の缶…怒涛の6本一気。
ぱっと見は良い感じに塗れていますが、まだ薄い部分と砂吹きになった箇所の修正分がわずかに足りず。
この後フロントバイザーも同色で作るので、予備も含めて3本追加発注しました。
本当はこの面積なら、車用サイズのスプレー缶か、調合してガンで塗ると良いんでしょうね。
一日の塗装作業で6缶消費したのは、20年以上のカンペ歴で初めてです。
後は先日黒塗装したパーツのメッキ風塗装。


良い感じじゃないでしょうか。
地があまり平滑でないながら、結構メッキ感が出ました。
白かぶりにもめげず、しつこく黒を吹いた甲斐がありました。
なお、ヘッドライトリフレクタと思っていたのはベゼル部でガンメタと判明したので、この時は塗っていません。
自分で作っておきながら忘れておりました。
下の写真はホイールに乗せた状態。フロント用はナットも一体成型でしたが、m2の皿ビスとナットでディテールアップ。
現状履いているのはJISスチール風アルミ(ややこしい)ですが、気分や雰囲気次第でこちらにも変えられるようにしています。
ただし、このキャップはタミヤ製ホイール用に作ってあるので、別にもう1セットタイヤ・ホイールを準備しました。
合計20組、タイヤ32本…5軸Tribalは金がかかるねぇ。
で、ちょっと擦ったら塗装剥げたぞ…
という感じでした。
あと少しで夏の連休に入りますが、塗装が思いのほか進んでしまったので、組み立てや細部の仕上げメインになるかもしれません。
だがそれも良い…どうせ天気が良いかどうかはわからないので。
…フロントバイザー作らないと。まだ先は長いです。
ブログ一覧 |
プラモ/RC | 趣味
Posted at
2022/07/31 22:44:55
今、あなたにおすすめ