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2023年09月03日

「ひまわり」か、その原型か 芝浦製作所 C-4706(ADF-30C) 昭和25年頃

前回が超大物の川崎型電氣扇(後期型)でしたので、今回は休憩枠として手軽な奴を手入れしたいと思います。
本当に手軽かどうかは不明ですが。

なお本件、手を付け始めた段階では「お盆期間中にでも仕上げれば良いか」と思っていたのですが、逆に全く進めないまま休みが明けてしまいました。
収納の整理とか始めるとそっちが優先してしまって。
「連休じゃないとやる気にならない方をやろう」という事です。

扇風機の台数からも察しが付くと思いますが、自分は持ち物が特に多いのです。
メインの部屋と工作室(という名の洋間)はどちらもクローゼットがあるのですが、中身は全て荷物。
整理自体はしているので整然とはしていますが、とにかく隙間なく箱が詰まっている感じですね。
通販でやってきた様々な大きさの箱をテトリスの如く駆使しており、ここ最近は8~9割程埋まった状態でした。

なので本格的に整理する時には、一旦出した収納物で部屋が占有されるのがいつもの光景。
不用品を抜いた後も、無駄なスペースを作らぬよう立体テトリスしつつ戻すので、一気に時間を割ける時にしかできません。
一方レストアはちょこちょことでも進められるので、無事後回しとなりました。







さて、実物はこちらです。
戦後の東芝製扇風機で、カタログナンバーはC-4706。
もう一つ「タイプ」としてADF-30Cとも表記があります。

ソリッドのライトグリーンは純正塗装で、オールペン品ではありません。
配線は電源・モートルともアイボリー系の布巻き。
他の同型も同じなので、プラグ共々これでオリジナルのようです。
黒いゴムブッシュの上から塗装がしてあるので、これもオールペンに見えるトラップですね。

この個体は数年前に購入後、「いつか直そう」と今まで眠らせていたもの。
…と同じ機種で状態のより良い個体が安く買えたので入れ替えた、というややこしい経緯があります。
その際、コードやプラグ、ブッシングまで同じでしたので、「これがオリジナルなんだ」と分かった次第です。
一見無駄なように思えて収穫はありました。

そして、このデザインに見覚えのある方は結構いらっしゃるのではないかと思います。
特徴的なファンガードで人気のある機種の一つですし、個体数も多くあります。
ですが…



この2台が「本当によく目にする方」で、タイプは共にADF-30R-1。
「ひまわり(初期はカタカナ表記でヒマワリ)R-1」というペットネームの付いた「花シリーズ」で、Toshibaエンブレムの方は手持ちの1955年(昭和30年)カタログに掲載されています。

そして、この2台はエンブレムや色のマイナー違い版と見て良いようで、タイプ名が同じです。
設計面も当然ほぼ同じなのですが、実はCで始まる型番は異なります。
SEWエンブレムはC-4752(認定番号9-120)、ToshibaエンブレムはC-4760(認定番号9-547)。
内部の碍盤が違っているので、改良して型番を改めた際に認定取り直しが必要だったのでしょう。
同じS13シルビアだけどCA18からSR20にエンジンが替わった、みたいなもんでしょうか。
なお9-120は戦前(昭和10年以降の)睡蓮からずっと同じなので、本当に同型式のままロングセラーだった事が分かります。

さて、この2台を最初の写真と見比べて頂くと違いが色々とございます。
具体的には下記の通り。

・本体形状が戦前型そのままか、改良後か

・ファン中央がメッキ仕上げか塗装仕上げか
 (センターキャップのサイズと取り付け方法も異なる)

・配線が布巻きかビニルコードか

ざっとこんな感じでしょう。
つまりは今回のC-4706の方が古く、戦後直後に近い頃の製品と見られるのです。

では実際にはいつ頃の製造なのでしょうか。
探るヒントはいくつか有りますが…明確な答えは不明。
「多分昭和25年頃じゃないか」で留まっております。
名前についても型式名とタイプ名以外にペットネームがあったかどうかは不明…
手元やネットにカタログが無く、箱付き個体の出品も未確認。画像が見つからなかったためです。

ヒントについては、まずはひまわりR-1(東芝エンブレム版)の昭和30年より前なのは確実でしょう。
そして同じ戦前型をベースに持つ他の機種を考えると…最初にメッシュの無い睡蓮を思い出しました。

時々オークションに出品されるのですが、所謂睡蓮(意匠登録第36243号「花辯型電氣扇保護枠」)の中でも細いメッシュガードの無い個体があるのです。
錆か何かで後から取り去った物もあるでしょうが、元から無い状態の製品もあったようなのです。
エビデンスはバイブル的になっている論文の一つ、「我が国における扇風機の機能,形態及び色彩の変遷」。
文中にある昭和23年のアサヒグラフ掲載の広告に、メッシュの無い睡蓮が写っているんです。

加えて、本体の色彩について言及しているのがこの論文ですので、その面からも斬り込まれています。
それによれば、昭和23年の広告にある睡蓮は黒色らしく、東芝が扇風機のカラー化を始める直前あたりらしいとの事です。
その比較対象として挙げられているのが三菱エトラ扇で、同じ年には既に若草色の機種を発売しています。
以前レストアしたD-10Bの記事ラストに載せた個体達がその一種。
「戦後いち早く扇風機のカラー化を実施してヒットした」と社史にも記されているそうです。

という事でメッシュ無し睡蓮の実物を出品写真から漁ってみれば、型番はお馴染みC-7032。
逓信省認定は9-0120でC-4706と同じながら、芝浦製作所名。
色の情報は重要でしたが本体としてはちょっと違いそう。

では次にと、昭和30年カタログに載っている「水蓮A/B」、東芝になった後の睡蓮を調べました(字が違いますが、カタログ表記と通称なのでこうなりました)。
するとこちらは東芝エンブレムしか無いかと思いきや、ヒマワリR-1と同様にSEWエンブレム版があった模様です。
まぁ睡蓮だからね。歴史長いよね。

これまた基台形状の異なるものが存在するようで、ざっと調べた結果以下の通りとなりました。


戦前そのままタイプ(Toshibaエンブレムは本体同色プラの立体)

・C-4702(ADF-30A、認定9-120、ガードはToshibaエンブレム、SEWエンブレムが基台へ別に付く)
・C-4737(ADF-30B、認定9-120、上記同、ガードはSEW・Toshiba両エンブレムあり)


フランジ無しタイプ(全てToshibaエンブレム、透明プラ裏面から塗装)

・C-4737(ADF-30B、認定9-120)
・C-4758(ADF-30B、認定9-120?)
・C-4758(ADF-30A、認定9-546)
・C-4758(ADF-30B、認定9-546)

型式や認定番号が色々オーバーラップしていてわかりずらい…
戦前睡蓮と同じく、細かいMCの違いで様々な仕様が存在するようです。
単なる色違いかと思いきや、睡蓮AとBでは変化の過程が異なるようですね。
もし事実なら面白い。

これをまとめると、「ADF-30A/Bの表記は変わらないまま、基台デザインや碍盤等がMCしてC-の型式と認定番号が変わった」という事でしょう。
ADF-30に続く末尾Aはカラーが黒、Bは薄緑で分けてあり、それぞれ「水蓮」に続く記号がAとBになっています。
それも含めれば、「睡蓮AはC-4702からC-4758となり、その時基台デザインも改められた、睡蓮BはC-4737からC-4758となったが、デザイン変更に対し型式名は一時旧型を踏襲した」となるでしょうか。
手元の1954年版カタログには睡蓮A/B共掲載がありましたが、睡蓮Bだけが認定9-120と9-546併記でした。
やはり一見色違いのAとBは、改良のタイミングが若干異なっていたようです。
デビュー時点から時間差があったのかも。

…かなり横道へ逸れました。
話を戻せば、今回の個体とは特にC-4702(水蓮Aの前期)が最も型番が近く、タイプ表記に至っては全て末尾のAorBとCの違いしかありません。
やっぱりこっちが近いみたいです。

更にはひまわりR-1と異なり、基台にフランジが出ている等の戦前型の特徴を継いでいます。
その後デザインのMCが入り、ひまわりR-1同様のフランジ無し基台になったようです(C-4758、ADF-30A/Bは変化なし)。
なので、今回のC-4706は水蓮A/Bの初期型とかなり近い時期に発売になったと考えられ、かつ東芝がカラーバリエーションを展開したであろう昭和23年~ヒマワリR-1登場の昭和20年代後半辺りまでと考えれば…
睡蓮Bの少し後という事で昭和25年辺りかな、と推測するに至りました。
ペットネームは不明ですが、「ADFで始まるタイプ名の末尾が花の名前の後に付く」という法則性からすれば、もしかすると「ヒマワリC」とかなのかもしれません。



…それではレストアに行ってみましょう。
オーソドックスな芝浦の扇風機なので、特に苦労する点は無いように思います。
戦後製造だし。




まずは恒例のマイクスタンド状態。
この段階で早くも戦前型の色違いだと分かります。

詳細は不明ながら、睡蓮の戦前後期型(と言って良いのかどうか…)では、モートルケース向かって右下のボルト穴だけ四角いのです。
ファンガードの方向を間違わないようにされた工夫のようですが、これもしっかり残っています。
素材は鉄からアルミへ変わっていますので、型が引き継がれた証拠になりましょうか。
しかし見た目が全く同じとはいえ、アルミ化によってかなり軽量になっています。



モートルを外すのに配線を外します。
その前に裏蓋を開けるので裏面。
しっかりフェルト足も残っていて、戦後の製品とはいえかなり状態が良いと思います。



開けました。
見慣れた芝浦の碍盤ですが、黒塗装されていないのが戦後型の特徴です。



これもその内ですが、袋打ちコードながらカレンダー処理がされており、芯線はハンダ上げしてあります。
この辺りから昭和40年頃まで(かな?)は、ビス止めタイプの端子でハンダ上げするのが普通でした。
今では逆に「NGだよ」と製品に明記されています。緩み止めや接触不良予防でしょう(パナ製の組み立てプラグ等)。



純正ゴムブッシュが奇麗に取れたので一枚。
黒いブッシュに塗装してあるのがわかります。
色付きゴムのブッシュが出る以前はこのようにしていたのですね。
なお、色付き仕様は一旦溶けてから再硬化しているのが定番です。
カーボンブラックや加硫の有無による差でしょうか。



碍盤表面。
モートルへ至るコードがハンダ付けなのも戦前と同じ。
位置を記録してハンダを外せば、モートル外しの準備が整います。
こちらのコードはカレンダーが2個入っていました。製造時のミスでしょう。



続いてはお馴染みの面倒ポイント、ギアボックス清掃のお時間です。
今回も無事開いたギアボックスですが、まぁしっかりとグリスが詰まっています。



奇麗になりました。
経過年数が戦前より短いためか、ある程度は楽に済みました。
ギアボックス内面がある程度平滑だったのも幸いでした。







エンドベルとモートルケースも掃除します。
埃はさほどでもないので、油汚れと塗装面の磨き出しがメインでした。
アフターは撮り忘れてしまいましたが、ちゃんと奇麗にしました。

ところで…ギアボックスとエンドベルについていつも思う事ですが、戦前・戦後で同じ形をしている機種でも、加工精度は明らかに戦後の方が良いと感じます。
まぁ当然と言えば当然でしょうけれど…エンドベル裏面やギアボックス内面等の「外に出ない部分」もちゃんと奇麗に仕上がっているんです。
そのため清掃も楽なのです。

そして、これって金属製品だけではないのです。
プラ製品を見てみても、(メーカの規模にもよりますが)年代によって成型の精度が違いますし、表に出ない箇所の金型ピンやエンドミル跡の残り具合もかなり異なります。
プラモに長年触れている方は良くお分かりでしょう。
時代が現在へ近づく程に仕上げが奇麗になるのが常ですが、それこそ技術の向上だったりこだわりの現れだったりするのでしょうね。



こちらは基台。
塗装と共に銘板も磨きます。



良い感じ。
やはり戦後の銘板は塗装が丈夫なので安心して磨けます。
塗装の輝きもソリッドの艶感が実に良し。



こちらは仰角のロック用蝶ナット。
これまた戦前の真鍮や鉄からアルミへと進化していますが、よく見ればナット部だけ真鍮になっています。
しっかり締め込む部分なので、ネジ山の強度を優先したのでしょう。
地味な所ですがしっかり工夫されています。



マイクスタンド再び。
ここまで来ればそろそろラストが見えてくる感じです。
残るはファンとファンガードの再生、碍盤の簡単な清掃に電線接続といったところ。
グリースカップのフェルトは先にシンナーへ漬けこみ、もう清掃完了しています。



という事で電線から。
モートル配線は赤白黒の3色。特に赤の被覆がほぼ取れてしまいました。
ゴムなだけに劣化しており、パキパキと割れて崩壊。
辛うじて紙巻きだけが残っています。

そういえば真空管ラジオでも、ナショナルの5球スーパーはパイロットランプ配線が崩壊するのが有名でした。
あれもゴム引きのコードだったなぁ。



なので今回は色別に収縮チューブをかけてみました。
いつもは黒にしてしまうところ。ちょっとした変化です。

今更かもしれませんが…うちでのレストアではこの部分の線を交換するのは少数です。
思い切り硬化しているとか、被覆の損傷が著しいとかいった場合は交換しますが、生かせる場合は可能な限り生かします。
オリジナルの保護という面と共に、外観に大きく関わってくるためです。
3芯の袋打ちなんて手に入りませんから、必然的にビニルコードを使わざるを得なくなります
(その上からエンパイヤチューブを被せてそれっぽく見せていますし、何なら本物の外装だけ被せろよと言われればそうなのですが…)。

安全性の担保ができかねるとはいえ、そもそも古いものである以上はコードに限らず同じリスクを背負っています。
「使う時だけコンセントを挿す」とか「普段の状態を知っておき異常は早期発見する」という点に気を付ければヨシとしています。
今ならブレーカもある事ですし(なお、修理依頼品に関しては安全優先で新品交換しています)。



こちらがグリースカップ。
寸法も戦前型と同じに思いますが、フェルト軸が改良されています。
スプリング内に入る部分が幅広になっており、短冊型となりました。
それがツイストされているので、何やらおでんのこんにゃくみたいな形に。

カップ内で占める体積が増えるため、普段通りの感覚でオイルを入れたら盛大に溢れました。
分解時はグリスが入っていましたが、軸への給油をより確実に行えるように工夫されたのでしょう。
やっぱり地味に進化してます。
「グリースカップ」という名称は三菱の部品リストでの物なので芝浦系も同じだったかは不明です。
しかし実際にグリスが入っていた訳ですが、このフェルト形状はグリスよりオイルに向く気がします。





さて、お次はファンとファンガード。
主に塗装面の磨きとエンブレムの清掃となります。
センターキャップは一旦取り外してメッキの酸化膜落としです。



本体同様、ファンもこんな感じに光りました。
縁が腐食しているのはアルミ羽根特有の症状なので仕方なし。



エンブレムもきれいになりました。
この辺りから増えてきたプラ製エンブレム(東芝ではプラスチックモノグラムと呼称)は、この機種では両端支持なので割れてしまう事が多かったようです。
こうして奇麗に残っている個体は、SEW表記の方ではあまり多くなかったりします。
…といっても戦後の機種なので、戦前機とはレアリティの度合いが異なります。

ガードは表面こそ奇麗でしたが、風の当たる裏面が黒く汚れており、磨きを掛けないと落ちない状態でした。
酷い汚れではなかったものの地味に面倒でした…シンプルなデザインで良かった。



こちらは碍盤。
軽く清掃して接点を磨きましょう。





というところで新たな発見。
スイッチつまみの裏表でローレット模様が異なりました。
粗い方が戦前期由来だった気がしますので、金型改修を最低限に済ませたという事でしょうか?





最後にプラグ。
坊主タイプに逓信省型式認定の無いものです。
放出した個体も同じ形でしたが、そちらには認定番号がありました。
ちょっとした差ですが…気になると言えば気になります。
昭和10年よりずっと後の製品ですが、元々別の製品に付加されるパーツなのでこれで良かったのでしょうか。





奇麗になりました。





そして完成。
汚れがあった時は何とも野暮ったく(失礼)見えたこの個体ですが、光らせてみるとその後のひまわりR-1よりもグッとレトロでまた良しです。
ソリッド塗装は艶の有無で見た目の印象がガラリと変わります。

完成後に書くのも…という事ながら、各部を分解清掃していて気付いた事と言えば、どうも出荷時点でタッチアップ塗装がされただろう部分が意外と多い点。



その一例。緑の色合いが違うところがタッチアップされたであろう箇所。
この他、「後からは塗らないよな」という箇所まで補修されてあったので、ゴムブッシュを塗る辺りの工程でやっていたのでしょうか。
戦後それ程経たぬ内の製品故、塗装技術に課題があったのかもしれません。
時代を垣間見られるポイントなのかも。





最後はひまわり3兄弟。
立秋はとうに過ぎたものの、名を取った花のシーズンに何とか間に合いました。

左から順に新しくなっていきます。
右端のToshibaエンブレムがこの中では最新。

いずれも戦前型ベースの設計ですが、ファンが幅広になっているためモートル・トランスもチューニングを変えてあるのでしょう。
風切り音は控えめで風も穏やかになっています。
アルミ羽根で軽くなった事もあるのか、どうもトルクを弱めてあるようです。

そのため、軸受けにグリスを使ってしまうと抵抗に負けてしまい、2速以降が明らかに遅くなります。
下手をすると3・4速では首振りONでファンが止まりそうになる位。
そのまま暫く使うとモートルが過負荷で熱くなってしまうので、軸への注油は必ずオイル系を使いましょう。
当時流にミシン油でも良し、うちのようにタービン油でも良し。

3台とも基本的な素材が鉄からアルミになっているので、戦前機よりもかなり軽量です(それでも公称5.6kgですが)。
ファンの進化による風の質と音も併せて、実用性はそこそこあると言えます。
以前にも書きましたが、この時代辺りが現代での実用性を併せ持つ最古級なのではないかと感じます。



さて…次回は何を直しましょうか。
相変わらずストックは多くありますが、珍しく両極端な者達になっています。

古くは戦前も大正期、芝浦2000番台と川北の雷光ガードが2台ずつ。
川北は共に3年ほど眠らせてあったもので、部品取り機が手に入ったためお盆休みに掘り出してきたもの。
こっちがやる気的にも上です。

新しくは三菱電子コンパックの一群。
ほぼ同じ構造の者達なので、どれから手を付けるか迷う感じ。
全て直さなくても…とも思いつつ。

…まぁ川北かなぁ。
でもまずはグリスを買ってこないと。
AZのボトル入りを酸化しない内に使いきってしまいました。
ブログ一覧 | アンティーク家電 | 趣味
Posted at 2023/09/03 22:49:02

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この記事へのコメント

2024年7月27日 17:36
はじめまして。「家電今昔物語」という元東芝の営業マンが書いた本があり、その中で当時の産業工芸研究所の剣持勇らの協力で「ひまわり」「ばら」を出したら大ヒットというくだりがあり、検索していて本記事がヒットしました。大変興味深く読ませていただきました。
コメントへの返答
2024年7月27日 19:27
初めまして。
先日はフォロー頂きありがとうございました。

ニッチな内容の記事がお役に立てて嬉しく思います。
お恥ずかしながら「家電今昔物語」は存じませんでした。
早速調べてみたいと思います。

この記事の「ひまわり」は今でもよく見つかるので、当時大ヒットしたのがそこからも窺えますね。

とはいえ、扇風機などは車に比べて資料が少なく、発売年や名称が特定できるのが少数です。
上手く当時のカタログや広告が見つかれば…

車がまだ来ないので、暫くは扇風機と時計を中心に古物のネタを書いていきたいと思います。
2024年7月30日 17:53
コメントありがとうございました。時計の記事も少し拝見させていただきました。扇風機、時計に関しては、恥ずかしながら全くもって「知らない世界」でしたが素晴らしい考察に感銘を受けました。当該書籍は戦後の電化や電化製品の拡販事情が良く分かりなかなか面白いと思います。といっても内容は多分に週刊誌の記事みたいなライトな感じで、エンタメ要素を増すためか話も盛ってある感もありますがそれを含めて一読おすすめです。
コメントへの返答
2024年7月31日 22:08
時計の方もご覧頂き恐縮です。
そちらについてはまだまだ素人も素人なので、全く見当外れな事は書かないよう、用語などを調べつつ勉強の最中です。

扇風機は歴が長い事と競技人口(?)の少なさ故に、ある程度自信を持って発信できていると思います。

電気そのものの一般家庭レベルでの変遷など、大筋の歴史には載らないレベルの事はまだ知らない部分が多いです。
古本をいくつか見つけましたので、後ほど購入したいと思います。
お勧め頂きありがとうございます。

プロフィール

「最終調整と塗装 http://cvw.jp/b/2115746/48450988/
何シテル?   05/25 21:32
菊菱工廠と申します。 「工廠」なんて言いましても、車いじりは飽くまで素人。 電装系なら結構自前でこなします。 ちょっとした金具作りなんかも。 ナ...
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