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2025年01月05日

サバーバンのパーツ集め~時計付きメータなど

今年最初の更新は、みんカラらしく車ネタで。
また1年間、どうぞよろしくお願いいたします。


Instagram投稿とは前後しますが、車がまだ来ていない内に部品が集まってきました。
去る2024年12月、茄子の時期となりましたので第2回の輸入を敢行。
アメリカ各地の出品者から購入したモノが、うちのサバーバンの地元でもあったLAへ集合、空輸にて到着しました。



かさばるものがありましたので2個口。
国際送料は諭吉さん改め渋沢さん2人くらい。
発送指示は熱に魘されながら。



中身その1。

大量の梱包材(アメリカ独特の香りのするあの紙)を抜き出して、出てきましたのがこちら。
まずは小物系…エンブレム類と純正シフトノブ、そしてジャッキ工具。
当時はコロナから病み上がり切っていない頃の事で、開梱だけで疲れる始末。



この「2500」のエンブレム、1500の方は国内でもちらほら売っているのですが、2500となると皆無。
実際に2500の積載量・牽引力を必要とするパターンは国内では稀でしょうし、一方でボデーは一緒なので、並行輸入車は2駆も4駆も1500が圧倒的多数なんでしょう。
そして、アメリカンなサイズを追求するなら一気に3500になりますから、敢えて2500を選ぶのは…変態か通か。

これはフロントドア前端に着くもので、モールに重ねるタイプと裏がフラットなタイプで型番前後賞。
うちのはモール付き(シルバラード)ですのでモール用。

シフトノブは現状ビレット製に換えてあるため、純正品確保の意味で買ってきました。
一応あちらもノブ部分がネジ込みで外れるのは確認済みながら、HURSTノブのピッチ変換アダプタが合うかどうか不安だったので。
しかし…



アンタ、スプラインなのかい。
これを合わせるにはタップを立てないといけませんね…
アダプタ以前の問題でした。
そのままビレットを使おうか。

ちなみにこちら、ステアリングコラムのチルト有無で内部の爪が違うようです。
ちゃんと自車がw/tilt columnかどうかチェックして買いましょう。



次。「SILVERADO」のバッジ。
リアドア後ろのピラーに貼るもので、これまた角の丸いのと角いのがあります。
89年式は角い方ですが国内に無いので輸入です。お安いリプロ品ながら良い感じ。

後はバックドアの「SUBURBAN FUELINJECTION」で、前回も買ったものなので割愛。
水染みから劣化していくようなのでスペアです。

ジャッキ工具については、ジャッキ本体しか無かった事に気づいて急遽購入。
サバーバンを含めたSquarebody世代各車は、ジャッキと関連工具がエンジンルームに格納されます。
年式やボデータイプによって若干異なりますが、各工具がタイヤハウスの上に金具で留めてあり、サバ―の場合は運転席側にジャッキ・助手席側にクランクとホイールレンチです。
それが微妙に写っていた写真を見たところ、固定金具しか無かったようでした。

国産車だとレバーとレンチを合体させてジャッキのクランクにするのが定番な一方、こちらはクランクが2つ折りの1本モノになっています。
車体が大きい上にサスアーム(ホーシング)へかけるジャッキのためか、かなりの長さになります。
クランクのピッチが何となく小さい気がするものの、恐らくはスクリュージャッキなのでしょう。

ところで君、「だろう」「でしょう」を多用するレベルで車買ったのかい?
そうさ…俺はまだ、実物を3回くらいしか見ちゃいねぇ…

誰と話してんだ。横浜最速伝説。
Limousineは2代目タウンカー後期、BlackDragonはC3コルベット前期で、アメ車もちょっと出てくるんですよね。アレ。



初めて現車確認した日の写真。
ジャッキはこの右端に写っている黄色ラベルの奴です。

パッと見は油圧のボトルジャッキながら、よく見ると回せるっぽい部分が。
説明書を見る限り、昔ながらのバンパージャッキらしいです。
クランクとレンチは左端、ウォッシャタンクの裏を通して固定します。

で、ホイールレンチは…まぁ装備品でしょうね。実用するのは手持ちの奴をソケット交換すればよろしいかと。



中身その2。大物です。
メータクラスタとステアリング。
ステアリングは前も買ったじゃない。というところですが…





この違い。分かるでしょうか。
前に買った方はシボ加工のみですが、今回の方は革巻き風にステッチ模様があり、プレスラインも追加されています。
前回のはアストロ他用で、ステッチ付きの方が本来のサバ―用なのです。
まぁ…どうせ社外にするでしょ、と言われればそれまでですけれども…グラントのウッドにしたいなぁと既に考え中。



ホーンパッド無しでしたので、前回のから移植して完成。
これでとりあえず純正戻しができる。



お次にメータクラスタです。これが今回のメイン。
81年以降のガソリン車用。ディーゼル車用は燃料計のコーションが「DIESEL FUEL ONLY」になります。
取外し車種は「81~87年のSquarebodyのどれか」以外は不明です。
後から気づきましたが、88年以降はトリップメータのリセットノブが付きます。

お目当ては写真の通り、左下の時計ただ一つ…まぁ不随するインナーパネルとレンズもですけれど。
これも年式やモデルで様々あったらしく、Squarebodyではここがただの蓋になっている場合と時計の場合があります(79年以前だと、上段も含めて4眼警告灯のパターンがあったようです)。
そして、サバ―は乗用ワゴンの味が強かったにも関わらず、一貫して蓋だったみたいなんですね…時計はオーディオに付いてるでしょ、という事か。

で、立派なオーディオを乗せる気のない私としては、メータが一個空いているのも気持ち悪いので埋めたいところ。
なので純正時計を移植してしまえと、メータごと買ってきました。
タコメータが無いのでそれでも良かったんですが…

うちのサバーもこのメータ同様、大きい2眼の片方が思い切り燃料計となっています。
ガス欠が時に生死を分けかねない環境や、イージーオペレーションを重視する設計思想が窺えるかと。
勿論、国産車同様タコメータの場合もあったようですが、細かい車種別の詳細はまだ調べきれていません。

それでサバーのメータについて調べると、時計無しメータはハウジングの裏面が塞がっている模様。そりゃそうか。
「蓋」についてもインナーパネルと一体成型のようなので、クラスタ丸ごとを買って正解だったようです。
しかし時計無しでも内部のビス用ボスは立っているらしく、ハウジングに穴を開けてしまえば移植できるっぽい。
プリント配線も時計の部分は丸く抜けているのが共通のようでした。

なお、時計は時刻合わせノブの位置で2種類あり、8時位置のこちらは81年以降用。
73~79年用は12時位置にノブがあります。
…80年はどうなんだろうか。前期グリルで唯一の角目だから前期準拠かな。

そして先に書いた通り、このメータにはトリップのノブがありません。
なのでうちの89年以前のタイプ…時計用のレンズ穴あけを避けたかったのに、結局要加工。
しかも時計の穴にはブッシュが入るので、加工跡は隠せるという…
現車が来たら見比べて考えるか。



メータの梱包箱にはこんなラベルが。
出品者さんのショップですね。
イラストもモンスタートラックに改造された最終型K5ブレイザー。
アメリカらしくて良い雰囲気です。



肝心の時計は、端子が錆びていて不安でしたが無事動作しました。
本来はコネクタながら、端子自体は平型250でした。使う時もそれで良いでしょう。

それにしても、Squarebody各車はリプロ・カスタムのパーツ供給やユーザ人口も多く、大体の事はDIYの方法が動画で見られます。
当然、時計を移植した方もおられまして、電源の取り出し位置も教えてくれていました。
人気のある車種だとこういった点が助かりますね…
「古いアメ車入門ならオールドシェビー」と聞く理由が窺える気がします。

という事で、来るべき納車を夢見つつ準備です。
時計の取り外しと清掃、レンズ・インナーパネルも外して綺麗にします。
現車のハウジング開口を済ませれば、後はこの3点の移植で良さそうです。



レンズが外れました。
いきなりインチの洗礼を受けまして、レンズの固定ビスは1/4の六角頭。ソケット買いました。
しかしシフトインジケータだけは7mmという謎よ。



ところで、メータには謎のデバイスが付いてきました。
調べるとクルコン用のスピードセンサだそう。成程。
ではこのメータも、何かしらのシルバラードから取られた可能性が高そうです。



レンズとインナーパネルを洗いました。
レンズの傷をどこまで磨けるかが勝負かな。
インナーパネルは、箱入りお菓子のトレーをちょっと厚くしたような感触。
バキューム成型かしらね。
一か所亀裂がありますので補修しておきましょう。





そしてこの傷を…





磨きました。先にInstagramへ上げた写真です。
この後に「ノブが無いな」と気づいた訳で…



一方の時計。
時刻合わせノブは軸が錆びていましたので、軽くペーパを掛けて塗装します。
併せてノブのメッキも錆び落とししてリフレッシュしましょうか。
動作も数時間ずつ見てみて問題無さそうでした。
筐体はブリキのおもちゃよろしく、スチールの爪を曲げて組んであります。
動いているので、無理せず分解はスルー。

なお、これ自体も単体でリプロの新品が手に入ります。
ですが、レンズ等々周辺の物も欲しかったので、敢えて今回は中古狙いでした。



こんなもんで良いでしょう。
なお、乗せられていた年齢の頃も含めて、アナログ時計の車は記憶上初体験。
「これがメータに付くのかぁ」と眺めつつのテストでした。
当然ながら常時電源ですので、キーを挿さずともずっと動いている訳です。


という事で、そろそろボデーの仕上がった姿でも拝みたい今日この頃でございました。
次の輸入ではフードマスコットでも買おうかしら。

ついでに言うと、前車パジェロはまだ販売中。
素性は確かなので狙うなら今です。
本アカウントを特定下されば、癖やら何やらのご説明もいたします故。
サバ―の納車とパジェロ次オーナ決定はどちらが先か。
ブログ一覧 | 車(サバーバン) | クルマ
Posted at 2025/01/05 22:13:59

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