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菊菱工廠のブログ一覧

2025年07月06日 イイね!

帰還完了、仕上げ開始

前回はショップへの帰還へ向けて準備中の様子をいただきました。
今回は満を持して戻って参りましたので、その直前と本日実際に見に行った写真を織り交ぜてのご紹介です。

1年と3か月ぶりの再会…完成前とはいえ感動でした。
塗装も非常に良い仕上がりです。









外装関係が揃ってきました。
というか、ショップでの取り付けとなるサイドモール(と前後バンパー?)以外には、ヘッドライトベゼル・ワイパー・レインガータ―とルーフマーカ―を残すのみのように見えます。

グリルは元々ビレットになっていたのを純正戻ししたいとリクエストしていたので、まずはそれが付いた状態。
昨年に実車を見つつ調べてみたところ、付いていたビレットグリルは純正加工するタイプでした。
ビレット部分の他、メッキにも劣化があったので、好みもあって純正戻ししています。

ビレット、アストロ・サバーバン全盛期は流行りましたよね…
当時は小中学生でしたが、アコードワゴン他ホンダ系を始め、国産車でもビレットを取り入れたカスタムをよく目にしました。
テールをクリアにしたり、奇抜なデザインのメッキホイールにしたり、ドアノブをスムージングしたり…あな懐かしや。
なお当時人気だったサバーは8代目の通称OBS。うちのは一世代前のSquarebodyです。


後はタイヤ・ホイールですね…一連の写真に写っているエコノライン純正は仮付け。
ルーフが高い+リフトアップ車という事で、鈑金の作業性を考えた社長の計らいです。
余談ですが、フォードの8穴ってPCDが2種類あって、シェビー・ダッジと同じ165.1mm(6.5インチ)と170mm(7インチ)の車種が混じってます。
エコノラインは165.1ですが、Fシリーズのスーパーデューティ系やエクスカージョンは170。
気を付けないと合わないのを掴んでしまいます(と言っても8穴自体が希少な上、多くは165.1なんですけれども…)

とりあえずホイールは決まっていて(現在のブログ背景の奴、G30用)、タイヤを用意いただく事にはなっています。
4インチリフトのため、大体33~35インチ外径のものが似合うと踏んでいます。

しかし一方、かなり良いアルミが出品されてるんですよね…
値段も「良い」のでなかなか踏み切れずですが、それもそろそろどうするか決断せねば。



そして念願の帰還。この写真はいただいたものです。
これが昨日の事で、早速本日会いに行ってきました。

なお…仕上げについての擦り合わせと、タイヤ・ホイールをどうするかの打ち合わせ、そして色々感動しつつ眺めていたのが長く、撮った写真はリアからの1枚程度です。



後はこちら。
鈑金屋さんに旅立ってから必要性に気づき、1年程ずっと撮りたかった部分。

これはグローブボックス内にある、新車時の装備・オプションコード一覧です。
「DO NOT REMOVE」とある通り、VINと共に何が付いているのかが網羅されています。
当時のスペック表に内訳がありまして、それと照らし合わせると…気になっていた部分が判明しました。

まずは燃料タンク。
標準は31ガロンですが、オプションで40ガロンタンクが用意されていました(ディーゼルは41ガロン)。
で、一覧にはNE2の表示があるので、40ガロン仕様だと分かります。
150L…レギュラーとはいえ満タンにはそうそうしないでしょう。

次にボディカラーで、恐らくオニキスブラック単色だっただろう…と予想していたものの、その裏付けが取れました。
ZY1がそれを示しており、Solid(単色)のコードです。
今回はDeluxe Two-Toneを再現していますので、新車時からその場合はZY4となります。

続いて見つけたのはZ82。
「TRAILERING SPECIAL EQUIPMENT」とあり、エンジン・ミッションのオイルクーラが装備されます。
ファイナルレシオも変わっていて、3.73から4.10にローギア化されているようです(ザックリ見た段階なので間違っている可能性あり)。
つまりは高負荷向けの仕様という事です。
HeavyDutyなV2500に磨きがかかってて良いじゃないの。
ファイナルが低いというのも、リフトアップ&タイヤ大径化には嬉しい誤算。

後は当然ヒッチベースとハーネスが付くらしいのですが…これは過去に外されてるっぽいです。
ちなみに…縦目辺りの年式だと「Trailering Special」のエンブレムも付いたはずです。

その他、大容量バッテリやヘビーデューティショックの表記もありましたが、これらはもう変わってる筈です。
バッテリは当然の事、ショックも4インチリフトでRanchoになっていますので。
ルーフマーカーもそのコードが無かったので、後付けで確定しました。
これ以外にも発見が無いか、じっくり見てみたいと思います。



最後は帰りの間際、シャッターを開けていただいた際に。
この時、改めてエンジン・マフラーの音を聞かせてもらいましたが…やっぱりV8って良いですね。
キャブに近いTBIのSBC350に社外マフラーの恩恵もあり、ロマンに満ちたサウンドです。
排気の匂いも現代のガソリン車とは若干違うように感じます。
これぞクルマだよって感じの…濃さの違いなのかな。
Posted at 2025/07/06 23:23:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車(サバーバン) | クルマ
2025年07月05日 イイね!

元祖・国産工業デザイン 東芝 ヒマワリR-1 昭和29年頃

扇風機も時計も気分がひと段落してしまい、何となくやる気が起きないこの頃。
特に扇風機は数年来の修理待ちがいくつかある状態…

車が来たら気分も全く変わるのでしょうけど、そしたらそっちに付きっ切りになりそう。
だから今こそストック消化…とは中々行かないもので。


そんな今回のお題はこちらです。



東芝の「ヒマワリR-1」、C-4752。
またの名をADF-30R-1。
CとADFで2種類の型式が表記されていますが、C-4752がカタログナンバー。
ADF-30R-1は型式名となるようです。

本機は以前、原型と思しき機種をレストアした際にチラッと触れたもので…



これの右側、メタリックグレーの個体と同型になります。
しかし色違いではなく、恐らくは前期後期の関係。
今回のが前期、上の写真のが後期だと思われます。

というのは、型式がC-4752とC-4760で、今回のが若い番号となっています。
加えて写真左のSEWマークの方と、エンブレム(モノグラム)自体のサイズが一緒なんです。
そして写真右の個体は1段盛り上がった形になり、上下巾も増しています。
MCの流れとして「豪華になる」のは自然という点もあり、今回の方が前期型ではないかと予想した訳です。
そのため表記もカタカナとなりました(当時の箱に書かれた名前は途中から平仮名になっています)。

年式としては、手持ちの1955年カタログでは既に幅広エンブレムなので、それ以前でしょう。
遅くとも54年でしょうか。

私はどうもこのシリーズが好きで、もう4台も集まってしまいました。
確か以前はもう1台、今回のと同じ前期を持っていた気がしますが…
「ほぼ一緒だし資金が欲しいし」で手放した記憶があります。


さて、この個体の状態はと言いますと、オリジナル度はOKでそれなりに傷みありとなります。
大きな損傷は無いながら、モートルの袋ナットやギアボックスの蓋にガリ・P剥げがあります。
過去のメンテ跡です。
まぁそれ位は仕方ないですし、趣旨がバリ展コンプ要員(失礼)なのであまり気にしない事としましょう。




ひとまず分解を進めます。
この時点で、モートルの前後を留める袋ナットに入れ替わりが判明。
微妙に長短がありまして、恐らく長い方が前に来る筈なのですが…2か所逆になってました。
全ネジから外れなかったものと思われます。



配線外しの為底面へ。
ゴム脚は残っています…が、カチカチなので交換しましょう。



中には絶縁の紙。
…なんかヘロヘロと言うかシナシナというか。



碍盤です。戦後製とあって奇麗。
とはいえこちらも一度はメンテされているようで、電源線の締め付けがかなり強力でした。
本来はカレンダーも入るんじゃなかろうか。




これ、水没してない?
初の経験ですが、この泥の付き方って水没車そのものですよね?
改めて点検するとちゃんと動くので、コイルの腐食やショートは免れているようですが…
シナシナ絶縁紙はこれのせいだったか。

そして痛恨のアフター撮り忘れ。ほぼ取り除けました。
汚れはブラシで削って行くとやはり泥のようで、細かいホコリが舞いました。
水洗いはできないのでパーツクリーナで濯ぎ。

もしこれが洪水か何かでの泥だったとすると、粉塵やら細菌(のリスクは今回は低いでしょうけれど)やらで碌な事はありません…



モートルへ戻ります。
こちらはよくあるコンディションなので悪くはありません。



ギアボックスを外してグリスを清掃します。
いい感じに固まっていたため、大まかには楽に取れました。
しかし問題は塗装面へのこびり付きでして…

カラー化が始まった辺りの機種では、往々にして油が強力にこびり付いていたりします。
黒い戦前型も似たようなものですが、色的に目立たないんです。
黒が多かった理由の一つが正しくそれ。

こうなった油はスプレーのパーツクリーナでは落にくく、粉末なら落ちるものの塗装まで傷めがちという悩ましい奴です。

とあらば磨いてしまうしか手は無し。
先日試して中々良かった方法。粗過ぎて使っていなかったコンパウンドが役に立ちました。
しかし磨きすぎには注意です。



同様に順次清掃と磨きへ進みます。
こちらはエンドベル。
ギアボックスが付くだけあって油汚れも中々のもの。



モートルです。
写真だと分かりにくいものの、全体的に汚れていて色味も変わっています。
アフターは組んだところで。
今回は悉く写真を忘れてますね…



基台には謎の斑点も。



完全とは行かないながら、良い艶が出てくれました。
戦後製の良い所の一つは、銘板の塗装が強くて削れにくい事。



モートルの引き出し線も奇麗にします。
上半分が済んだ状態。
ここも汚いと「あと一歩」感が出てしまいます。
水拭きやらでは落としにくいため、他との違いを出すポイントでもあり。



ロータは清掃済みの写真を。
珍しくシムは外せない状態(仕様?)でした。



ギアボックスも完了。
この時代の芝浦はカムを外せないので、内部の清掃には限界があります。
グリス循環用の穴からパーツクリーナをしつこく吹き込んで「まぁ良いか」と思ったところまで。
給油も同じ穴からグリススプレーを吹き込みます。



組んでいる途中の今更な発見。
ギアボックスを固定するビスが1本交換されていました。
素材と長さが違う以外はごく自然で、ただ色が落ちただけかと思っていました。



電源コードも再生します。
最中合わせになる手前の時期にあった、ビニール一体成型の組み立て型プラグです。
50年代の家電によく見られる印象で、こうして現存しているのは貴重。
却って戦前のポニーキャップの方が現存率が高いです。
まぁアレは今でも売ってますしね…本当に当時のポニーキャップは多くありません。
単に補修用として同じ形を選べる状況が今も続いている、という事です。





お次はファン。
センターにペン跡がある他、全体的に油の跡が。
センターキャップはハブと一体なので、バラして洗います。





この個体のように東芝ロゴの時期になると、センターキャップがハブと一体成型になります。
表からファンを貫通させるのですが、SEWロゴの辺りだとキャップとハブが別。
ハブは裏からビス固定して、キャップは表から爪曲げでの固定となっています。
ビス隠しの意味もあったんです。



右半分だけ磨いた状態です。
色が一段階明るくなりました。



裏面の汚れ近影…ファンの遠心力で油が伝った跡ですね。
これも同様に落としました(写真は忘れました)。



磨きが終わったら組み立て再開。
裏蓋には壁掛け用ブラケットが収納されています。
折角なので油を注して引き出せるように。

戦前製は基台にフランジが出ていて、そこにビス穴がありました。
フランジを無くしてスッキリ&丸みを出した代わりにこれが付いたのです。



ゴム足交換。ちょっと小さい。



グリースカップも清掃完了。



という事で完成です。
予想よりも綺麗に仕上がりました。



ファンの艶が特に素晴らしい。
この時代特有の、クリアプラの裏から塗装したモノグラムも素敵。
支えが両端なので失われているものも多いです。



スイッチノブとコード・プラグも綺麗になりました。
この辺も手入れしてあると気分が良いですし、パッと見の明度も一段上がります。



最後はマイナー別のひまわり系4台。
左から古い順に並べてます。
Posted at 2025/07/05 23:39:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | アンティーク家電 | 趣味
2025年06月29日 イイね!

塗装完了、帰還へ向けて

7代目サバーバンのレストア記録です。
タイトル通りとなりますが…今日は大きな節目を迎えましたので、そのご報告です。



まずはこちら、少々時を戻して塗装の途中。
水色ストライプと2トーン部分が終わり、メインのウォーターブルーはこれからというところ。

てっきり、メイン色→2トーン部分→ストライプの順かと思っていましたが、重ね順を工夫する事で効率や仕上りが良くなるのですね。





マスキングとウォーターブルー塗装の完了。



色はこれで完成です。
フロントドア付近で分かる通り、ペーパー掛けで艶が消えている状態です。
塗り分けラインの凹凸を均すと共に、この上からクリアを掛けて仕上げる直前ですね。

レイヤー的に考えると、塗装面積の少ない順に重なっている形です。
確かに細いストライプでは、そこが低い方が剥げにも強いかもしれません。
その上から全体にクリアがかかるというのも、効果が出る事でしょう。







クリア完了。元がブラックだったとは、しつこいながらも嘘のよう。
特に3枚目なんて、さも純正色のような仕上りです。

確かに似た色を選びましたし、塗り分けも純正再現でオーダーしています。
にしてもこうやって見ると素晴らしいもので…
実物はずっと眺めていたくなる事でしょう。













こちらは各フェンダー裏、タイヤハウスの中となります。
新たにブラック塗装をしていただいていて、細かい凹凸が見える事からチッピングかな…?と思っています。
いずれにしても、ここまでやっていただけるとは…


という事で、現在は外していたパーツの戻しへ入っていると伺いました。
後はショップへ戻り次第、交換・追加のパーツを取り付けて車検取得の流れになります。
戻ってきたら連絡をいただく事となりましたので、あと少しで1年ぶりに実車を見られそうです。

いよいよゴールが見えてきました。
Posted at 2025/06/29 13:11:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車(サバーバン) | クルマ
2025年06月08日 イイね!

中身も伴った大型機 R.シュミット(ワーゲン商会扱い) 24型商館時計 明治22年頃

また懲りずに時計を買ってきました。
失敗するとウンザリするのに、少し経つとまた手を付けたくなる…
この「懲りない事」も、好きこそ物の…に繋がるのかなと感じつつ。


さて、今回の個体はこちらです。







またまたいつもの通り、商館時計。
もうそろそろ商館時計オタクと言えそう…まだ早いか。

入手次点で外観は奇麗。すぐ止まるものの、一応動作します。



機械がこちら。
ブレゲひげに石がシャトン留めとなっていて、高級機の予感がします。

と言いますか…ワーゲン商会扱いでブリッジに「WF」が刻印されているのは高級機らしいです。
あれ、シリアルも併記じゃないといけなかったっけ…



早速分解。
久しぶりにダイヤル裏の書き込みを発見。



…1027しか読めぬ。



大型機を買った時のお楽しみ、地板の直径測定です。
堂々の54㎜、24型。
51mmとかは偶に出てきますが、54㎜となるとかなりレアなんじゃないかと思います。





そこで思い出すのがこちら
以前、部品を補いつつ再生した個体で、同じくワーゲン商会の24型です。

…思い出すとか言ったのは嘘。狙いました。
実は今回の個体、こちらの上級グレード版と思われます。
商館とサイズだけでなく、機械も石の数以外が同じなんです。
それで状態も良さげとあって、2匹目のドジョウよろしく買ってきた次第。
少々値は張りましたが…
年代も同様、明治22年頃だと思います。

さて、商館時計に対してよく言われるのは「見せる時計なので大きさが第一で、中身はそれなり」という見方。
時計自体に詳しくないながら、純粋に高級さや出来の良さを求めると、そうなのかもしれません。

特にこのような超大型となると一層その傾向が…なんて思ってしまいがち。
まぁ、今にしてみればいずれも100年超えのアンティークですから、グレード云々よりも動くって事が一つの価値となりましょう。

ではこの個体の出来はどうなのかと言えば、中々のモノと思います。
シャトンやブレゲ巻きのひげから推測したものの…





裏面。からの香箱です。
残念ながら痕跡ですが、ジェネバ機構が付いています。
高級機種のポイントです。



ゼンマイは無事ながら…ちょっと短い感じ。
交換された際にジェネバ機構も外されたのでしょう。



そして全バラして数えれば、立派な17石機械でした。
ガンギ車のブリッジが伏石付きです。
商館時計で17石は中々ありません(と思います)。
いいとこ16石、15石なら結構良いんじゃない?な感覚です。



ナンバーズマッチもOK。



汚れもあまり溜まっておらず、洗浄していても目立って落ちている感は無し。
輪列は良く拭いたら光りました。
ザラ回しも問題無し。



テンプも元気よく振る。
「状態の良い時計」ってこういう事よね、と感じつつ。

緩急針を適当にセンター付近としたこの時点で、日差-30秒台。
慣らしが済んでケースに組んでも、結構良い精度で詰められそうです。

巻き上げの際、鼓車の押えバネが少々浮くようなので、そこの調整が要るかも。





ケースを磨いて組み立てて完成。
するとテンプの振りが弱々しく。
針を駆動する分の抵抗が増えたりしたせいか…

と思ったらセコンドがダイヤルに触れてました。
ちょっと浮かせて1日動かしたら良い感じに。
日差は概ね+60秒に調整。



ゼンマイが短いせいで駆動時間も少々短いながら、良い1個になりました。
1点惜しいのは、写真の通り竜頭の被せが一部剥がれている事でしょうか。
ボウもガタガタになっておらず、ちゃんと銀製のホールマークが入ってます。







最後は兄弟機と。
あちらは蓋が大きく開く状態なので、上手く重なりました。

状態もグレードもこちらが上とあって、先に入手の方は若干見劣り…はしません。
あちらはあちらで、足りない部品を補ったり、風防を自作したりした思い出の品。
共に日常ユースで一線を張ってもらいましょう。


さて…車の方はどうなってるでしょうか。
もう間もなく塗装が上がると思うのですが…
早く次の報告をしたいものですが、大人しく待とうと思います。
Posted at 2025/06/08 22:43:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時計他アンティーク系 | 趣味
2025年06月01日 イイね!

三つの青に染む

いよいよ完成が近づいて参りましたので、更新スパンも短くなります。
嬉しきかな。

今回は前回の続きで、2トーン+ストライプ塗装の様子をお届けします。








と言いつつ少々時が戻ります。
ドア内側の寄った写真をいただきました。

この車はシルバラードなので、車内から見える部分はほぼトリムパネルで隠れます。
それでもしっかり塗っていただいてます。素晴らしいお仕事。

なお1枚目、運転席側のドア縁にはコーションラベルがあり、車検にも必要との事でしっかりマスキングしてあります。
またGMフリント工場製の証「BUILT FLINT TOUGH」のステッカーも可能なら残したいとリクエストしましたので、よく見ると同様に養生してあるのがわかります。



テールゲート内も。
ここもトリムで覆われる箇所ですが塗装。
中央の蓋も別に塗装済み。



右端に見切れているのがテールゲート内の蓋。
トリムとこの蓋を外すと、ウインドウ昇降のメカ(パワーウインドウですが手動のグレードもあります)にアクセス可能。

しかしこう見ると、真っ黒だったとは思えませんね。
プラモやラジコンで塗装の経験があるからか、黒から淡色へ奇麗に仕上がるのを見ると嬉しくなります。
プラモで黒から淡色や明色に変える場合、面が出ていても一度サフを吹かないと、奇麗に発色してくれません。
無理して厚塗りすると、エッジだけ塗膜が薄くなって透けます。
なお、サフ以外にも中間色を挟む方法があるそうです。





そして3色目のライトニングブルーマイカが来ました。
ストライプ部のテープを剥がせば、先に塗っていたいすゞブルーの細い線が現れます。

後はフェンダー中央辺り(サイドモールの付く場所)から下をウォーターブルーで塗って完了となる筈。
メインの2色がメタリックなので、クリアも掛けるのでしょうか。
そうしたら研磨して塗装は完成…かな?
クリアの前にもある程度磨いたり…?
せいぜいアマの身なので、その辺は何とも言えません。

それにしても、濃淡共に良いブルー。
そろそろ塗装完了の姿を拝めるかも…
Posted at 2025/06/01 22:27:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車(サバーバン) | クルマ

プロフィール

「真下を向く天井扇 三菱電機 CY-30B 昭和39年 http://cvw.jp/b/2115746/48618862/
何シテル?   08/24 23:35
菊菱工廠と申します。 「工廠」なんて言いましても、車いじりは飽くまで素人。 電装系なら結構自前でこなします。 ちょっとした金具作りなんかも。 ナ...
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