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菊菱工廠のブログ一覧

2020年07月12日 イイね!

プーリー交換完了、はいいけれど…裏浸水事件発生

いつぶりになるだろうか、連日で更新することができました。
ネタがあるというのはいいことですが…

さて、今年初めよりデ〇ゴ作戦と銘打って分割購入してきたファン回りのプーリー。ようやく交換に持っていけましたので、まずはそのことから。






ベルト共々新品になり、きれいになりました。
心なしか回転がスムーズになったような…?

そして、交換されたプーリーがこちら。


ベルトも残して頂きました。写っていませんが、ガスケット類まで取っておいて頂いて…いつもの細かい注文ですが、ありがとうございます。


これが今回問題になった錆び。
ベルトの当たる部分の塗装が長年の摩擦で落ちたのでしょう。
ベルトの初期伸びが出るだろう、ということで、また調整に行くと思います。
パワステポンプのプーリーも交換でしたが、重ステになってしまったのはベルトのテンションの関係でしょうか…全く効いていないわけではなく、割増し(割引き?)な感じで重い。走行中は「ちょっと重くなったかなぁ」程度で、据え切り時に「こりゃ重いわ」って具合。

で、強烈だったのがベルトの方でして、


3本中1本がこんな状態。切れる前で良かった。
この亀裂は錆びで削れて云々ではなさそうですが、いずれにせよ交換して良かった。



そして事件発覚。
それはフロアマットの異臭から始まりました…

引越ししてからというもの、通勤では乗らなくなったため、体調の奮わなさもあり、ここ数か月は概ね2週間に一度ペースで乗るサイクルになっていました。
梅雨入り前あたりでしょうか、ドアを開けると今までにない臭いがするようになりました。
それは何というか…新品の化繊カーペット、あの樹脂系の臭いを強烈にした感じの刺激的な香りでした。私の経験していた「水が変化した系の臭さ」とは違ったため、最初は何の臭いかわかりませんでした。

その内にも臭いは強くなる一方。車内をしつこく嗅ぎまわったところ、どうやら運転席フロアマットが犯人らしいと判明。
プーリー交換から上がったら洗おう…なんて思っていたところ、預けたディーラにて思わぬ情報を頂きました。
いつもの営業担当氏より、「メカニックが気付いたんですが…水濡れの乾いた後みたいな臭いがしませんか?」と聞かれました。
臭いの正体がわかっていなかった私は、一瞬何のことかわからず。
少し話して、あぁあの臭さか。となった次第。
ちょうど雨続きでしたので、週末に濡れたフロアマットが平日の閉め切った車内で臭くなったのでは、というストーリーで双方納得したのでした…あんなことになっているとは知らずに。
その後、ちょっと重ステになったなぁなんて言いつつ帰宅。とりあえずフロアマットを洗い、カーペット側は後で軽くクリーナで洗おうなんて思っていました。

そして昨日。相変わらず車内は臭うものの、フロアマットを出しておいたのが効いて、臭いはかなり弱くなっていました。
後は表面を軽くクリーニングすれば…と思い、市販のブラシ付きスプレーを使用。
でも心配なので、念のためカーペットをめくってみるか…というのが禁断の扉でした。いや、このタイミングで開ける気になってよかった扉だ。


えぇ。こんなことになりましたよ。
スカッフプレートを外してカーペットをめくると、そこは言葉を失う世界。
吸音材がぐっしょりと水を吸い、白黒のカビが醸されておりました。

しばしフリーズする私。しかしカビてしまった以上、もったいないとか言っていられないので、潔く吸音材をカット&リムーブ。
この写真は、フロア側の吸音材をカット、カーペット側の吸音材をはがして乾燥しているところです。
カーペット上に純正装備のヒールプレートが吸音材と共に縫ってあったので、残念ながら剥がれてしまいました。プレート側の糸は残しつつ、後で接着でもして再生しましょう。

さて、乾燥は時間をかけるしかありませんが、問題はどこから浸水したのかってこと。
まず疑ったのはウェザストリップ。そしてバルクヘッドのグロメットを切って引き込んだブーストのホースと諸々の配線。
ですが、ジョウロで水をかけてもそれらしい浸水はなく、配線・配管も乾いていたのでシロ。
ではどこから…と、思いつくところが一件。


ここ。あぁ、そういえばドアノブを交換した時、経年で縮んでるなぁと思ったっけ。そんでちょっと破けたんだっけ…さらにそういえば、スカッフプレートの妙に車内側に水滴がついていることがあったなぁ…やべぇよ…やべぇよ…っと失礼。
内張りパネル側もこの有様。


やっちまいました。多分ここで確定でしょう…にしては水が多い気がしますが。
これはあれですね。サイドステップのゴム固定ビスねじ切り事件に次ぐやっちまった案件ですね…

この破れ自体は引っ越すよりずっと前からの状態でしたが、実は今の駐車場は助手席側に向かって下り勾配なんです。つまりは防水シート側に水が伝う傾斜。
更に、地形か何か不明ですが、運転席側から雨が当たるのが多いようです。
それで少しずつ浸水してしまい、一度水が入るとそうそう乾燥しない場所ってことからこうなったんでしょう。
カーペットは上からの浸水防止で裏地が防水加工です。ということは、その下に入った水は簡単には乾燥しない…


ということで、只今乾燥中です。カビの臭いにうんざり来ますが、気長に乾くのを待つしかありません。できるだけウエスやら紙やらで水気を吸い、タンスの除湿剤を置きました。あとはアルコールでもかけようか。
防水シートはアメリカ式にダクトテープで応急修理しました。ちょうど別件で園芸用ビニールシートを買ったので、それでシートを作り直しましょう。どうせなら全ドア分。

これほど雨が恨めしいのも久々だなぁ。
乾かしたいのに乾いてくれない。下手にドアを開けるとさらに濡れる。
ベルトの慣らしもしたいのに。その後にはフェンダーミラー化に向けた塗装とシャーシの錆び止め塗装に持っていく算段もあるのに。
Posted at 2020/07/12 22:38:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ

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