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菊菱工廠のブログ一覧

2020年12月28日 イイね!

紅い日食~コルトプラス最後の日~

2020年も残すところあと3日。今年も何とか無事(?)に過ごすことができました。
恐らく年内最後の更新となりますので、今年も皆様、私のブログにお付き合い下さりありがとうございました。
カリーナの親戚、もといコロナに振り回された一年でしたが、残念ながら来年も引き続くようです。
私はこんなタイミングで風邪(だといいな)を引いてしまい、久々に友人と会う約束もキャンセルせざるを得ませんでした。
今日(2日目)になっても症状が軽いのは幸いですが、おとなしく家におりました。


さて、前回はコルトプラスの引退についてご報告でしたが、待望の次期車がやって参りました。
納車から一週間ほど経ってしまいましたが、ようやく写真を撮れましたので、ご報告したいと思います。

ここ仙台の雪も落ち着き、除雪した山が溶け残る程度となりましたので、夏タイヤのままのコルトプラスをディーラへ無事預けることができました。
以下はその時に撮った写真となります。










コルトプラスの跡を継ぐのはこちら。
エクリプスクロス(前期ガソリン車、4X4)です。
Eclipse単体だと「食」なので、日食ならSolar Eclipseですが気にしてはいけません(笑)
せっかくなので一眼で撮れば良かったのですが、出発後に忘れたことに気づくという失敗。

こちらは元試乗車だった個体ですので、シリアルも5000番未満と若いです。
小傷はありますが、Gプラスパッケージの4X4、レッドダイヤモンドにサンルーフその他OP付きで、新車のMグレード+α程度の価格というお得物件でした。
和歌山からはるばる仙台までやってきてくれました。

なお、当日の写真がこちら。


到着直後。


タイヤ交換完了後。
16時過ぎに到着、16時半頃からタイヤ交換を開始して、終わるころには真っ暗。寒いわ暗いわで大変でした。
持っててよかった投光器。

ところで、車に先んじて冬タイヤを用意していたのですが、せっかく(ほぼ)新車を買うということで、冬用ホイールにもこだわってみました。
見ての通り、ランサーエボリューションⅨの純正アルミです。17インチ・8J・+38で丁度良いサイズです。
これは探してみて知ったことでしたが、実は「三菱純正アルミで、5穴・16~17インチ・インセット+38」というのは少数派なんですね。
安い社外は見た目がアレなので、純正流用を考えました。
が、三菱車はハブ径が大きく、ポン着け前提での他社純正流用は選択肢がかなり狭いのです。なので三菱純正を…となったわけで。

本当はMグレードにある通り16インチとしてタイヤ代を抑えたかったのですが、16インチの純正ホイールって、最近までスチールだったんです。
アルミなのは現行アウトランダー・デリカD:5・エクリプスクロスくらいで、RVRは今も16インチはスチールです。
余談ですが、エクリプスクロスの電動パーキングブレーキ車は、「16インチ鉄チンは履けないかもよ」とマニュアルに記載があります。

となると、新車外しで値の張るこれら純正はパスとなりますが、ここで出てくるのがインセットの問題。
5穴の16~17インチだけなら色々あるのですが、多くは+46なのです。GTO純正なんかも出てきましたが、やはり同様。
また、同じプラットフォームですが、ギャランフォルティスやRVRもまた+46で、アウトランダーやD:5は+38です。ランエボⅩは+38ですが、8.5Jなので出幅が際どい。しかしカッコいいのでこれは夏用の候補です。

単純計算で8mm程度の差なら大丈夫だろう…という思いも正直ありましたが、ホイール自体も組み換え工賃もそれなりにかかるわけですから、実車が無い段階での冒険は避けたいところでした。
ということで絞っていくと…近い車種ならD:5純正OPの16インチアルミ(ラリー参戦車が履いていたヤツ)や、同ローデスト純正17インチアルミ(グランディス スポーツギアと同じ)が引っ掛かりました。
グランディスって、ノーマルは+46なのにスポーツギアは+38なんですね。
ですが、前者は綺麗で安いのが多く出ているが少々見た目がゴツい。後者はデザインは好きですが、よく見るとコルトプラスに履いていた15インチとそっくり(笑)

ということで、目を付けたのがランエボ純正でした。
具体的には、ランエボⅥ~Ⅸの純正アルミ。
17インチになるのが惜しいですが、見た目は文句なし。あとは価格との折り合いでしたが、そこそこ綺麗なⅨ純正が手に入りました。
リムに補修跡がありますが、まぁ冬用なのでヨシ。というか、DIYながら前オーナ氏が丁寧に直したのが感じられるので、むしろ気に入りました。
ENKEIのロゴがしっかり残っているのもいい所。


さて走ってみた感想は…全体的に反応が良く、快適性も高いという感動(ちょっと大げさですが)がありました。
私自身は2年前の45度登坂イベントの際に試乗していましたが、改めて乗ると色々と伝わってくるものがありました。
私のパジェロとはほぼ正反対の車でして、加減速が機敏で(新品スタッドレスなのでコーナーはまだまだ慎重…)操作に対する反応も素早い…それでいて自然なので乗っていて楽しいと感じました。
何より、CVTながらあまりそれを感じないのが嬉しい所です。コルトプラスはエンジン回転と加速が釣り合っていない感がありましたが、こちらは多段AT的な自然さで加速していきます。
まだ試し切れていませんがクルコンも付いているので、目論見通り、長距離が楽になりそうです。
コルトプラスもいい車でしたが、やはりコンパクトカーがベースなので快適性という点ではそれなりでした。
これが車格の違いか、なんて思ってしまいましたが、年式の違いも手伝って、静粛性も段違い。それでいてエンジン音が心地よく聞こえてくるあたり、いい塩梅だと感じました。
走りの居住性、とか偉そうなことを言ってみたり。

最後に、コルトプラスのメータを撮りました。


ディーラに着いたところで179997km。惜しい。
この後の移動とかで超えるかな。18万km。


以上ご報告でした。
思い切ってGプラスパッケージを買ってしまったので、コルトプラスでも十分現代の車と感じていた自分としては、機能の進化ぶりに驚くばかりです。
代車で借りた以外には、スマートキーやプッシュ式スタートも初めて(笑)どうやってACCにするんだ?なんて。
いじるのには気を遣う部分が多いようですが、これからいろいろとやっていきたいと思います。
まずはランプのLED化ですかね…というか、ヘッドライトの外側ってダミーなのね。寒くなくなったらソケット仕込もう。



…以下はおまけ。

コルトプラスには気合を入れて買ったレグノを履かせていたので、廃車にあたり別のタイヤに交換しました。
ちょうど、冬タイヤ用として頂いていたホイール(古タイヤ付き)がありましたので、それと交換したのですが…放置していただけあって低圧タイヤと化していました。

コンプレッサで入れるかぁ、と思ったところで、ふと思い出しました。
「そういえば、スペアタイヤ代わりに修理キットだったっけ。それに簡易コンプレッサもセットだったなぁ」と。


で、使ってみました。
せっかくなので、エクリプスクロスに車載のものを使いました。非常時の練習にもなります。

そして、コルトプラスから降ろした方と見比べると…


モデルチェンジしてたんですね。袋のままで失礼…

コルトプラスの方が吐出量は低い(17ℓ/min、エクリプスクロスは20ℓ/min)ですが、スポンジの足が付いていたり電源線・エアホース収納部にフタが付いていたりで作りが良い印象です。ただし少し大きい。メーカはBALこと大橋産業製でした。Pro-EXCEL No.492の簡易版っぽい?
エクリプスクロスの方はメーカ記載なしでしたが、どちらも販売は住友ゴム工業。
ということで、おまけでした。
Posted at 2020/12/28 22:12:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車(エクリプスクロス) | クルマ
2020年12月20日 イイね!

コルトプラスの車両入替が決まりました

12月になりました。というかもう後半ですね。
せめて月一での更新を維持しようと頑張ってきましたが、無事達成することができました。
扇風機の修理も載せたいが進まない…


ということで、突然ですがコルトプラス君が引退することとなりました。
「古い車両を大切に末永く使いましょう」状態になっていた中、特に事故や故障というわけではありませんが、仕事車ということもあり、故障のXデーが来る前の機材更新です。

現在はあと20kmほどで走行18万kmとなるところで、そろそろミッションが寿命かもとディーラに言われておりました。
CVTの設計寿命がそのあたり、と聞いたことがあるので確かに怖いかも。
ただ、評判通りエンジンは問題なく、冬季のコールドスタート後にメカ音がする程度。
融雪剤にも負けずシャーシも錆びてません。
ただ、いつからか出てきたFサスのゴトツキがブッシュ類交換後に間もなく再発してしまい、マフラー交換後には特定の回転数でリアからもゴトゴトと聞こえるようになってしまいました。それは中古マフラーの程度のせいでしょうが…

ミッション自体は数万キロ程度の中古が2万円ほどで出ていたので、買っておいて壊れたら交換でも良かったのですが、当然工賃は結構かかります。
仮にそこまでやったところで距離がかさんでいるので、そろそろ…ということになったのでした。

納車日が迫り、ここ2週間ほどの週末は、これまでいじった箇所の戻しに追われておりました。納車日はいよいよ、明日です。
というか、今週あたりから急に雪が降ってしまい、冬タイヤを買っていないコルトプラス君をどうやって移動したら良いかと悩む始末。
永久抹消で廃車となるのですが、積車を持っていないディーラなので、基本的に自走で預けに行かなければなりません。
さて、どうしたものか。


それはさておき、思えば私の人生のほぼ半分を共にしたコルトプラス君。
ちょっと雑記的に残しておこうと思います。

元々は私が某校へ進学した時のこと。少々遠い所への通学となったので、訳あって免許を取っていなかった家族が免許取得と共に買った車でした。
当初は私を送り迎えできるし、仕事にも使えるし…ということでした。
その1年ほど前に知り合いが買い替えることがあり、初代フィットや初代パッソ、ベリーサ等と試乗比較した結果コルト前期となったので、内容はある程度知っていました。
他と被りたくないということで、特別仕様車リラックスエディション(ナビ)のミディアムパープルメタリックを選びました。
元々はグランディスのカタログカラーで、コルト・コルトプラスには特別仕様車(ブルームエディション、リラックスエディション)のみ採用された色でした。
結局、現在に至るまで県内と隣県に1台、数年前に遭遇した札幌ナンバーの1台の計3台しか他には見かけませんでした。

初めの数年は1.2万km/年ほどのペースで、ディーラにちょっと驚かれたのも思い出です。
私は当時、免許を取得できる年齢では無かったので、運転したのはそれから数年後のことでした。
教習所ではアクセルを踏むのが怖く、特に踏んだ分だけ加速していくAT車は楽な反面怖かったので、初めはあまり借りることはありませんでした。
更に免許をとった直後には就職で遠くに行ったこともあり、初心者マークを貼ったことはほぼありませんでした。

私が社会人になってからは、家族の仕事用が主な使い方となり、最近では「もはや手足のようだ」と言っていました。
そういえば3.11の地震の時には、直前にあった2度目の貰い事故(交差点内で外から抜いてきた軽トラが引っ掛けるというアリエン内容でした)で修理中だったので、当時新車だった二台目ノートが代車でした(預け先はなぜか日産ディーラ)。ガソリンの心配をしつつ、まだ信号が発電機で動いている中を取りに行ったっけ。

大きい故障は無かったのですが、ここ数年ではエアコンの電磁クラッチ故障、Fサスの異音と少しずつ劣化が見えてきていました。
確かその時は14万kmあたりだったと思うのですが、「リフレッシュ計画」と題して遅ればせながらの弄りをスタート。ヤレた箇所の再生とイメージチェンジを図ってきました。
大きなところでは足回りの刷新。ダウンスプリングと社外ショック。15インチタイヤにより、それまでとは段違いの安定性を手に入れました。
高速とコーナリング時の安定は家族も気に入っていました。
また、長年何となく交換し続けていた新車装着タイヤで、大雨時にハイドロプレーニング現象があった経験から、タイヤ選びの大切さも知ることができました。
自分がパジェロを買って運転にも慣れた頃には、時々借りたり迎えに行ったりで乗っていました。
パジェロは運転操作の楽しい反面体力も気力も疲労するので、コルトプラスに乗ると「ステアも軽いし加速も速いし楽だなぁ」なんて思ったものでした。

買い替えの話はこの1年くらいでしょうか、ぽつぽつと出ていました。
しかし予算の他、家族の思い入れも相当あり、本格的な検討には至っておらず。
ところがこういったことはきっかけ次第なのでしょうか、今年夏頃から検討に入り、ついに明日、新機材の到着を迎えることとなりました。
主な理由としては、仕事用なので急な故障のリスクは避けたい・引っ越した先が山の斜面なので4X4が欲しい(コルトプラスはFFでした)・家族の年齢的にラストの買い替えかもしれないといったことでした。
コルトプラスはコルトからリアが300mm延長されているせいか、フロントのトラクションが弱い傾向にありました。
雪だけでなく、純正タイヤの際には雨でも上り坂で若干滑るほどで、現在の自宅周辺では厳しい感じでした。

結果的には、降雪地域で融雪剤の影響もありながら、急に走れなくなるようなトラブルは起きずに、約18万kmを走ることができました。
3度の引っ越しをしていずれも荷物運びに活躍しましたが、一貫して屋外駐車ながらそこそこ綺麗に外装を保つことができ、驚かれることも多々あったようです。
最後に記念写真でも…と思っていたところ急な降雪で走れなくなってしまいましたので、代わりに今の姿になった際の写真+αを載せておきたいと思います。











下2枚は知り合いの前期ブルームエディションと。同色の珍しい同士(笑)
あちらもそろそろ買い替えが近いようです…

10年10万kmを大きく超えて、14年18万km。お疲れ様でした。老兵は死なず。ただ消えゆくのみ。
複雑な思いですが解体となってしまうので、パーツが全国の兄弟たちの役に立つことを願います。
リフレッシュの最終形としては、「紫のラリーアート・ROAR混成ルック」を目指していましたが、いかんせんスタートが遅すぎました。これが私的には唯一の心残りでしょうか(というと言い過ぎな気がしますが)。

さて、次の車が何なのかは次回更新の際にしたいと思いますが、ほとんど答えみたいなヒントでも載せておきましょうか。

「S-AWC搭載で、GDIじゃない1500直噴ガソリンエンジン車」

です。
新車をオプション付きで買う予算は無かったので、試乗車上がりのお得仕様を狙いました。
純正タイヤで関西方面からやって来るため、冬タイヤは先んじて準備済みですが…自宅裏で凍っておりました。
ウェイトのテープ剥がしのため、今は玄関で解凍中。
…タイヤ直径がパジェロと2cmほどしか変わらない衝撃(笑)
Posted at 2020/12/20 22:44:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車(コルトプラス) | クルマ

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「中身も伴った大型機 R.シュミット(ワーゲン商会扱い) 24型商館時計 明治22年頃 http://cvw.jp/b/2115746/48476479/
何シテル?   06/08 22:43
菊菱工廠と申します。 「工廠」なんて言いましても、車いじりは飽くまで素人。 電装系なら結構自前でこなします。 ちょっとした金具作りなんかも。 ナ...
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