2022年04月24日
前回から結構経ってしまいましたが、ちゃんと続いております。
Sitinjau Lauikを登るトラックの様に、Pelan pelan(ゆっくり)ですが。
さて、今回も引き続き荷台製作、カロセリの作業になります。
次の大きな工程は板張りなので、それに向けての準備をしないといけません。
なので、残っているテールゲートの枠を作りました。

これがテールゲートの一部になります。鉄線を板金半田で接合しました。
以下ちょっと説明入ります…
インドネシアのトラックにも荷台は様々ありますが、スタンダードというか万能型というかは、昔の日本がそうであったように平荷台+幌掛けなんですね。
で、アオリが高いのが特徴で、更に高さをちょっとプラスする天蓋が幌、という感じです。
そして、そんな高アオリ平荷台車のテールゲートもまた三者三様・千者万別でして、一枚モノの片側一方開もあれば、観音もあり。
はたまた下2/3が観音で、上1/3はパイプ溶接のフェンス型一方開なんてものもあります。
で、今回は後者の「下2/3観音、上1/3フェンス」タイプを作ります。
アストロのダッチドアみたいな構造ですね。
あれの窓を横開きにした感じ。
三菱L300(L型デリカトラック)やいすゞパンサー、最近だといすゞトラガなんかの小型トラックに多いのが、こんな感じのフェンスを3面に使ったタイプです。
差し枠的に高さを増すフェンスなのですが、格子のデザインに凝ったものが多いようです。
なので、ちょちょっとデザインを考えてスリーダイヤをあしらってみました。

仮止めするとこうなります。
板張りがまだなので見えにくいですが、これにそれぞれヒンジとロック機構が付きます。
ロックは簡単に細いパイプとロックバーという名の針金で済まそうかと。
実車だと、長物を積む位置によって開けておく場所を選べるタイプの扉になります。
さて、連休が一週間後に迫りましたので、ようやっと鉄板を発注しました。
今回は鉄にこだわるので側板も床板も鉄ですが、ものすごい重量マシンになりそうです。
空荷でもOleng(Truk Olengで調べてみてくださいな)できてしまいそうです。
今回は短いですがここまで。
Posted at 2022/04/24 22:59:51 | |
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