FlashPro再調整(TCS編Part2)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
さて、今回は前回手を出さなかった「コーナリングコンプライアンス」についてです。
予想としては、、、
(前回から引用)
…コーナリング時の横Gをコンプライアンス(撓み)と考えれば、Different %は縦の力(縦G)に対する横の力(横G)の割合と考えられるかと思います。
それに対して何%スロットルを閉じるかという表じゃないかと。
フロントタイヤにかかる推進力(縦G)に対して、車が外に逃げていく力(横G)が大きくなっていった時がアンダーステアの発生する状態だとすれば、何となく説明はつくかもしれません。
・縦Gの5%相当の横Gがかかるとスロットル開度が0.34%制限される。
・縦Gの10%相当の横Gがかかると1.33%制限される。
・縦Gの20%相当の横Gがかかるとスロットル開度が20%制限される。
有り得そう。
もしかするとスリップ率に対する制限かもとも思いましたが、それなら度数で表記されるのかなと思ったり。
2
コレがSTDでのコーナリングコンプライアンスの表とグラフです。
差異20%までは5%制御と控えめですが、40%になると20%と一気に大きくなります。
アンダーステアが出ている時は進行方向の縦Gに対して横Gが大きくなりつつある時だと解釈しているので、40%近くになるとスロットルを実際より20%閉じてアンダーステアを抑制しようとするってことでしょう。
きっと。
3
で、コチラが補正後。
差異10%までは制御をかけず、15%からSTDの半分くらいの緩い制御がかかるようにしました。
で、ハイグリップタイヤであることを考慮して、差異50%で5%だけ制御がかかるように設定しました。
数字の根拠は、、、正直無いです。
ハイグリップ履いている以上、グリップは純正タイヤよりも数段いいと思うので、それに対する期待値です。
4
で、実際に走ってどうだったかというか話で。
まずは街乗り〜ワインディングでの評価。
お世辞でなく完全に別の車のように性格が変わりました。
正直びっくりしました。
コーナー侵入時のキレ、コーナリング中盤〜出口にでの加速、とても良くなりました。
タイヤを使って走ってる感覚がすごくありました。
横Gのかかりにくい速度域だと、コーナリング全域で加速できるくらいです。
アンダーも明らかに減ったんで、クルマとしても数段キレのある走りが出来るようになりました。
友人にも試乗してもらいましたが、
「フィットの時みたいに曲がる」「内輪も外輪も使いながら加速してる感じがする」
と高評価でした♪
5
で、お次はサーキット。
場所はいつもの美浜サーキット。
気温20℃超えの晴れた日に試してみました。
1走目は調整TCR(VSA有り)
2走目は電子制御OFF
でテスト。
結果としては、、、
TCRありで50.04秒
電子制御OFFで50.03秒
でした。
思いの外変わらない、、、いい意味でです。
1走目と2走目を逆にしてたらもう少しタイム変わってたかもしれませんが、かなり可能性が見えてきた気がします。
フィーリングとしては、やっぱりコーナーでTCRの介入が目立ち、強く横Gがかかる領域ではスロットル制御が入っていました。
全然前より良いんですけどね。
やはり電子制御OFFの方が全域で踏めてる感じもありますし、ブレーキングからの切り始めもリアの動き出しが良いです。
この辺はVSAの関係もあるかと思いますが、、、
ちなみに電子制御OFFでも内輪が空転することはなかったです。
原因、何でしょう?
おそらく差異20%〜50%間の制御がピーキーすぎるからじゃないかと思ったりします。
グラフを15%からスタートにして、30、40、50%と段階的にした方が緩やかな制御で加速を邪魔しなかったかもしれません。
6
とりあえず、その辺り調整してまた再チャレンジしたいとは思ってます。
ただ、
走るにはもう暑いんですよね、、、
20℃超えてくるとさすがに車内もしんどくなってきます(^_^;)
AD09は一発の速さはZⅢよりありませんが、周回重ねてもタイムの落ち幅が少ないのが特徴な気がします。
気温が30℃超える前に走りに行って、ベスト+1.5秒以内に収まるくらいに持ってければなんて思ってます。
そしたらアタックシーズンはベスト付近かそれ以上の状態まで仕上がってるかな?なんて。
7
最後にもう一回Modificationの日本語訳を載っけときます。
※調整は自己責任でお願いします。
今回も参考になれば幸いです。
以上!
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