クーラント液を交換してみた

スズキ交換時期は丸７年で交換です。
延命措置で昨年春にクーラントリカバリーを注入しましたが、新品同様になるわけではないし、劣化を防ぐことはできないので新品と交換することに。
ドレンプラグはバンパー下から覗くと裏側にあるのが判ります。

ラジエターキャップを外してからプラグを緩めて液を抜きます。

受けは使わなくなった洗い桶を使用。

抜いている間にリザーブタンクを外して清掃します。
ネジ２本で留まってますが、１本は外しやすいようにインタークーラーのダクトを外してから取り外し。

綺麗に洗ったら元に戻します。

液注入とエア抜きには工場等では専用工具を使用するみたいですが、ペットボトルでも代用できるようです。
尻を切り取り、口にはビニールテープをぐるぐる巻きにして注入口に合わせます。
わたくしは１４巻してちょうどよいと思いましたが、その後悲惨な目に遭いました。

ペットボトルを注入口にセットしてスーパーLLCを注入。
ターボは全量で3.3Lですが、全量抜けるわけではないので実質3Lも入りません。

液面を保ってエア抜きを行います。
ホースをもみもみしてある程度エアを抜いてからエンジンをかけてエア抜き開始。
しばらくしてサーモスタットが開いて温まってきたら、暖房MAXにしてヒーターコアのエア抜き。
電動ファンが回ってエアが出なくなるまで実施。

その作業途中で問題発生。
ぐるぐる巻きしたはずのビニールテープが熱？で柔くなって隙間から液がこぼれ出したのをしばらくしてから気付いた。
それでも洗い桶をそのままにしていたのである程度はキャッチできましたけどね。
慌ててタオルを周囲に巻いてなんとかしのぎました。

１５年以上ご無沙汰作業でちょっと心配なことから、１週間ほどリザーブタンクの液面も含め液量を注視したいと思います。

抜いたクーラント液をペットボトルに入れて振ってみると泡が結構でたし、泡切れも悪くなっていたので交換して正解でした。

古い液に購入した吸入剤を混ぜて固めます。
説明には100mlに対して３～５ｇとのことなので少し多めに入れて一晩おいたのがこれ。
水分が滴り落ちることもなく適度に固まります。
区役所担当課で「かためれば可燃ごみとして出せる」と聞いたので小分けにしてゴミに出します。