
6月1日付けで異動することとなり、嫁は3年間住んだ東藻琴(ヒガシモコト、通称ガシモコ)を離れることになりました。大空町東藻琴、以前は東藻琴村でしたが、2006年に女満別(メマンベツ)町と合併して大空町に。主要な産業は畑作・酪農・畜産といった第一次産業。観光の目玉は、開花時期限定で「ひがしもこと芝桜公園」ですか。まあ、極めてのどかなところです。
東藻琴の愛称はノンキーランド。のん気とノン・キー(心に鍵をかけない)の意味を掛け合わせたものらしい。不便な点(ホームセンターがないとか、Wi-FiがDOCOMO以外はエリア外とか)も多かったですが、田舎暮らしが好きな嫁にとっては、満更でもなかった様子でしたね。今後、東藻琴で生活することはないと思われるので(ホントか?)、思い出作りにサイクリングをしてきました。

コースは東藻琴の官舎をスタートして、裏道を通って芝桜公園に向かい、道道102号線をひたすら登って、藻琴峠から標高725mの地点にある展望台「ハイランド小清725」を目指すという「ガシモコ裏銀座コース」(嫁が勝手に命名)。天気は曇りときどき晴れ。暖かいですが風がやや強いか。走り始めはツツドリの声が聞こえる田舎道をしばらく進みます。

視界が広がって正面にはお気に入りの藻琴山が。ここら辺りは、走る車が極端に少ないので快適です。今日は天気がいいので農作業もはかどっていることでしょう。

村はずれにある「ひがしもこと芝桜公園」のピンクの絨毯が見えてきました。土曜の午前中、既に多くの観光客で賑わっています。帰りに寄ることにしてスルー。

3月に山スキーで藻琴山を訪れたときに駐車したパーキングでしばらく休憩。遠くに見える秀麗な山は日本百名山のひとつ、斜里岳(1,547m)。

標高上がるに連れ涼しくなってきて路肩には雪が現れてきました。ダケカンバもまだまだ芽吹いていない木が多いですね。

藻琴峠で道道を右折して最後の激坂。

「ハイランド小清水725」到着直前に、強い雨。ふう、ギリギリセーフで東屋に逃げ込みました。グッドタイミングでしたね。空を見上げると青空が見えていたので、どうやらにわか雨っぽい。案の定しばらくしたら止みました。道が乾くまで休憩してから下ることにして、それまで展望台からの雄大な眺望を満喫。展望台にはリスの餌台(餌はヒマワリの種)が置いてありましたが、リスの姿は見えず(残念)。

雨上がりの綺麗な青空が広がって、さあ下りです。

激坂区間で一人のサイクリスト(最近はロードバイク(昔で言うところのロードレーサー)に乗っている人はローディーって言うのかな?まあいいか、サイクリストで)とすれ違いました。

下りは慎重に行きます。雪国の舗道は荒れているし、路肩には砂利があるかもしれませんし。後ろから車やバイクがきたら、私が大声で前を走る嫁に接近を知らせることにしました。

雨が降ったのは峠の周辺だけみたいです。途中、激坂区間ですれ違ったサイクリストに抜かされました。

この時期は遠くからでも山の斜面の鮮やかな芝桜絨毯が確認できます。

芝桜公園に到着。大賑わいでした。園内の鳥居もピンク色なんですね。アイスクリームもピンク。こだわってますね~ピンク色に。ヘリによる遊覧飛行も楽しめるのかな?。近くの広場でヘリがスタンバってました。上空からの景色は圧巻でしょうね。私たちは園内には入らず、昼食をとってから帰宅。距離41km 獲得標高743mでした。お気軽なサイクリングでしたが、天気がよく、雄大も景色に加え芝桜も楽しめましたので、大満足の一日でした。
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自転車 | 日記
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2015/05/30 17:46:37