
戌年です。そこで犬に関係したあれこれを調べてまとめてみることにしました。車ネタでなくてすみません。
第1回は熱々のソーセージをロールパンに挟んだ「ホットドッグ」。好みでケチャップやマスタードをかけて食べるおなじみのアレです。
そのホットドッグに何で「ドッグ(犬)」がついてるのかって話です。

出典:chompies.com
「ホットドッグ」、直訳すると「熱い(暖かい)犬」または「辛い犬」。
「犬」がつくんだから、犬の肉を使ってる?いえいえ、そんなことはありません、日本では。(犬食文化がある国はわかりませんが)
では「ドッグ(犬)」がついてるのはなぜ?調べてみました。

出典:Würstel
「ホットドッグ」に使用されている長いソーセージ、もともとは発祥の地フランクフルト(ドイツ)にちなんで「フランクフルター」と呼ばれていた。
(日本では「フランクフルトソーセージ」って言いますよね。)

出典:texas-wiener
「フランクフルター」はドイツ原産の胴長の小型犬「ダックスフント」に形が似ていることから「ダックスフント・ソーセージ」と呼ばれるようになった。

出典:qz.com
19世紀、ドイツ移民が米国にソーセージを持ち込み、熱々のものを屋台で販売。
その際、お客が素手で持っても手が熱くならず汚れないようロールパンに縦に切れ目を入れてソーセージを挟んでみた。

出典:nytimes.com
19世紀末からこれが野球のスタジアムで販売されることに。
当初は「レッド・ホット・ダックスフント・ソーセージ」と呼ばれていた。

出典:narcusword.com
それを目にした漫画家が、ソーセージの代わりにダックスフントがロールパンに挟まれたイラストを描き、「Hot Dog」として新聞に掲載。
このとき「レッド・ホット・ダックスフント・ソーセージ」という名称を用いず「ホットドッグ」としたのはどうしてか?
それはこの漫画家が「ダックスフント」のスペルが分からなかったから・・・らしい。

出典:usatoday.com
この漫画が一躍大人気になり、ロールパンに熱々のソーセージを挟んだスタイルのサンドイッチが「ホットドッグ」として定着。
やがて米国全土に広がり、その後ドイツに逆輸入。
日本では1934年(昭和9年)に甲子園球場で初登場。ベーブルースの来日で盛り上がった日米親善野球で販売されました。
つまり「ホットドッグ」に使われる長いソーセージはその形状の類似性から「ダックスフント・ソーセージ」と呼ばれており、
「ホットドッグ」の「ドッグ」は「ダックスフント」のことだったというわけ。
ネロはダックスフントじゃありません。w
逆にダックスフントのことを英語で「ソーセージドッグ」または「ウインナードッグ」と言うこともあるそうです。
ところでダックスフントには3種類のサイズがありますが、どれも同じ「ダックスフント」という品種。日本で飼育されているダックスフントのほとんどは中間サイズの「ミニチュアダックスフント」ですが、「ミニチュアダックスフント」という犬種はないんですね。

出典:markozen.com
そして「ホットドッグ」発祥の地のアメリカでは、「ホットドッグ」もダックスフントと同様大きい順にスタンダード・ホットドッグ、ミニチュア・ホットドッグ、カニンヘン・ホットドッグの3種類がある・・・
というのは真っ赤なウソです。(^^;)
あ~ここまで書いたらホットドッグ食べたくなったわ、マスタードたっぷりかけて。w
ネロがストーブの前で熱々のホットドッグになってます。触るとやけどしそうなほど熱い。w
だいじょうぶ?脳みそ煮えてない?w
「ホットドッグ」っていうか天狗に見えます。
その2に続く・・・。(ホントか?ネタあるの?)
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ワンコ | ペット
Posted at
2018/01/09 21:37:55