
6日未明の地震、厚真町で震度7。江差町は震度4。
やや強く揺れを感じたので、平成5年に発生した奥尻島の津波被害が脳裏をよぎりました。

(読売新聞)
(時事通信社)

(時事通信社)
幸い津波被害は無く、私の住む地域では大きな災害は発生しませんでした。
しかし、震源の厚真町では大規模な山崩れ、道内の一部の地域で家屋の倒壊・道路の陥没等が発生。
(Self-Defense Forces)
被害に遭われた方々に御見舞い申し上げると同時に、
災害復旧にご尽力なさってる方々に心から敬意を表します。

(北海道新聞)
地震による直接の被害も大きかったですが、
北海道内の全発電所が連鎖的にダウンし道内全域で大規模な停電が発生。
これにはビックリです。
北海道電力の送電網が地震に対してこんなにもろかったとは・・・。

(毎日新聞)
一つの石炭火力発電所に、広大な北海道の半分もの電力を負担させてたのですね。
初めて知りました。
北海道電力では新たな主力電源として、LNG火力の石狩湾新港発電所を建設中だったそう。
残念ながら今回の地震には間に合わなかったということですね。
北電は新たな主力電源の一つとして、北電初の液化天然ガス(LNG)火力の石狩湾新港発電所(170万キロワット、小樽市)に期待していたが、1号機の営業運転開始は来年2月の予定で、今回の災害には間に合わなかった。
北電は新たな主力電源の一つとして、北電初の液化天然ガス(LNG)火力の石狩湾新港発電所(170万キロワット、小樽市)に期待していたが、1号機の営業運転開始は来年2月の予定で、今回の災害には間に合わなかった。
(北海道電力)
このような中、停電の発生が冬季でなかったのは不幸中の幸い。
道民のほとんどは電気が無いと動かないストーブを使ってます。
なので、厳冬期に長期間の停電が発生したら・・・多数の凍死者が出ます!
以前、登別で冬季に数日間停電になった時は、寒くて寒くてマジ死にそうでした。
一方、ミドリガメの「カメヲ」♀はさっさと冬眠・・・。
あの時は変温動物っていいなあって本気で思いましたよ。w

地震が発生した日は非常配備体制となり、朝五時に出勤。
職場の被害は無く、停電時に自動で立ち上がる非常用ディーゼル発電機が正常に動いていて一安心。
その後、コンビニでパンやカップ麺を購入し、停電が長引いた時の準備。
町内のガソリンスタンドは休業状態でしたね。
一部は緊急車両及び官公庁の公用車を優先的に給油してるとのこと。
携帯、タブレット端末等はモバイルバッテリーで電源確保。

(朝日新聞))札幌市内
江差の住居の周辺ではほぼインフラが復旧しましたが、
職場付近ではまだ停電、断水が続いています。
一部の交通信号機も消灯したまま。
北見市の自宅も、嫁が住む大空町東藻琴(ひがしもこと)も、
停電が続いておりネットも使えないらしい。
今回の停電ではあらためて、電気がないと何も出来ないことを痛感。
でも、暗くなる前に帰宅し、暗くなったら寝て、明るくなったら起きるっていう生活も悪くないなと感じましたね。(^^)
今年のツール・ド・北海道は全日程中止になりました。
北見市内を走る予定だったのですが・・・残念です。
Posted at 2018/09/07 21:01:48 | |
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