
ここ数日は3月とは思えない暖かさが続きました。
おかげで車道上の雪はすっかり消え去りアスファルトが出ているのですが、
路肩には雪解け水や凍結路面のスリップ防止のために撒かれたビリ砂利などが溜まっていて、自転車に乗る気にはなれません。
気持ちもまだスキーモードだし。そこで今回は山スキーに行ってきました。

朝5時に起床。いつもはコイツに起こされるのですが、今日はコイツより早く起きました。はやる気持ちを抑えて散歩を済ませます。

豪雪の影響で目指すキャンプ場登山口までの道が通行止めのままだったので、銀嶺荘経由で行くことにしました。今回のメンバーは、私・嫁・嫁の職場の同僚の山男君の3人。私たち夫婦は5○歳ですが、山男君は私たちより一回り以上若く、とても馬力があります。

嫁・山男君はともにヒールフリーになるビンディングが着いた本格的な山スキー板とプラブーツでシール登行。一方私はと言えば、プラブーツが壊れたため(泣)、スキー板とゲレンデ用ブーツを背負って、足下はワカン・・・。かなりのハンデがありますが仕方ありません。

天気予報は曇り・最高気温4℃でしたが、歩き始めには青空が広がり、気温も上がりそうな予感。ログハウスの脇を通って林道の入り口を目指します。

牧草地(?)を横断。

藻琴林道入り口。まだこの時点では、雪が締まっていてワカンでも歩き易かったのですが・・・。

次第にズボズボもぐるようになってきて、嫁にも後れを取る始末。トホホ・・・。ワカンではなくスノーシューだったら歩きやすかったかも。(持ってませんけどね。)

カーブミラーの下半分はまだ雪の下。近くにはウサギの足跡が。

目指す藻琴山の稜線が見えてきました。まだまだあるなー。

断続的に雪崩れが発生している箇所を慎重に進みます。

ようやく着いた銀嶺荘。屋根しか見えてませんでした。ホント、今年は雪が多いです。

屈斜路湖

山頂。嫁はコル付近にスキー板をデポして最後はツボ足で登ってました。私は2人からやや遅れて到着。

山頂でしばらく休んでから滑降開始。私もワカンからスキーに履き替え。ザックがとても軽くなりました。それにしても、嫁が着けてる韓国製の日焼け防止マスクは妙ちくりん。下界だったら怪しい人間と思われること間違いないな。

ときどきルートを確認しながら下ります。スキーだと、滑りやすいところを選んで調子こいて滑って間違った方向に下り過ぎていた、ってことがままあります。要所要所でのチェックは欠かせません。

林道を右手に見ながら尾根上を進みます。滑るというより下るという感じ。

華麗なターンが出来なかったのはこの日の雪質のせいらしいです。

傾斜がゆるやかな林道をストックで漕ぎながら下りました。ゆっくりしたスピードですがそれでも歩くよりは格段に速く下れます。途中、スノーシューの登山者1名とすれ違いました。

広い牧草地(?)を横切って駐車場に戻りました。終始好天に恵まれ、楽しい山行が出来ましたが、ターンして滑る斜面があまりなくて、ちょっと欲求不満。次回の山スキーは滑降中心のルートを攻めてみたいと思います
Posted at 2015/03/29 23:39:14 | |
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登山 | 日記