
松倉川・・・道南では屈指の渓相らしいので、どんなものか見てきました。
今回も単独行です。
携帯の電波の入らない奥深い沢、しかもヒグマの棲む森。
そんなところに一人で分け入るのもいかがなものかとは思いますが・・・
入渓地点までの林道走行、のっけからミスコースしました。
ヤギもあきれ顔。
正しいコースに復帰し入山届けに記入。
細いダートを松倉川の上流に向かってステージアを進めます。
路肩が崩れているところ、落石、欄干が崩壊した橋など、
なかなか楽しめますな~。w
途中ホンダストリーム(車の方ね。)とすれ違い。
ちょうどすれ違うだけのスペースがあるところで遭遇して良かった。
乗車していた2名の釣り師と会話。彼らによると、、
「この先、ランクルみたいな車じゃなきゃ通過できないところがある。私たちもUターンして来た。」とのこと。
情報提供ありがとうございます。とりあえず行ってみることに。
なるほど、このことか~。
どろどろのぬかるんだ道に石やら木やらが混じってますな。
これでは確かに2WDの普通の車では躊躇するかもね。
でもこっちは4WDで地上高もやや高く設計されているSUVグレード。
何とか突破できました。AR-X FOURで良かった~。
入渓地点の水ノ沢林道との出合いに到着。他の車は無し。
どんよりした天気だなあ。晴れの予報だったのに。
沢に向かって藪漕ぎ200m。
沢に降り立ちました。
雑魚止まりノ滝。何故か右岸にロープが。
噂に違わない渓相でした。小滝の連続。一枚岩の滑床。やたらと濃い魚影。
函(はこ)状になったこの滝は左を高巻き。
下降にロープを使用したとの記録がいくつかあったのですが、
結局持参したロープは使わず、灌木を頼りに沢床に降りました。
そろそろ樹齢数百年のブナの御神木があるはずなのに分かりませんでした。
これじゃないよねえ~。
この先、上流に行くことも出来るけど、
天気が今イチだし時間もかかりそうなのでここで戻ることに。
また同じ沢を下っても良かったのですが、林道を使って下山してみました。
ヤブで覆われています。もう使われていない林道ですね。
20分で整備された林道に出ました。
林道上には親爺の落とし物がいたるところに。
たまにホイッスルを吹いて自分の存在をアピールしながら歩行。
下山
手頃で誰でも楽しめる沢でしょう。
暑い夏の日に、シャワークライムしたり釜で泳いだりして、
キャーキャー黄色い歓声を上げながら楽しむのもありと思います。
(単独行ではそんな気になりませんが。)
せっかく函館まで来たので、少々観光してみました。
「函館市民の森」コニファーが美しい。
アナベル
「トラピスチヌ修道院」
建物内には入れず、外からの見学のみ。
シスター達の生活を垣間見ることはできないので、
神秘的な雰囲気が漂ってます。
敷地に入るとすぐに聖ミカエル像が迎えてくれます。
マリア像
ルルドの泉像
美しい建物、整備が行き届いた前庭、植栽。素晴らしい。
海を望む高台に立地というロケーションもグッド。
時を告げる美しくはっきりとした鐘の音以外は、
静寂な世界が広がってます。
そんな厳かな雰囲気に浸っていると、それをぶちこわす事件(?)がおきました。
敷地内に「静粛にして下さい」との立て看板があるのですが、
その看板の前で小学生らしき男の子が、
「せい・・せい・・せいきょうにしてください!」と絶叫。
近くにいた両親が「静粛」の読み方、意味を教えるでもなく
(知らない訳ではあるまい)、
騒ぎ続ける子供をほったらかし・・・ああ世も末だ。
ぶちこわしと言えば、駐車場。
敷地横の観光客用駐車場(一台300円)では、
係員が近づいてくる車に対して大きく手を振って誘導しているのだけど、
ここは宗教施設。普通の観光施設・商業施設ではないのだから、
あからさまな客引き行為は雰囲気にそぐわないと思う。
近くの「函館市民の森」の有料駐車場の方が安くて(一台200円)、
そっちに停める観光客が多いからやってるんだろうけど、
むしろ逆効果では。
他にお安い駐車場があるんじゃないかと勘ぐられるよ。
私も勘ぐった末に、「函館市民の森」の”無料”駐車場の方に車を停めました。w
そこからはちょっと歩くけどね。
最近のネロ。
相変わらず車に乗せるとハイテンション。
新しく見つけたお気に入りの場所でホリホリに夢中です。
Posted at 2017/07/31 20:23:03 | |
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登山 | 日記