約束の時間の少し前に集合場所のさせぼっくす99に到着すると、見知っているはずの顔とそれぞれの愛車がずらりと並んでいて、見知っている顔(とクルマ)のはずだけどそこにあるのがなんだか不思議な感じになる1日の始まりでした。
この日は前々から計画していたi-DMsメンバーでの平戸・生月ツーリングの日。
日頃、お互いに運転の腕を切磋琢磨しいてるi-DMsメンバーのお友達を僕の大好きな平戸と生月に招いてのツーリングを敢行しました。
朝は弱い僕ですが、ワクワクで7時前に起床。
起床後、埃だらけのロードスターを洗車して汗だくになったので、自分もシャワーを浴びました。
シャワーから出ると9時頃だったのですがなんとこの日のツーリング参加者であるスミトモさんから「もう着いた」との連絡がグループの掲示板に書き込まれていて「はやっ!!」となりました。
少し早めに到着するつもりだったけど意外と準備に手間取って10時の少し前に集合場所に到着するとほぼ皆さん揃ってました。
上の写真にはATM(アトム)号がいませんが、何が起こったのか、事の顛末は
彼のブログをご参照いただくこととしましょう。
ちなみに一番手前のロードスターRFは今回のツーリングとは無関係で、いつもこの道の駅に止まってる車両です。
道の駅内のいずれかの店舗の従業員さんでしょうかね。
朝から皆さんと一人一人挨拶を交わすと、久しぶり〜という嬉しい気持ちとともに、見慣れた景色の中にいつも遠くでしか会わない人の顔があったりして、なんだか実感に乏しかったんですが、会話しているうちに少しずつみんなが遊びにきてくれたな〜という実感が伴ってきました。
この日の参加者(車)は総勢10名、8台。
全員が揃ったところで自己紹介などを行って、ツーリングをスタートしました。
まずは腹ごしらえということで平戸大橋の袂の田平港を目指しました。
昼食は西端夢浪漫(
さいはてゆめろまん、と読みます)で勝手丼。
丼にご飯を盛って、お好みの刺身を好きなだけ盛ることができる当店名物の海鮮丼であります。
こちらのメニューが人気のようで皆さん刺身のスペースに並んでました。
ちなみに刺身を盛ることが出来るのは1回限りなので上手に盛らないといけません。
平戸だっていうのに鯵が無いのが寂しい感じでしたがそれでもハマチと鯛が新鮮で、とても美味しかったです。
しかもハマチはよく脂が乗っていて甘い!
ていうか時期的にこれだけ脂が乗るのはハマチじゃなくてヒラス(ヒラマサ)かもしれない。
ともあれ久しぶりの勝手丼でしたが美味しかったです。
腹ごしらえの後に向かったのは、平戸きってのビュースポット、川内峠。
草原と丘が織り成す景色と、そこから見える青い海に皆さんご満悦の様子で、お連れした甲斐がありました。
ただし、景色は良いんだけど・・・すご〜く暑かったですね。
暑さにへばり気味の一行が次に目指したのは生月島。
生月に行かずして長崎を語れると思ってはいけないというのが僕の持論ですが、それぐらい良い場所で、お気に入りのドライブスポットなのです。
はい、みんなで「Be a driver!!」お決まりですね。
その名もずばり道の駅生月大橋にてトイレ休憩と水分補給に寄ったらちょうど良いスポットがあったので旅の思い出の記念撮影。
水分補給したり、思い思いのお土産品を調達したら、生月の必須科目「生月サンセットウェイ」をドライブ。
溶岩台地で形成される生月島の西海岸をなぞる、断崖絶壁と紺碧の海と空が織り成す絶景が楽しめる僕の大のお気に入りのドライブルートへ皆さんをご案内。
その光景をしっかりと目に焼き付けていただけたでしょうか。
当然その名の通り、サンセットの時間帯が最もエモく、良さみの深いロードではありますが、昼間の紺碧の海と空もまた最高なのであります。
この日のこの時間帯は西の空に少しだけ薄い雲が出ていて海の青さも若干控え目ではありましたが、遮るもののない東シナ海の大海原を楽しみました。
サンセットウェイを辿った終点にあるのが生月の定番ビュースポット、塩俵の断崖。
玄武岩の柱状節理が広範囲に渡って露わになったダイナミックなジオグラフィック・ビュースポットです。
夕方には柱状節理が斜めの光に照らされて凹凸のコントラストがより一層際立ち、フォトジェニックが加速します。
暑かったのでここでジェラートでも食べて日陰で涼むことにしました。
もちろんジェラート屋の例のお姉さんもいましたが、だっちポンさんが「左手の薬指に光るものが・・・」とガックリされていて、目の付け所が流石だなって思ったというのはここだけの話です。
あまりの暑さにお姉さんのジェラートも秒でとけます。
みんなで日陰に集まってジェラートを食べながら絶景を楽しみました。
先ほどまでは薄曇りの影響で控え目だった海の青さも、ここに来て雲が晴れて鮮やかさを増しており、一層気持ち良かったです。
とても暑い日でしたが、風が吹く日陰は比較的涼しかったですね。
景色を見ながら皆さんが口々に「たつくんはここまで1時間ぐらいで来れるんでしょ?」「そりゃこんなところロードスターでオープンで走ったら気持ちいいよな〜」「ほんと綺麗なとこだよね」と言っていて、もうそれ言って頂けるだけでこの日皆さんをここにお連れして良かったなと思えました。
塩俵の断崖のあとはいよいよ生月が誇るど絶景スポットである大バエ灯台へ。
灯台のすぐ下の駐車場は台数に限りがあるため1段下の駐車場に止めて、りーちゃん号とATM(アトム)号に分乗させて頂き、頂上の駐車場へ。
駐車場からこの角度で見えるこの海が大好きなんですよ〜とか言いながら歩いて灯台を目指しましたが、この日はなんと無風で、本当に暑かったです。
先日行った時も暑かったけどそよ風ぐらいあったよな・・・と思いつつ内心結構焦ってましたが、暑い暑いと言いながら皆さん絶景に夢中になって頂けたようで良かった。
その後、灯台へ上がると全然違う場所かというほどに風が当たって涼しいことが分かったため皆さん灯台に集まって涼みながら大バエ灯台の絶景を楽しんでお喋りに興じました。
本来ならばここでの写真が生月の一番の見どころなのでご紹介すべきところですが、僕は何回も当ブログでご紹介してますし、皆さんの写真が見たいなってことで敢えて載せないことにしましょう(灯台周辺の写真を撮ってないことの言い訳なんかじゃありませんw)。
大バエ灯台の絶景を堪能してから駐車場へ戻り、帰路へ向けて出発。
この日来たルートを逆に辿りながら、色々と思い返しました。
朝集まったさせぼっくす99へ再集合し、この日はここで帰宅されるだっちポンさん、スミトモさん、かうじぃぃぃさんに別れを告げて一旦中締め。
その後、残ったメンバーで
例のジンギスカンの店へ。
実は夕食のお店のセレクトはともンダンさんのリクエストでした。
ここで美味い羊肉を腹一杯食べて、筋トレビールでハッスルしてメンバー間の親交をさらに深めることができました。
そうそう、この時聞いたATM(アトム)さんとおマヨさんの馴れ初め話も、世の中そんな偶然があるのね〜っていう感じで、いい話が聞けて良かったです。
幸せそうなお2人の想い出にこの日の記憶が少しでも刻まれてれば嬉しいですね。
一次会をお開きにした後はtailor1964さんと2人でお気に入りのバーへ。
佐世保には数少ないオーセンティック・バーで、お店の雰囲気もオーセンティックだしスツールもそうだし、なんと店名もAuthenticというんだけど、マスターがなぜかとてもくだけているというギャップが魅力。
しかしそのマスターが繰り出してくるカクテルがいちいち美味い。
昨年9月にオープンのまだ日が浅いバーですが、ここに行き出してからカクテルに興味を持ち始めました。
そんなAuthenticで色々とお話しながら、佐世保の夜は更けていくのでした。
長崎って日本の西の端で、平戸も生月もさらにその西の端の田舎の島です。
交通も不便だし、魅力的なオシャレスポットがあるわけでもありません。
だけどその自然が作り出す景観と美味しい魚が楽しめるドライブコースは、本当に掛け値なくオススメのスポットで、この魅力を少しでも多くの人に知って欲しいなと思ってブログでご紹介したりして来ました。
そして今回初めてこうしてお友達の皆さんを平戸・生月にお招きすることができ、皆さんにも概ねご満足頂けたかという手応えが得られて、僕は今、非常に嬉しいです。
是非また遊びに来てくださいね。
例によってこの日の写真はFlickrのアルバムにまとめました。
以下の写真をクリックしてどうぞ。
あと、これまでの平戸の魅力を詰め込んだアルバムもありますので、こちらからどうぞ。
もちろん大バエ灯台から望む絶景もこちらのアルバムでご紹介しています。