これまでは、寝室に間接照明を仕込む男はいけすかない男だと思って生きてきました。
ところが今般、私は、寝室に間接照明を仕込むいけすかない男になったのでした。
なけなしの安月給をはたいて借りている賃貸マンション。
部屋も当然広くはないわけです。
具体的にどんくらいかというと、LDKが10畳+寝室が3畳。
そう、寝室が3畳です。
哀愁漂わせる昭和歌謡だって、部屋の広さは4畳半と相場は決まっています。
ベッドは広いのが好きなのでセミダブルを置いたところ、寝室はベッドでいっぱいいっぱい。
LDKの10畳だって、キッチンとキッチンカウンターで3.5畳ほど。
ダイニングスペースが見たとこ2畳弱、リビングは実質6畳もないわけで、そこにソファとセンターテーブルを置けば、大の大人が健康で文化的な生活を営むにはギリギリって感じの間隙しか残らないわけです。
幸い、リビングと寝室を仕切るドアはスライド式で、全開にすればリビングと寝室の間の仕切りが無くなるので手狭感がやわらぐ作りにはなっており、普段はいつも全開状態。
そんな狭い部屋の角を照明で照らすと少しは奥行き感が出るかなという試行錯誤。
そんなわけで、いけすかなさのレッテルと引き換えに部屋の奥行き感プラス“なんかいい感じ感”が手に入るなら、いけすかなさには目を瞑ろうと思い直した次第。
まあシーリングライトに調光機能付きのLEDライトを設置してるんだけど、ぶっちゃけ一番暗くしても自分には明るすぎるなぁ〜とか思っていたので、もっと暗くすることもできる照明を設置できて割と満足しています。
ついでにいうと、リビング側にはアッパーライトを設置しました。
複数の電球色の明かりが天井と壁に反射して色んな角度からの斜めの光で陰影がつくので、なんか落ち着きます。
おもむろに置いてるだけのウイスキーの瓶や贈り物の香水のボトルさえ、なんかいい感じに見える照らされ具合でいい感じです。
シーリングの平たい陰影のつきにくい明かりより、こっちの方が僕は好き。
就寝時刻の少し前から明かりを一つずつ落としながら徐々に暗くしていくと入眠もスムーズな感じがするし。
それに、そんな一見すれば余計な入眠前の一手間も、リモコンで一発消灯できるシーリングと比べたら最初は確かに面倒だったけど、最近は入眠前の儀式って感じでなんかいい。
実に単純な男です。
と、6月に設置してまあまあ満足してるって話を秋の夜長の手持ち無沙汰と気まぐれに任せて今更ほじくり返してみました。
ではお休みなさい。
Posted at 2019/10/29 23:48:06 | |
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