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たつND5RCのブログ一覧

2017年06月25日 イイね!

マツダミュージアムへ行ってきました(本編)

マツダミュージアムへ行ってきました(本編)マツダミュージアムに行って来た話をしないといけません。

前回、あまりにも高まりすぎて、導入で終わってしまいました。


今回はいよいよ本編をお送りしたいと思います。

本社ビルのロビーから外へ出ると、送迎のバスが待ち構えており、これにみんなで乗り込んで、宇品工場へ移動を開始しました。
宇品工場へはマツダの敷地内を移動するのですが、このバスの運転手さん、なんと交差点を曲がるにもG一定の運転♪
バスがダイアゴナルロールしていましたよ!
さすがマツダミュージアムの運転手ですね!笑

それはともかく、最初に見えるのは、結構古く、錆や傷みが目立つ工場建屋・・・。
その建屋がどんな機能を持っているのか知る由もありませんが、まぎれもないマツダの工場の敷地内の建屋です。
これがマツダの工場なんだね・・・というなんとも言えない感慨というか、感情というか、が湧いて来ます。
今でこそイケイケどんどんの会社で、本社ロビーもそうだしディーラーもそうだけどスタイリッシュを前面に押し出している会社だけど、ちょっと前まではどうなるか分からなかった、という話が実感される情景に、複雑な気持ちを抱かざるを得ませんでした。

宇品工場へは、マツダ専用の「東洋大橋」を渡っていきます。
建設当時、一企業が保有する橋としては世界最大の規模を誇ったという橋は、今見てもかなり立派な橋でした。
ちなみに現在、世界最大を誇るのは、宇部興産の所有する興産大橋(山口県)だそうです。

バスの車内からは、車窓風景等の撮影は禁止。
ですのでもちろん橋の様子も写真撮影はできませんでしたが、興味深いものも見れました。
それは、完全にマツダ車内の敷地で、マツダの私道であるところの道路を、スバルのレヴォーグや、アウディ(モデルはなんだったんだろう)が走っていました。
何らかのテスト車両なのかもしれません。

他にも、何やら怪しげなカメラと思われる機材を装着したアクセラや、擬装を施した車両などが走行していました。
CX-5よりは明らかに大きく・長く、でもCX-9ではない、擬装を施したCX-8と思われる車両も見かけたりして、なかなかに興味深かったです。
しかし、カメラをつけたアクセラが何をテストしていたのかが、とても気になります。

移動中は、マツダの工場の生産能力などの説明がされていましたが、「鉄板がプレスされてから組み立て、塗装されて1台のクルマができ上がるまでにかかる時間は15時間です」と言う説明が、聴衆が一番盛り上がっていましたね。
15時間というのがどの範囲のリードタイムを含んだものかは定かではありませんが、僕も「えっ、そんなもんで組み上がるの」と思っちゃいました。


DSC_0241

バスでの移動を終えてミュージアムへ入ると、展示車両がお出迎えしてくれました。

ここで準備が整う(?)までのしばらくの間、展示車の車内に座ってみたり、物販でお土産を購入したりできます。
ちなみに物販は帰りにも購入することができます。

最初はスクリーンに映し出される、マツダの企業紹介。
マツダが大好きな僕にとっては、マツダの創業者が松田重次郎であり、そして祖業がコルクの製造であり、最初の社名が「東洋コルク工業株式会社」であった話などは当然知っている話ではありますが、そういうところからVTRが始まります。
・・・また、マツダが広島の会社である以上、会社の沿革は、世界で広島と長崎の2つの都市しか経験しなかった歴史を抜きに語ることはできません。

そして現在。
マツダは、誰もが諦めていた、走る歓びと、安全性能と、環境性能を高い次元で両立させるクルマを製造している。
「そのために我々マツダは何をしているか・・・」という内容のVTRが続きます。
それをして、自惚れだとか、自画自賛だとか、企業宣伝だとか断じるのは簡単だとは思います。
しかし僕は一マツダファンとして胸を打たれました。
VTR中、涙が出そうになり、周りの人に悟られないように我慢するので必死でした。お恥ずかしい。

そんな企業紹介VTRの後は、改めて係りの女性がマツダ年表の概説を行い、それから歴代の名車の紹介ゾーンへ進みました。



マツダ号(TCS型)

▲現存する最古のマツダ車とされているオート三輪、通称マツダ号(TCS型)。言わば我々の愛するマツダ車のご先祖様です。当時マツダは独自の販売網を持たず、販売は三菱商事に委託。タンクサイドには三菱のマークが入っています。


マツダ号(GB型)

▲GB型オート三輪。こちらもかっこいい。


コスモスポーツ

▲知らぬ人はいまい。


キャロル600

▲個人的に一番のお気に入り。キャロル600。この色とフォルム、魅力的すぎやしませんかね。


ファミリア800セダン

▲ファミリア800セダン。これもかっこいい。懐古趣味は無いのだけど、これらを見せられたら「昔のクルマってかっこよかったんですね!」と思わざるを得ない。

他にも色々と、ここではご紹介しきれない魅力的なモデルの数々が展示してありました。
画像のリンク先に飛べば、ブログにご紹介していない写真も見れますので、良かったら見てください。


マツダ787B

▲マツダの歴史はやはりこれ抜きには語れない。・・・トヨタは残念でした。次に期待しましょう。ところでスポンサーとして名を刻む「RENOWN」、なんの会社か知らなかったんですが、最近判明しました。とっても身近な会社だった。僕が愛用している下着はレナウン製でしたw


他にも、ただの鉄の塊がエンジンブロックに変わっていく様子の展示とか、ただの鉄板がCX-5のボディに変貌していく様子などの展示があります。
それらの写真は、上記flickrよりどうぞ。

ボディのプレスと、インパネの説明までを終えると、工場の生産現場を見学することができます。
見学エリアは、組み立てライン。
製造ラインの直上に見学スペースが設けられており、真上から作業員の方々の仕事を見学することができます。

ちょうどラインには、ロードスターや124スパイダーが色も種類もバラバラに流れており、マツダの混流生産は話に聞いてはいたものの、実際を目にすると色々と感じ入るものがあります。
(ちなみにアテンザやアクセラは山口県の防府工場で生産されています。)

右ハンドルの国内仕様のロードスターが流れてきたと思ったら、今度は124スパイダー、そのあとはまたロードスター・・・と思ったら、トランクにはシャークフィンアンテナ・・・あ〜あれは北米仕様のロードスターか・・・などなど。
そしてそこにCX-3も流れてきます・・・笑

作業員の動きには無駄が無く実にテキパキと仕事をされており、そして作業員の仕事と工程の進捗に合わせて隣に工具や部品を乗せた台車が自動で流れてきたりという仕掛けが、見ていて面白かったです。
こうした無駄の無いとても効率的な生産によって、大量生産が実現され、我々の元に安くプロダクトが提供されているのだと感じた次第であります。

一つ気になったのは、説明係りの女性が、124スパイダーを指して「ロードスター」と明言されていたこと。
「いやいや、あれは124スパイダーでしょ」とツッコミそうになりましたが・・・いや待てよ、Fiatはマツダとの協業を発表はしたけど、124スパイダーが広島生産ということは公式にはオープンにしていないんだっけ?
そういうことも含み置いての発言?う〜ん、色々と難しいですね。
でも、皆さん当然に知っている公知の事実だと思うのですが・・・。

もちろん組み立て工場内はすべて撮影禁止だったのですが、個人的にはこの工場内の見学が一番面白かったかな♪
どのようにして自分のロードスターが組み立てられてきたのか、その一部だけでも見ることができて良かった。

工場の至る所にマツダの技術者や生産現場の人たちの知恵や技術が施され、隠されているんだろうな、「あれ、あの設備はどういう役割だ?」「へえ〜、なるほど」という感じで見ていて飽きなかったです。

工場設備とかものづくりの生産現場を見るのが好きな方は是非一度見学してみてほしいです。


見学が終了したところで、自分用のお土産を購入。



▲ロードスター教に入信している以上、買わざるを得なかった。ペラペラのトートバッグ。絵柄は素敵。お布施は1200円。



見学を終えて本社ロビーに戻った後、もう一度TULLY'Sへ。
あれ、店員のお姉さんが可愛い!と思っていたら、僕の順番で奥から淑女が出ていらっしゃいました。残念

ここなしかほろ苦いアイスコーヒーを飲み干したらマツダ本社を後にして、そごう広島店へ。
広島と言えば!の「もみじ饅頭」のロードスター生産100万台記念パッケージをお土産に購入しました。
在庫確認と取り置きの電話をした際には、店員のお姉さんに非常に親切・丁寧にご対応いただきました。
おかげで気持ちよく買い物ができました。



▲もみじ饅頭 マツダロードスター生産100万台記念パッケージ

そう言えば昼に給油したシェルのスタンドのお姉さんもとても親切で笑顔が素敵な人だった。
ついでに言うと、前夜、晩飯を食ったお店のお姉さんも。
広島の女性は親切で優しい人が多い!?という仮定を胸に帰路へ就いたのでした。




▲中にはこんなメッセージカードが同封されていました。

中身はもみじ饅頭の各種詰め合わせなんですが、中身の写真を撮り忘れて皆さんに配っちゃいました!w
Posted at 2017/06/26 01:35:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ
2017年06月22日 イイね!

マツダミュージアムへ行ってきた!

マツダミュージアムへ行ってきた!Be a driver.なオフミ2017 第2戦に参加し、帰路の途中、広島に寄ってマツダミュージアムを見学してきました。

ツアー開始は13時30分からなんですが、気が早って12時半ぐらいにはマツダ本社に到着していたと思います笑

マツダミュージアムでは、マツダの歴史と歴代の名車たちの展示、そして本社宇品工場の製造ラインなどを見学することができます。

かなり早く到着してしまった僕は、本社1階のロビーに展示されているマツダ車たちを見て過ごしました。
そうそう。マツダミュージアムの見学者は併設のTULLY'Sで割引が効くとのことだったので、早速アイスコーヒーで喉を潤しつつ、展示された製品群を眺めて見学開始の時間を待ちました。


All New CX-5

▲のっけからはいキタコレ、ドチャクソかっこいいクルマですね。CX-5です。フロントフェンダーに漲る緊張感に、思わず唾を飲み込みます。


ROADSTER RF

▲マシーングレーのロードスターRFです。受付のお姉さんが綺麗でした。


DEMIO Sedan

▲普通のデミオ、かと思いきや・・・


DEMIO SEDAN

▲デミオ・セダンです。今年の夏に国内で発売とかいう噂があった気がしますが、気のせい?


DSC_0230

▲もちろんソフトトップのロードスターだっていますよ。


ATENZA

▲いちばん奥に鎮座しますのは、やはりフラッグシップのアテンザ・セダン


ATENZA

▲このスタイル。これがオカズならばどんぶりで50杯は軽くご飯おかわりできるよ。だけども んなこと言うと「じゃあやってみて」とかって言い出す人が出てくるけど、あくまでも例えの話でありますしオカズって変な意味じゃないんで嫌いにならないでネ。


ROADSTER RF

▲そしてもう一度ロードスターRF


魂動デザイン最高かよという以外の感情を失いました。



ロビーで写真を撮りながら、雑誌やテレビで見たたことのある人いないかな〜なんてチラチラと探してみましたが、残念ながら見当たりませんでした(ミーハー根性丸出しです)。

そうこうしているうちに、ミュージアム見学ツアー開始の13時30分が近づいてきました。

いよいよか〜と、テンションが上がってくるのを感じます。

が、この先はまた次回にさせてください。
写真を大量に撮りすぎてちょっと捌ききれません笑
Posted at 2017/06/23 00:49:50 | コメント(4) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2017年01月08日 イイね!

新型CX-5を見てきました。

新型CX-5を見てきました。天神のソラリアプラザ1Fで新型CX-5(プロトタイプ)とロードスターRFが7日〜9日の期間で展示されるという情報をキャッチして、今日は福岡へ行ってきました!
ロードスターRFは既に試乗済みですので、今回の主目的は、もちろん新型CX-5です!

poyoyon2さん!
tailor1964さん!
新しいCX-5、カッコ良いですよ〜ww

早速、新型CX-5のリポートを!

と、その前に。
今日はちょと用事があって松浦まで足を伸ばしたので、お昼は道の駅「海のふるさと館」で、名物のブリ丼を頂きました。




大盛りですが、600円でこのクオリティは素晴らしい。
人気なのもうなずけます。
ここのブリ丼を頂くのは実は2度目なのですが、1度目はネタにしてなかった….かな?
ちなみに普通盛りは500円です。

お腹を満たしてから松浦を出発し、トコトコと下道ドライブで福岡を目指します。
小雨が降ったり止んだりのあいにくの天気のため、屋根は開けられず。
フラストレーションだ〜!

時間的余裕がある時はいつも、前原までは下道です。
旧二丈浜玉有料道路(現西九州道?)も乗らず、鹿家海岸を走ります。
海沿いのワインディングが楽しいのです。
今日は天気が悪くて少し残念でしたが。

前原からは西九州道に乗り、そのまま都市高速へ。
天神北ICで降りて、タワーパーキングへイン。
久しぶりの天神で、えっと…ここからソラリアってどっち方面だ?とか思いつつw
なんとか無事に会場に到着。
予想よりも多くの人がCX-5やロードスターRFを見物していました。

新型CX-5を中心に見ていたんですが、「見てあのクルマ!かっこいい!」って言いながら通り過ぎて行くご婦人や女の子が思いの外多かったです。
もちろん、足を止めてマジマジと見つめて行く人も。
なかにはCX-5であることを知っている女性もいましたよ。

しかも小さな子供が
「見て!ロードスターだ!」
って言ってるシーンにも遭遇。

やるじゃんマツダ!(^-^)

プロトタイプとはいえ、新型CX-5の実物を見るのは初めて。
新型CX-5、かなりカッコいいです。
彫りの深いフロントフェイスが精悍さを際立たせ、高級感を醸し出します。
グリル内部もピアノブラックのメッシュがカッコいい。
ディメンジョンが頭に入ってませんが、ちょっと長くなって、ちょっと低くなったのかな?
ノーズもやや、下がったような印象。

個人的に気に入ったのは、サイドの複雑な面構成で、とてもエロさを感じて何度も見入っていました。
写真撮ったけどこれは伝わないな〜…。

運転席や後部座席にも座ってみましたよ。
掛け心地がいいな〜というくらいの感想しか言えませんがw

内装は見違えるほど高級感があります。
これがマツダのクルマなのか〜という感じ。
これは良い。

ただ、噂には聞いてましたが、パワーウインドウのスイッチは、オートは運転席のみです。
全席オートなのはアテンザとロードスターwだけですね。

メーターのMIDはもちろんカラーTFT液晶。
そしてヘッズアップディスプレイは専用のスクリーン(コンバイナ?)がついに廃され、フロントガラス照射型に!

運転席に乗り込んだ時に見えなかったので、おや?と思いましたが、頭の位置を下げると見えました。

早速マツコネのコマンダーコントロールを駆使して自然に見えるように調整w
スタッフに教えてもらわずとも勝手は知ってますからね。

フロントガラス照射型のほうが焦点が遠くなるんだそうですが、なるほど確かに従来より遠く見える。
運転中、焦点を合わせる時間が短くなるので、良いですね。


で、デザインを見てて思ったのですが。

新型CX-5、一目でCX-5と分かるデザインなのですが。
なんか従来のCX-5とは少しイメージが違う?

新型はスタイリッシュだし、間違いなくカッコいいし、僕はこっちが好きだけど、現行のフォルムもかっこいいし。
好みが分かれるかな?という印象です。
無理やり言葉をひねり出すと、どっちかというとワイルド路線なのが現行で、アーバンスタイリッシュ路線が新型、という感じかな〜??

トンチンカンなことを言ってるかもしれませんが。

poyoyon2さんが、現行のほうがカッコいい!っておっしゃる気持ちがとてもよく分かりました。
これは悩みますよね。
…あれ、もうサインされたんでしたっけ?笑


そんなこんなで、カタログを頂いて会場を後にして、買い物して帰路につきました。
ソラリアじゃないですがw、大名でスニーカーを買ってきました。


帰りも鹿家海岸を通ります。
すっかり日が暮れて街灯も無く真っ暗ですが。
スイスイと気持ちよく。

で、またしても。
後ろで直線でオラついてたクルマがカーブ連続区間に入ったら、見えなくなってしまいました(°_°)w

2つ目か3つ目のコーナーぐらいまではコーナーの度に突き放されて、でも加速して追いかけてきて…という様子が見えてたんですが、どんどん離れていき…w

0.3G〜0.4Gくらいのペースだし、直線なんて全然速度出てないんですけどね。
僕も慣れてる道というわけじゃないし暗くて見えないからペース抑えてるし、車内でコブクロを口ずさみながらだしw
ちなみにコーナーはすべてブレーキ→ステアリングとi-DMの青ランプを繋げました(^-^)v

しかしほんと、i-DMで真面目に練習したら、運転は上手くなりますよ。
速くなりますよ。速くなると言ったら語弊があるかな…スムーズに走れるようになりますよ。

i-DMに取り組む前は、ワインディングを走るといえばとにかくスピード出してブレーキガツーンと踏んでギュッとハンドルを切って、体にかかる大きいGを楽しんでいただけ、という。
間違っても隣に人なんて乗せられませんでした。
だけど今はそれなりにGをかけても同乗者から不快と言われなくなったし、自分の体の負担も減ってるというのが感じられます。

それになにより、クルマとの一体感がとても気持ち良い!
人馬一体ってこういうことなんだ!という感じ。

みなさん、i-DM、マジでオススメですよ。
マツダ車に乗ってて活用しない手は無いですマジで。

…おっと、余談が長くなってしまったw


晩御飯は、帰る途中にある伊万里の「牧のうどん」で。

うどんといえば讃岐式のコシのあるうどん…だと思ってる方は度肝を抜かれます。


(ゴボウ天うどんに丸天トッピング)

コシって何?って感じのダルンダルンの柔らかいうどんです。
でもこれが美味いんです。
福岡県民のソウルフードと聞いたことが…真偽のほどは定かではありません。

そして隣にあるのが名物の「かしわめし」
これがまた美味いんだ〜。

ついつい食べ過ぎてしまいました。


脱線というか余談というか、そっちのほうがメインの話題より分量の多いブログとなってしまいました笑
Posted at 2017/01/08 22:41:24 | コメント(4) | トラックバック(0) | マツダ
2016年04月14日 イイね!

マツダらしさって何?

マツダらしさって何?先日、日経ビジネスオンラインにこんな記事がありました。

似ている? “次世代スバル”と「SKYACTIV」

記事の主旨としては「現行スバルのシャシーはレガシィ系とインプレッサ系の2種類があるが、スバルは次世代シャシーをインプレッサ系に収斂・統一させることで開発効率と生産効率の向上を目論んでいる。スバルのこの次世代シャシーは、フロントからの荷重をフロア下の斜めのフレームで受け止める構造がマツダのSKYACTIVシャシーと共通している点が興味深い。今回の刷新はシャシーのみでエンジンやトランスミッションの刷新は無いが、スバルは昨年度研究開発費を前年比倍増し、2020年までこの規模の開発を続けるとしている」ぐらいな感じでしょうか。

個人的には、水平対向エンジンを「スバルらしさ」と位置づけ、今後も水平対向エンジンに傾注することには他人事ながら一抹の不安を覚えないではありません。

こちらの記事にあるように、水平対向エンジンは左右バンクに分かれている構造のために、熱損失が大きい、吸排気デバイスや排ガス対策装置が左右それぞれ必要で高コストとなる、などの欠点があります。
今後の市場を戦う上で環境性能やコスト競争力は度外視できない要素です。場合によっちゃ、市場に残って勝負することすら許されないかもしれません。

記事の中で触れられていますが、「水平対向だからポルシェなのか?」「直列6気筒だからBMWなのか?」との問いかけに対し、筆者は、今やポルシェの水平対向も、BMWの直6も、特別なラインナップとして扱われていると指摘しています。

そしてマツダにも言及があります。
そう、ロータリーエンジンです。
ロータリーがマツダらしさなのか?

もちろんロータリーエンジン搭載の市販車を製造・販売してきた世界で唯一の自動車メーカーであるマツダと、そのファンにとって、ロータリーエンジンが特別な存在であり、マツダの「これまで」と「これから」を語る上で欠かすことのできないキーワードであることは否定はしません。

しかし、新世代マツダ車のオーナーは、恐らく違う答えをお持ちのことと思うんですね。

つまり自動車メーカーの「らしさ」(もしかしたら競争力の源泉と言い換えることができるかもしれません)は、エンジンの形式では決まらないという意味のことを言っています。

そういう意味では、スバルには早晩、水平対向エンジンを諦める時期が来るかもしれません。
しかし同社にはシンメトリカルAWDとアイサイトという武器があるわけで、これらの独自性と技術的優位性は他社を上回る評価を得ています。
問題は、スバル自身(と熱狂的なスバリストたち)が、水平対向の呪縛から逃れられるか、ということだと思います。
尤も、ポルシェがそうしたように、熱狂的なスバリストのために、プレミアムカーとして水平対向搭載モデルを用意する、という手はあるかもしれません。

些か話が本題から逸れてしまいましたが(本題じゃなかったのかよという声が飛んできそうw)、僕が冒頭に紹介した記事で注目したのは別の部分です。


それは以下

「世界の完成車メーカーの営業利益の合計約11兆円のうち、約36%が中国で、約32%が米国、そして約10%が欧州で発生しているというのだ。ちなみに、日本市場で発生している営業利益は世界全体の5%で、完成車メーカーが日本市場に力を注がなくなるのも分かる気がする。」

上にある通り、世界の自動車市場で完成車メーカーが得る営業利益の3割が集中する北米市場(と中国市場)。
ここをどう攻略するかが、今後の自動車メーカーにとっての至上命題であろうことは素人の僕にも簡単に想像が付きます。

ところでマツダは「世界シェアを2%確保できればよく、徒らにシェア拡大は図らない」という方針をかねてから公言しています。
営業利益と売上高(及びシェア)は比例するわけではないので少々粗っぽいですが、全世界の営業利益約11兆円の2%というと、2,200億円です。

今年の2月にマツダが発表した2016年3月期決算の営業利益の通期見通しは2,300億円ですので、ほぼ一致します。

全世界で満遍なく2%売れれば、マツダの目標は達成できることになります。

では、北米市場で全く売れないとすると、どうなるでしょう。
北米市場での世界の自動車メーカーの営業利益の総額は3.5兆円と計算できますから、その他の市場の営業利益の総額は7.5兆円。
マツダの目標である2,300億円の営業利益を稼ぐためには、約3%のシェアが必要な計算になります(7.5兆円÷2,300億円)。

中国市場も消えたらどうなるか。
営業利益の総額は3.5兆円となり、ここで2,300億円を稼ぎ出すには約6.6%のシェアが必要となります。

もちろん中国市場や北米市場で全く売れないということはあり得ないにせよ、中国と北米両市場での成否は業績を大きく左右するでしょうし、また、戦略の練り直しを迫ることにもなりかねない、重要な話であることが分かります。

ところで、過去3期連続の最高益をあげて文字通り絶好調のマツダですが、米国での販売はどうでしたっけ…??

米国でのマツダの3月の新車販売台数が発表されましたが、これによると3ヶ月連続の前年同月比割れということです。
ちなみに日本市場では昨年10月から前年同月比割れが続いています。
尤も、新世代車の発表も一巡して新モデル発表効果が無いため仕方ないと言えば仕方ない部分はあると思います。
余談ですが、昨年の春頃に「最近のマツダの勢いすごいね〜!これからはマツダの時代?」なんて友人から言われて「矢継ぎ早に新モデルを投入してきてるから今の業績は簡単に言うと下駄を履いたような状態。だけど今年(つまり2015年)ロードスターが発表されるとそれ以降はしばらく新モデルの発表が無いから、マツダの真価が問われるのは2016年度以降じゃないかな」と答えたんですがまさにその通りの展開になってきており、マツダファンとしては複雑な気分ですw

昨今のマツダ人気を支えるクリーンディーゼルエンジンも北米市場では投入できていませんし(世界を驚かせたVW問題の際にはおかげでマツダのクリーンさが逆に証明されたようなもんでしたがw)、かの市場の顧客たちの好むモアトルク、モアパワーのモデルというのは、マツダがハイパワーターボエンジンを製造してないこともあって、ラインナップしていないというのが現実です。

今年導入のCX-9とそれに搭載される2.5リットルのガソリンターボエンジンにしたって、CX-9の大柄な車体を走らせるための極めて実用的なエンジンであって、ちょっと性格の異なるものでしょう。

となると、やはりMPSシリーズ(マツダスピードアクセラとかマツダスピードアテンザ)とかを北米市場のてこ入れのために発売するのか?
なんていう話になると思うのですが、僕はこれにはかなり懐疑的です^^;

理由はいくつかあって、まず搭載すべきエンジンがありません。
SKYACTIV-G 2.5Tは実用エンジンだし、何よりCX-9以外のモデルに搭載する計画は無さそう。
となると、G 2.5Tの謎ターボ技術wを2.0リットルに転用するのか…やってできないことはないでしょうが、やるメリットはどこにあるでしょう??^^;笑
2.5Tの場合は古くなった3.7リットルV6エンジンの置換というお題目がありましたが、2.0リットルにターボを転用するメリットはMPSの展開以外に考えつきません。
メリットが無い以上、無理して転用するということはないでしょう。

もう一つの理由が、マツダが自社モデルのスポーティさをハイパワーエンジンの出力によらずして存分に発揮、表現できる実力と術を身につけた今、MPSモデルが提供する価値(顧客に対しても、マツダに対しても)って何なの?という話です。
ZOOM-ZOOMで、Be a driver.で、人馬一体の昨今のマツダ車の乗り味の魅力がエンジンの出力(及びそれに見合った固められた足回り)に拠って立つところのものではないことは、新世代マツダ車のオーナーでしたらよくご存知のことでしょう。

と、思っていたら、マツダのマーケティング戦略統括・常務執行役員で、北米マツダの社長兼CEOである毛籠氏がMPSシリーズについて言及した記事がありました。

こちらです。

英語記事ですが、記事のタイトルは「昔のマツダスピードアクセラみたいな子供じみたやり方はしない、と役員が吠えた」ぐらいな訳になりますかね。
随分とセンセーショナルなタイトルだこと^^;

僕の拙い英語力で一読する限り、
・現在マツダの開発陣はSKYACTIV 第2世代の開発に注力している。
・昔のマツダスピードアクセラなどMPSシリーズは、恐れずに言うと子供じみたやり方だった。
・もしも将来、パフォーマンスモデルを出すとするなら、過去のやり方と同じことはしない。


概ね、こんな内容のことを語ったようですね。


パワーやトルクに頼らないマツダ車の魅力がどこまで北米市場に訴求力があるのか、僕には分かりません。
しかし、マツダは明らかにこの方向で北米市場に挑もうとしているように見えます。




あ、そういえば。

エンジンのパフォーマンスだけに頼らずにマツダらしさ、つまりZOOM-ZOOMで、Be a driver.で、人馬一体の乗り味とマツダのブランドイメージを見事に表現したブランドアイコンがありましたね…。

…。


そう、NDロードスターですね^_^笑

長ったらしい文章にオチはついたでしょうか?

Posted at 2016/04/14 01:36:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | マツダ
2016年04月06日 イイね!

Be a driver. Experience at Tosuに参加してきました。

Be a driver. Experience at Tosuに参加してきました。すっかり遅くなってしまいましたが、3月26日の土曜日は鳥栖プレミアムアウトレットで開催されたマツダのBe a driver. Experience at Tosuに参加してきました。
この手の記事は鮮度が命だと思うんですが、いかんせん遅筆が…と言い訳w

新世代マツダ車全車共通の考え・思想で設計されたドライビングポジションについてのレクチャーと、レクチャーを受けての体験試乗を通じてマツダの想いを一般消費者に伝えるための試み、というところが、この企画の趣旨です。

もちろん展示されたクルマを見学するのは誰でも自由なんですが、このイベントの本旨であるドライビングポジションのレクチャーと体験試乗は事前申し込みによる抽選制で、そちらに応募していたのは以前書いたブログの通りです。
その後、結果としてはわざわざブログには書きませんでしたが、何シテル?にて報告した通りで、私、抽選には見事に落選してしまいました(ー ー;)

それでもなんで鳥栖に向かったのかというと、また先のブログに書いた通りで、「体験試乗の時間帯以外ならマツダの開発エンジニアに直接、色々と質問できそう」と考えたから、ということです笑
で、結果的にはこれが功を奏する形となりました。

ちなみに抽選の倍率はだいたい6倍程度だったようです。
そして、遠くは鹿児島からの方もいらっしゃったのだと聞いて、恐れ入りました。


さてさて。
このところのマツダが自社モデルの開発においてドライビングポジションに徹底的に拘っていることは周知の事実。
そして、それらの思想やドラポジの合わせ方はマツダの公式ブログ等のみならず、ネット上の様々な媒体でも色々と伝えられています。
じゃあ、なんでわざわざ鳥栖まで足を運ぶのか?
それは、自分が実際に新世代マツダ車を日頃運転していて、ドラポジについて色々と聞いてみたいと思っていることや、端的に言えば悩みがあったからに他なりません。
ついでに、ドラポジに限らずマツダ車の開発についてのアレコレをマツダ社内の方々に聞けたらラッキーというか、そもそも九州民にはそういう機会すらあまり無いわけで、これは行かなきゃ損だ!と考えたわけです。

というわけで抽選には落ちましたが、ハナから落ちても落ちなくても鳥栖に行く気は満々だったわけですw

当日は8時半前には長崎を出発し、展示が始まる10時のちょっと前に会場の鳥栖プレミアムアウトレットに到着しました。

事前の読み通り人はまだまだまばらです。
展示車を見ていると早速イベントスタッフのお姉さんに声をかけられました。
そこでドライビングポジションの開発者の方に質問したいことがある旨を伝えると、マツダの方を連れてきてくださいました。
「私は営業ですが、ある程度のことは答えられますので何でも聞いてください!」
と豪語されるので、既にNDを所有していることを伝え、実際にNDに乗ってみて感じている疑問などを具体的に遠慮なく質問したところ
「えっと…少々お待ちください……」

あらら…質問がマニアックすぎたのかな…?(ー ー;)
と思っていたら、車両開発本部のエンジニアのSさんが登場されました。

Sさんに疑問をぶつけてみたところ
「それじゃまずは実際にドライビングポジションをとってみましょうか!」ということになり、直にレクチャーいただくことに。

これって実はこのあと始まるBe a driver. Experienceのメインメニューの内容です。
「えっ?良いんですか?」と少々驚いている僕に
「もちろん、もちろん。実際にロードスターでやってみましょう」とおっしゃるSさん。

展示車のロードスターに座り、ドライビングポジションの取り方をレクチャー頂き、日頃自分が感じていることなども質問したりできました。
実はこれを狙って土曜日の午前中、しかも早い時間を狙って出かけたんですが、すんなりと目的が果たせた上に予想以上の収穫があったりして、早起きしてやってきた甲斐がありました^_^

何を教わったかは、参加者、もっと言うと自分から質問した人だけが知れる特権ということで内緒です(≧∇≦)笑


ドライビングポジションのレクチャー後は、自然と雑談タイムに移行しました笑
Sさんは、ここ1年ほど?は三次の試験場で運転のトレーナー・講師をやっているとか(ちょっと記憶が定かじゃないです)。
三次試験場といえば、マツダヲタな方なら言わずと知れた虫谷さんが働いてる場所ですね!
虫谷さんは現在の新世代マツダ車の乗り味の総元締めwとも言うべき人です。
三次試験場の名前に反応して「虫谷さんと仕事されてるんですか?」と聞いてみると「虫谷をご存知なんですか?」と。
「雑誌やネットの記事でよく拝見するものですから」とか言っていたら、Sさんは虫谷さんを師と仰いでいらっしゃるのだとか。

もしかして面白い方を捕まえたかも…とここで直感しますが、この直感は正解でした。

Sさんは最近までブレーキシステムの設計に携わっておられたそうで、新世代車で言うとCX-5、アテンザ、アクセラのブレーキを担当したのだとか。
BMアクセラやNDロードスターを所有してみてブレーキの戻し側の優れたコントロール性にとても感心していることを伝えたら、ブレーキについても色々と話してくださいましたが、ここでは割愛しますw
特権です、特権ww

ちなみにSさん、この冬は虫谷さんらとともにマツダが雪道のAWDを試験している北海道の試験場に数ヶ月こもっていたそうです。
そこで試験だけでなく、ジャーナリストや現地販売ディーラーのスタッフへの対応をされていたそうです。
しかも聞くと全車にリアルG-Bowlを設置していたとか…笑
雪道でマツダのAWDに乗ってリアルG-Bowl、楽しそうですね笑

その後も色んなことを質問したんですが、嫌な顔ひとつせずに分かりやすく答えてくださいました。
そうこうしてると、イベントの座学の開始時間がやってきました。

幸い、席に余裕があるとのことでしたので、当選者の邪魔にならないよう後方の席に座ってドライビングポジション開発のエンジニア氏のお話を拝聴しました。
担当はこの方
車両実研部の平田さんです。

マツダ車は世界中で同じ形で販売している。大柄な欧米の男性や小柄な日本の女性が乗っても適切なドライビングポジションが取れるように、調整しろはかなり多く作ってある。それだけに、正しいポジションに調節するには知識が必要で、ユーザーが自分一人でやるのは難しいという問題意識から、こういうイベントを開催している。
だいたいそんな意味のことをおっしゃってました。

ここでも、何を教わったかは割愛です〜笑

だいたい30分前後のお話が終わって、さあそれでは実際に体験試乗に行きましょう〜!
となるんですが、僕は抽選には落ちてますので体験試乗には行けません。
お昼には少し早いけど、席を立って早めのランチにでも…と思っていたんですが、なんと急遽参加をキャンセルされた方がいたらしく、試乗車に1台空きが出ていると係の方からこっそりと耳打ちされました。
しかもマツダの方が僕に是非とご指名されてるとかなんとか…(内心、えっ?^^;ですw)

そして空きの1台はなんとロードスター笑
同乗の担当は先ほどのSさん笑

これはもうなんというか、なるべくしてなった展開と申しましょうかw

言わずもがなロードスターは2人乗りなのでツレは乗れません。
「悪いけど小一時間、買い物でもしててよ」と言い残し、思わぬ形での体験試乗へ参加してきました笑




【当日の参加者証です。本来は僕が貰うはずではなかったものw】

せっかく高倍率を勝ち抜いて当選したのにキャンセルとなった方は恐らくのっぴきならない事情があってのこととお察しします。幾多の涙を飲んだロードスターの潜在的購買層に代わって、既にロードスターオーナー、しかも単なるマツダヲタで抽選にも落選してる僕なんかが体験試乗に参加しても良いんだろうか?なんて葛藤もありつつ、そこはそれ、ここはこれ笑
マツダのご厚意に与り、体験試乗へと出発しました。
試乗時間は50分程度だったんですが、Sさんにたっぷりと色んな面白いことを話して頂きました^_^

また、普段から毎日ロードスターに乗ってはいますが、体験試乗のクルマがロードスターで良かったです。
というのは、試乗車はATではありましたが、正に自分が普段乗ってるクルマに正しいドライビングポジションで乗るとどんな風に感じられるか、という点について体感できたことは非常に大きかったからです。本当にラッキーでした。

ちなみに試乗車はレザーパッケージのATでしたが、乗り心地良いですね!
リアのスタビライザーが無いことが効いてると思うんですが、僕のMTのレザーパッケージよりも明らかに乗り心地が良かったです。
ワインディングを走っていないので総合的な評価はできませんが、まったりと流してオープンエアモータリングを気軽に楽しみたいという向きにはリアスタビライザーを装備しないATモデル(あるいは同じくリアスタビレスのS)がオススメだと思います。
助手席からの不満の声もかなり抑制できるでしょうw


ところで、マツダ推奨のドライビングポジションを取ってみての第一印象はというと…

「ペダルが遠い…^^;」

というものw

いつもより明らかにペダルが遠くて、これは経験的に腰が痛くなるポジションだぞ…と密かに思いながら、とりあえず言われるままのポジションで試乗に出かけました。
ところが、50分の試乗を終えても腰に異常は無く、あらら〜?^^;という感じ。
まあ、当然と言えば当然なのか笑
実はこれまで蔑ろにしてきたある要素をきちんと調整したおかげで腰の痛みの発生を抑制することができたんですね…^_^
これは冒頭に書いていた悩みのうちの一つだったんですが、目からウロコの体験でした。
これだけでも行った価値があるというものです。ほんと。


体験試乗を終えて戻ってくると、朝は人もまばらだった展示スペースは混雑が始まってました。
皆さん、思い思いに気になるモデルの運転席に座ってみたり、眺め回したり、マツダの人と話をしたりされていました。
なかでも、ロードスターはすごい人気で、人だかりが笑
鳥栖プレミアムアウトレットの人もこのイベントの集客力に驚いていたようでして、今のマツダの勢いを象徴するような景色でした\(^o^)/
ああ、朝早く起きて良かったw



最後に、当日聞いた話を3つだけ公開しましょうかね。

1.NDのWCOTY受賞の裏話
実は、マツダの中の人はNDかCX-3のどちらかが賞を取ってくれるだろうと予想していたとのこと。
よって、NDが受賞した時、CX-3が受賞した時、それぞれのパターンのスピーチ原稿を用意していたそうです。
ところが皆さんご存知の通り、NDがダブル受賞の快挙を果たしたものですからマツダの中の人も予想外w
バタバタでスピーチ原稿を用意したんだそうですよ笑

2.ブレーキホースの交換について
Sさんがブレーキのエンジニアでしたのでブレーキの話をば。
新世代マツダ車のブレーキは戻し側のコントロール性が非常に優れていることはご存知だと思います。
ところでサーキットを走るような人はブレーキホースを社外品のステンレスメッシュのものに交換したりしてブレーキの剛性を上げたりすると思うんですが、こういうことをした時に戻し側のコントロール性が犠牲になったりするか?
というのが僕の疑問だったんですが、ほとんど影響は無いそうです笑
ですので社外品のブレーキホースを検討されている方は安心して導入されたら良いのではないでしょうか(^o^)

3.人馬一体には段階がある
これは試乗時間の最後に聞き出した話なんですが、「人馬一体」には段階があるそうで、マツダは社内で人馬一体を4つの段階に区分して認識しているそうです。
で、僕は最終段階に入っているようですね、とSさんが診断されていましたw
タッチさんは当然として、恐らくBe a driverなオフミの参加者の方々は皆さん、マツダが言うところの人馬一体の最終段階に到達されていることと思います。
ちょっと迂闊だったのは、初期段階と最終段階がどんなものかは聞いたんですが、その間の2段階がどんな段階なのかを聞き損ねてしまったこと^^;
あ、ちなみに段階の進み具合は運転技術の優劣の話に直接的に結びつく話ではないと僕は理解しています。
まあ、上手ければ最終段階に到達するのは早いと思いますけどw


あ、マツダからお土産を貰いました。

一つ目はこちら。



簡易パンフレットなのですが、2016 VOL.1 TOUCH MAZDAとあります。

マツダがこだわっているコクピットの設計思想が紹介されています。

VOL.1とある通りで、今後続編が出てくることでしょう^_^
次号も是非入手したいですね。


それからこちら。



簡易パンフレットは皆さんに配布されてましたが、体験試乗への参加者には別途ノベルティが配布されていました。
ボールペンにメモパッド、ステッカーですね。
喜んで使わせてもらいます^_^

面白い話がたくさん聞けたし、メーカー主催のイベントは参加してみるもんだなあと思いましたよ。
Posted at 2016/04/06 00:37:50 | コメント(3) | トラックバック(0) | マツダ

プロフィール

「わず😎(兼生存報告)」
何シテル?   06/12 15:41
ソウルレッドのNDロードスターに乗って、i-DMとG-Bowlをお供にドライビング・スキルの向上に励んでいます。 マツダの第6世代商品群が大好きです。 ...

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