
この記事は、
【終了報告】Be a driverなオフミ2016 最終戦について書いています。
とっても報告が遅くなってしまいましたが(東京の方から「遅い!!」とお叱りが飛んできそう(^^;))、去る12月3日(土)は、Be a driverなオフミ2016 最終戦に参戦して参りました。
会場は、1年前、
初めてこのオフミに参加した時と同じ、愛知県岡崎市のキョウセイ・ドライバーランド。
いわゆるクローズドコースを借り切っての開催でした。
ええ、片道900km超を行ったり来たりしましたよ( ^ω^ )笑
まずは最初に、このイベントを企画、運営して頂きましたタッチ_さん、それから、前日のディナーからホテルから、アフターの宿や宴会をアレンジ頂きましたtailor1964さん、ご自分の走行はそっちのけでとっても素敵な写真をたくさん撮影頂きましたあ〜るん58さん、そして一緒に走って、酒を酌み交わして頂きましたBe a driverな仲間の皆様、ありがとうございました。
(ちなみに本ブログ内の写真はあ〜るん58さんのご提供です。)
おかげさまで、非常に楽しい、充実の3日間を過ごすことができました。
Be a driverなオフミの趣旨は、マツダのSKYACTIVに搭載されている運転技術診断システムであるi-DMと、iPhoneアプリのG-Bowlを使って「運転の上手さを競う」というもの。
通年で4戦開催されており、僕は2015シーズンでは最終戦でオフミへ初参加、2016シーズンは関西で行われた第3戦に続いてこの最終戦に参加いたしました。
オフミのメニューは以下のような感じでした。
①決勝走行(0.3G)
②0.5G走行
③フルブレーキング体験
④限界コーナリング体験
⑤0.4G走行(来年の採点ルール体験)
2016シリーズの最終戦とあって、年間ランキング上位を争っている方々とは違い、第1戦、第2戦と不参加でハナから上位ランク圏外の僕の方は割とお気楽モードw
前夜のディナーでタッチ_さんに焚きつけられていたw僕ではありますが、気迫のほどは上位陣のそれとは比べるまでもなく(^^;)
コース設定が終わってタッチ_さんの同乗走行に乗せて頂きコースを回ってみて「楽しそう!!」という感想しか抱かず、「どうやってコースを攻略するか?」という辺りに思いが至らない辺り、勝負に挑む者としては落第ですね。
本番でも結局、楽しいコース設定にテンションを抑えきれずに走ってしまい、無駄な加減速やラフなペダル操作になってしまったことが敗因だったのではないかと後から反省しました。
練習走行ではi-DMが4.2〜4.7、G-Bowlが140点台〜180点台という中、i-DM4.8〜4.9、G-Bowl200点台もチラホラと聞こえてきて少し焦りました。
しかも、i-DMが良いとG-Bowlがイマイチ、G-Bowlがいいとi-DMがイマイチで、両立させられていない!
作戦がまとまらないままに本番走行へ突入しました。
本番3本のスコアは以下の通りです。
①i-DM 4.2、G-Bowl 205.5
②i-DM 4.2、G-Bowl 190.1
③i-DM 4.7、G-Bowl 178.4
1走目のG-Bowlスコアはまずまずだったものの(実際、他のメンバーも200点台はあまり出てなかった)、i-DMが低いってんで、2走目でちょっと操作を丁寧にすることを意識してみました。
しかし2本目の走行を終えてみるとi-DM変わらずでG-Bowlスコアを落としたのみ。
この結果を受けて、3走目でどんな風に走るか、かなり迷いました。
まあ、3走目のスコアをご覧頂ければ僕がどんな走りを選択したのかは察しがつくかと思います。
結果的にオフミの採点ルールによるスコアでは③が最も高得点とはなりましたが、個人的にはかなり消化不良の結果となりました。
1走目のG-Bowlスコアを出しつつi-DM4.7〜4.8を出したかったんだけど…なかなかそう上手くはいきませんでした。
i-DMスコアを上げるためにG-Bowlスコアを犠牲にしてしまったのも不本意です。
これが今の実力ということなのでしょう。
蓋を開けてみると、僕はi-DMスコアが他のメンバーに比べてかなり低めという結果でした。
基礎ができていないことを実感しました。
本番の順位は8位という結果に終わりました。
前回の第3戦で
オフミの四強の一角を崩して存在感を示したとかなんとか宣っていましたが、今回は8位。
世の中そう甘くはありませんね。
余談ですが、この日の夜の宴会後、宿の大部屋で二次会をやってたときに同じ20代で某姫路の赤いアテンザ乗りのお兄さん(僕よりランキングが上だった)が僕の隣で「たつさんはライバルになると思ってたのに(案外大したことない奴だったな〜)」とかなんとか暴言を吐いていました。
…この雪辱は必ずや果たす!!!
この日はほんと意味分からないくらいブレーキで白ランプを点けちゃいました。
勝負は残念な結果に終わってしまいましたが、そこはそれ。
割り切って、その後のオフミメニューを楽しみました。
0.5G走行ではテンション上がりすぎて1本目は0.6G〜0.8Gで走ってしまった(^^;)
イカンイカン、と思い直して0.5Gに修正。
でもでも、i-DMは1.9点〜2.0点…(*_*)
ブレーキが真っ白w
そんな中でtailor1964さんが0.5G走行でも4点台後半とか出しててマジで驚愕でした。
本戦の結果からもそうですが、今の僕に明らかに欠けているのが、i-DM、すなわち運転操作の上手さ(特にブレーキ)であるということを強く認識した次第です。
お昼休憩を挟んでからは、お待ちかね。
フルブレーキングと限界コーナリングを体験しました。
どちらも一般公道ではなかなか体験できない、というか危険が危なくて体験すべきではないクルマの限界域の体験です。
もちろん僕も体験したことは無く、ブレーキングは猫の飛び出し時に緊急回避で踏んだブレーキが0.9Gだったことがあるものの、ロードスターはABSもESS(エマージェンシーシグナルシステム;急制動時にハザードを点滅させるシステム)もその時は作動せずでした。
その辺りの事情は僕以外のほとんどの参加者が同じで(一部コソ練してた方がいましたがw)スポーツ走行体験の無い僕たちのために、タッチ_さんとJOUSUIさんが同乗走行でお手本を見せてくれました。
僕はJOUSUIさんのアクセラに乗せてもらって助手席でフルブレーキングを体験したわけですが、ほんとに、なんというか驚愕のストッピングパワーと言いますか、ブレーキング開始位置のパイロンを通過した瞬間にすごい勢いで立ち上がる減速Gに、頭の血が全部顔の前の方に集められたような感覚がありました。
そして、80km/hで疾走していた車体は、想像の遥か手前でその運動エネルギーを殺され、ピタリと停止してしまいました(*_*)
クルマって(上手な人なら)こんな短い距離で止まれるんだね…(^^;)
というのが、正直な感想。
で、お手本を見せてもらった後は、実際にやってみました。
1本目。
コース内の最長ストレートでのフル加速に気を良くしすぎたか、指示の80km/hを上回りブレーキング開始時95km/h(2速でレブリミット)ほど出してしまいました。
ブレーキも踏み込めたしABSもESSも作動はしたけど、目標停止位置のパイロンを大幅にオーバー(@_@)
いかんいかん…と自制心を持って臨んだ2本目ではきっちり80km/hに抑えてブレーキペダルをガツンと蹴り飛ばした僕。
審判長のタッチ_さんから「…ギリギリOK」との判定を頂きました。
ログを見返してみましたが、減速Gがわずかに右肩上がりですね。
また、個人的な感覚としてブレーキ圧を思うように高められていなかったような気がします。
ブレーキ圧を高める前にタイヤが滑り出してABSが働き出すような感じ。
なので、乗っててなかなか止まらない!という感じで、JOUSUIさんがアクセラでやってみせてくれた模範演技の時の感覚とは全然違ってました。
停止距離もOKラインギリギリだったぐらいなので、タイヤグリップを上手く引き出せてないのでしょうね。
とはいえ、最大減速Gは1.1Gオーバーを記録しました。
純正タイヤでも1.2Gぐらいいけるのかもね。
(ていうか軽量なロードスターでギリギリってお恥ずかしい限り…)
フルブレーキングをやった後は、限界コーナリングです。
限界コーナリングも、まずはタッチ_さんがアテンザでお手本を見せて、同乗走行するパターンです。
その他の人はコーナリング箇所の横で見学です。
僕は同乗一番乗りだったのですが、まあ、すごい。
直線を加速してきて、速度は90km/h以上からのフルブレーキング、そして左へ旋回。
心の中では「1回目だし、タッチ_さんもアンダー出してくれるかな〜」なんて予想してたんですが、タッチ_さんの操るアテンザはコーナーに沿って並べられた内側のパイロンから離れることなくギュイーンと曲がって行きました…。
マジで笑いしか出なかった…(°▽°)笑
こともなげにやってのけるタッチ_さんの横で、こんなの絶対無理だ〜、だけど楽しそう〜!と思っていた僕。
やってみたら、案の定どアンダー出しまくりで曲がらないのなんの。
一応、旋回コースに合わせてパイロンが立ててあり、クリッピングポイントになるパイロンは色違いを2本並べて分かりやすくしてあったわけですが、コーナリング中、視線はクリッピングポイントに送るものの、パイロンからはどんどん離れていきましたね〜(^^;)
反省としては、コーナー進入前にフルブレーキングが踏めてないということ(0.8G程度)と、ブレーキを抜きながらのハンドル操作がままならなかったこと、旋回しながらなかなかアクセルが踏めなかったこと、などでしょうか。
ぶっちゃけ、限界コーナリング体験なんて初めてのことなので車両挙動も初めて体験することばかり。
どアンダー出したと思ったら次はリアが流れて(?)カウンター当てたら戻しが遅れてお釣りを貰って軽くタコ踊り…とか笑
後からログを見ても旋回中のヨーレートが暴れてましたw
終わったあとタッチ_さんから
「たつくんいい経験できたでしょ。今日経験した挙動をいかに出さないか、出してしまったときにどう対処するか、そういうことをしながらクルマを速く走らせるのがスポーツ走行なんだよ」
と教えて頂きました。
なるほど、こんなに楽しいことならサーキット行ってみたい、という気持ちがさらに強くなりました。
それにしてもこの深いロール姿勢。
良いですね〜笑
まったくの純正足ですし、ご覧の通りの姿勢変化ではありますが、乗ってる本人としては恐怖感は全然無かったですよ。
ロードスターのロールが大きいということについては、常々ネガティブを感じてなくて、今回の限界コーナリング体験においてもそれは変わりませんでした。
というよりも車両挙動の変化が穏やかだったので、慣れればコントロールする余地がたくさんあるんだろうなと思った次第です。
純正足でサーキット走っても十分に楽しめるんじゃないですかね〜(^o^)/
限界コーナリング体験をした後は、0.4G走行で来年のオフミ採点ルールを体験してみました。
これは楽しくなりそうだ〜!というのが第一印象。
そしてそれは多くの他の参加者の皆さんも同じだったようです。
ちなみに、キョウセイはクローズドコースで速度も出せるので上限は0.4Gでしたが、それ以外では0.3Gとなる予定です。
0.4G走行でも、i-DMとの格闘でした。
スムーズな操作で、コーナーの通過速度を0.4Gギリギリまで詰めつつ確実なライン取りで周回することの難しさ…。
でもそれが楽しい!
…まあ、i-DMは3点台でしたけどね…(^^;)
最後の最後にやっと4.0点が出せたという程度でした。
来年のオフミへの期待も膨らみつつ。
来年の最終戦も同じくキョウセイ・ドライバーランドでの開催なのですが、日取りは12月9日(土)の予定です。
今回は週末の開けた月曜が大事な会議が入ってて休暇が取得できなかったために日曜日のアフタープランに2年連続で参加できずに涙を飲んだわけですが(tailor1964さん、ごめんなさい)、来年こそは…!と思っていたわけです。
ところが…
来年の会議予定が出たところ、なんと12月11日(月)にまたしても会議…
これで3年連続です。
なんという不幸な巡り合わせなんでしょうか。
他部署に異動にならないかな…(@_@)ww
今から画策して会議日程をずらすしかない!!