こんばんは。
ゴールデンウィークに帰省した際、妹から開口一番「黒くなりすぎ!」と言われました不肖たつです。
ロードスター、オープンカーにお乗りの皆様、日焼け止めは塗っていますか?
いや、すべての車種の窓ガラスがUVカットガラスとは限らないため、オープンカーオーナーの方でなくとも日焼け止めは塗ったほうがいいかもしれません。
少なくとも、オープンカーで日中に走る方にはマストだと思っています。
僕は日中に走り回る日は基本的に日焼け止めを塗っているんですが、それでも冒頭の妹のコメントのように、日焼けしています(油断して塗らなかったりした日の蓄積ですね)。
日光を浴びるのはとても気持ちの良いことですが、あまり浴びすぎると、今度は紫外線によるリスクが怖いです。
日光浴は体内でのビタミンDの生成に欠かすことができないなど、健康にプラスの側面があることは違いありませんが、紫外線を浴びすぎると、皮膚にマイナスの影響を与えます。
また、健康のための日光浴は木陰で1日に15分程度木漏れ日を浴びるだけで十分とも言われており、屋根の無い環境下で数時間走り続けるオープンドライブは紫外線過剰の環境と言えると思います。
というわけで僕はオープンカーに乗られている方には日焼け止めの使用をオススメします。
僕が現在使用している日焼け止めは、アネッサのエッセンスUVアクアブースターというやつで、汗などで落ちることなく、逆に「汗や水で紫外線をブロックする膜が強くなる」という「アクアブースター技術」というのが特徴のやつです(写真)。
これを常にバッグの中に忍ばせるようにしていますし、またロードスターの数少ない収納スペースにも、バッグ内のものとは別に日焼け止めを常備していたりしますw
アネッサの使用感は、さすが大手ブランド、定番ブランド商品だけあって伸ばしやすくベタベタしないし、なかなか良いです。
アクアブースターの効果はよく分かりませんが。
匂いはなんとなく女性の化粧品っぽい感じの匂いがするので、近くに女性がいるような感じになりますw
水で落ちにくいとあって、帰宅後のシャワーなどで水やお湯だけで落とそうとすると結構しつこ〜い感じがしますが、洗顔料を使えばスルリと落ちます。
これはパッケージ裏面の謳い文句の通りですね。
アネッサは代々「石鹸で洗っても落ちにくい」ということで一部で不評だったと聞いたことがありますが、最新の商品はしっかり改善されているようです。
ちなみに日焼け止めには「SPF50+」(エスピーエフごじゅうプラス)とか「PA++++」(ピーエーフォープラス)いう記載がありますが、これは日焼け止めの効果の強さを示しています。
まずSPFですが、これはSun Protection Factorの略で、紫外線を浴びて皮膚が赤く炎症を起こすまでの時間を
何倍に伸ばすことができるかを示しています。
つまりSPF50+の場合だと、皮膚が炎症を起こすまでの時間が50倍以上に伸びることを示しており、極めて強力な効果があることが分かります。
ちなみに、生身の皮膚が紫外線を浴びてから炎症を起こすまでの時間は個人差がありますが、15分〜20分程度と言われています。
次にPAですが、これはProtection Grade of UV-Aの略であり、UV-A波に対する防御効果を示すものです。
紫外線(Ultraviolet rays; UV)には、A波、B波、C波があります。
中でもA波は地上に届く紫外線の95%を占めており、日焼けを引き起こすだけなく、表皮の奥の真皮まで到達し細胞を破壊するため、シワやたるみなどの肌の老化の原因となる紫外線だそうです。
PAに続く+の数が多いほどUV-Aをカットする効果が高く、PA++++は「UV-A防御効果が極めて高い」となります。
日本国内で販売されている商品ではPA++++が最大効果のようです。
ちなみに、SPFは主にUV-Bに対する防御効果の指標です。
UV-Bは肌表面に炎症を起こし、これを防ぐ生体の防御反応としてメラニン色素が作られることで色素沈着→シミになる原因とされています。
それで結局、日焼け止めはどれを選べばいいの?一番効果が強いやつ選んでおけばOK?と思うかもしれません。
しかし、効果が強い日焼け止めは割と高価な上に、皮膚に与える負担も大きいそうです。
ですので、その日の活動時間、天候、活動内容などから使い分けるのが推奨されています。
どピーカンの下で長時間活動する日用の最大効果のやつと、短時間活動・曇天の日用のちょっと効果控えめのやつなど2種類持っていればベターですかね。
と言っても正直、SPF50とか、PA++++とかは、晴天の日でも効果が強すぎる気がしています(あくまで僕の場合は)。
男性の方には大塚製薬が展開している男性用コスメディクスブランドの「UL・OS(ウルオス)」の日焼け止めがオススメです。
これは一般的な女性用よりも効果は控えめですが、僕にはちょうど良かったです。
今はお試しで買ったアネッサを使用していますが、これが無くなったらまたウルオスかな〜と思っています。
使用感も良いですし、女性用(何も日焼け止めは特段女性用というわけではないですがそんなイメージがありますよね)の日焼け止めを店舗で品定めしてレジに持っていくのに抵抗があるという男性の方は、ウルオスの商品でしたら男性コーナーに置いてるので購入のハードルも低いでしょう。
大塚製薬のホームページを確認してみたら、効果控えめの「SPF25 PA++」と、効果強めの「SPF50+ PA+++」の2種類から選べます。
ちなみに僕の経験では晴天のオープンドライブでもウルオスの「SPF25 PA++」で十分だったように記憶しています。
現在アネッサを使っているのは、有名ブランド商品がどんなもんか、SPF50+、PA++++がどんなもんかを試してみたかったという、ただそれだけの理由です。
そうそう。曇りの日は紫外線が弱いと思いがちですが、紫外線は雲を通り抜けて地上にしっかりと届いています(特にUV-A)。
定量的にどのくらいというのは色々あるようですが、晴天の日の8割〜5割程度は降り注いでいるようですので、曇りの日も日焼け止めは怠らないようにしましょう。
また、日焼け止めとは違いますが、サングラスの使用もお勧めします。
目から入る紫外線は皮膚と同様に目にも良くないだけでなく、疲労の原因となります。
スポーツ選手が日中の競技でサングラスを使用するのは、カッコつけるとか、眩しさを抑えるとかそれだけでなく、疲労の軽減効果を狙ったものなのです。
また、なんと驚くべきことに皮膚が紫外線に晒されなくても、目から紫外線が入ると皮膚におけるメラトニンの生成が活発化する(要は皮膚が黒くなる)そうなので、そうした観点からもサングラスを使用することはメリットがあります(特に美白に気を使われている女性)。
僕はサングラスにはタレックスの偏光サングラスを愛用していますが、長くなってきたので今日はこの辺で。