'83GTI ミッションオイル交換

4年間、2万キロを走破した'83GTIのミッションオイルを交換します。途中サーキット走行も何回か入っていて、そろそろさすがに換えないとまずいなあと思いながらズルズル来てしまっていました。まずは赤矢印部分のミッション側面のオイル入れ口を緩め、入り口を確保後にデフ側のドレンをほどいて古いオイルを排出します。どちらもテーパーボルトなので締めすぎるとケースが割れる恐れがあるので、今の位置を合いマークを書いて記録しておきます。

ドレンを開くとオイルがドバっと出てきました。

抜けたオイルはこんな状態です。まあまあな汚れ具合でしょうか。ミッションオイルなのでエンジンオイルのようなススの混入はなく色はきれいな状態。ミッションオイルはシンクロ等の金属粉がキラキラしているのが普通ですし、機械式LSDが入っているので特に問題はないのかな?と思います。少なくとも乗っていて違和感があるほどではありませんでした。しばらく容器に置いておいて排油回収ボックスに流し入れると、底のほうに粉末がたまっているのがわかりました。

テーパーボルトにシールテープを巻いておきます。

抜き終わったら、ドレンのほうを閉めておきます。

前回に引き続き、今回もASHのFSE E-Spec Gear 75w-90を使用します。本来であればもうとっくにOH時期を迎えているであろうLSDの効きがいまだに落ちないで維持できているのは、このオイルのおかげなんだろうと思っています。

台から車を下ろしてジャッキアップして左前輪を取り外すとオイル注入口が見えます

いつも使っているオイル注入器を使ってオイルを入れます。(これ以降手がミッションオイルだらけのため、写真があまりありません)