カナックの取り付けキットできちんとオーディオ付け直し。

ロードスターのオーディオですが、これまで純正らしき正体不明のステーにビス1本で無理やりつけていました。2DINのオーディオの時にはビス4本で固定できていたものの、1DINではグラグラで角度方向のずれは防ぎようがないですし、オーディオと周りの内装の隙間も空きっぱなし。そこで今回、やっと重い腰を上げて取り付けキットできちんと付けてみることにしました。選んだキットはカナック企画さんのものです。

キットにはハーネス変換コネクタ、取り付けステー、オーディオと周囲の内装との間を埋める化粧版と取り付け方の説明書が入っていました。説明書は非常に丁寧で関心しました。｢M2仕様車では、内装のシールをはがす必要がありますので、別途シールをご用意ください｣と、ごく少ない限定車両のオーナー向けの説明まで用意してある辺りに、良心を感じました。

いい加減な取り付け状態での、僕のロードスターのオーディオ部。そもそもデッキが上のほうにずれてますし、下の小物入れのビスはどうにも穴があわず、ドリルでステーに穴を開けて装着しています(汗)。小物入れと内装の隙間に物が落ちるので、スポンジをカットしたものを挟んでいるというみっともない状態でした。

オーディオ部を外して、純正の内装に化粧版を取り付けます。ちなみにこの作業、本当は外でやりたかったのですが、この瞬間特にひどく吹雪が来ていたので、一時的に車内でやっていました。

僕の1DINの小物入れは日産かホンダかスバルか何処かの純正取り外し品をただでいただいたものを使っています。そのため、DIN規格より少し幅が広く、化粧版を留めるビスに干渉しました。汎用品のDIN規格のボックスであれば、こういった細工は不要ですが、もともと大分切って嵌め込んでいましたので、追加工して対応しました。

完成図です。きちんと取り付けできました。やはり前はかなりデッキが奥が下がっていたようで、液晶画面がちゃんと前を向くようになりました(笑)。化粧版とボックスの段差もぴったりで、適当な何かの純正流用とは思えないほどです(驚)。つけるまでは、2万円のデッキに1万円弱のキットとは、むちゃくちゃ高いキットやなと思っていましたが、付けてみれば納得価格です。説明書も内装のはずし方からきちんと載っていましたし、ぜひ皆さん使ってみられてはいかがでしょうか。