
すっかり更新していないこのコーナー。
そもそもブログ自体書いてねーとかそういうのは言いっこなしにしましょうw
そんなわけで久しぶりにクルマの感想を。
以前にも書いたような気もするけどメガーヌRSです。
そもそもなんでメガーヌRSかつーと、このクルマはディーラーの試乗くらいでしか乗ってないわけで、たった数十分の試乗で何がわかるのか?ということなんですね。
まあ、走行性能は多少わかりますけど、日常の使い勝手ってなかなかわからないので、今回はそれが知りたくて2日ほどお借りして体験してきました。
ぶっちゃけ言うと真剣に購入を検討していたのです。
なので普段の足に使えるか?ということを知りたかった。
走行性能は素晴らしいとはわかっていたけどね。
まず良いところ
走行性能
これはもはや言う必要もないわけですけど・・・
今回改めて峠道や長距離の高速道路を走る機会があったので。
馬力自体は265くらいなので特別あるというわけではないのですが、FF車としては驚異的な数値だし、何よりトルクが下からモリモリなのでかなり速いです。
そしてエンジン特性やアクセル開度をノーマルとスポーツから選べます。
スポーツモード選択時にはさらに5段階から選ぶことができまして、路面状況やサーキットなど状況によって使い分けることができます。
すごいことに最強モード?のエクストリームを選択するとノーマルモードとは比べ物にならないくらいアクセル開度が変わります。
しかもアクセル抜くとものすげーパンパンアフターファイアしますw
もっともこれはドライバーの高揚感を高めるためのお遊びのようで、余計に燃料使ってワザとパンパン言わせてるようですね。
仕様上自然とそうなってしまうのなら仕方ないと思うのですが、わざわざ意図的にやるというのは自分の性格上そんなに好きではないです。
だけど、そうは思ってたけど、案外悪くないな、ってw
まあ、最近のこうしたスポーツモデルは結構こういうの多いですからね。
ミニなんかJCWは当然として、クーパーSですらアフってましたからねw
足回りに関してはこれも散々言われつくしてますし、自分も事あるごとにフロントに奢られたダブルアクスルストラットの素晴らしさを説いていたわけですが、今回改めて思ったのはリア側のサスペンション。
フランス車ということでこのクルマもリアはトーションビームなわけですが、以前まではバカにしてた自分ですけど最近はしっかり設計されたトーションビームはマルチリンクをも凌ぐという考えに変わってきました。
しかしそれはフロントのダブルアクスルストラットがあってこそというか、これがあるから全体的に良くなってる、という風にも思ってました。
FFなんだからリアなんてただ単にタイヤ付いてるだけでしょ?みたいに。
良い意味で裏切られました。
峠や高速道路走ってて思ったんですけどこのクルマ、リアがすごく粘る。
全然破綻する様子がないんです。
信じられませんでした。
まるで独立懸架、それもマルチリンクですか?と思うほど。
むしろAWDですか?ってくらい安定しててビックリします。
ブレーキも非常に良い。
国産車の名ばかりブレンボ、通称スミンボとは違い、モノコック成型の本物のブレンボということもあってブレーキの剛性感が非常に良い。
それと関心したのがABSとスポーツモードの協調性。
スポーツモードだと横滑り防止装置の介入が遅くなるというのは知ってはいましたけど、ABSにもそれが言えます。
普通に踏んだだけでは全然介入してこず、フルブレーキングでしっかり効くといった感じ。
ブレーキの踏力に応じてくれるのですごく良いです。
ホイールベースが比較的長いこともあり直進安定性も高い。
脚は比較的硬めですが高速でもそんなに疲れません。
スピードが上がれば上がるほど安定していく印象すらある。
ペダル配置は元々左ハンドルとして設計されたものを右にしているので、多少アクセルとブレーキが寄ってるように思えます。
しかしジュリエッタのクアドリフォリオの右ハンドルみたいにフットレストすらないクソなクルマとは違ってかなり頑張ってるといえます。
そして意外なのが結構ヒール&トゥしやすいですw
最初は不安でしたが慣れると普通にできますw
ここでもすごいことに、アクセルペダルをベタ踏みすると壁に対して平行になる(と、言えばいいのかな?)ので、足が疲れないです。
オルガンペダルと同じ効果ですね。
もっともこのクルマはベタ踏みでそうなるわけで、本当に速さを求めた、アクセル全快が基本!みたいなわけですから驚きを通り越してあきれてきますw
走りに関してはこんな感じ
お次は普段の使い勝手について。
燃費は悪くないです。
満タン法で計ったわけじゃないですが、満タンから400km以上走れたし給油量もそんなに入れた覚えはないです(テキトーw)
フロントのレカロは良いデキ。
もちろんいろんな人が乗る事を考えてそこまでタイトではないからフルバケのホールド感には遠く及びませんが、標準シートとして考えるとかなりホールドしてくれます。
今まで乗ったクルマの中では一番!
しかも4点式を付けられるようになっているだけでなく、ご丁寧にリアの座面に4点用のアンカーまで備えてある。
リアもかなり広い。
3ドアなので乗り降りは難儀しますが、フロントシートのレバーを引けば簡単にシートが倒れて後席にアクセスできます。
もちろんある程度の閉塞感はありますが、結構広いので乗っちゃうと窮屈さは感じません。
リアシートを倒す時ですが、多くのクルマはリアの背もたれが倒れるだけのところ、コイツは座面を前に持ち上げて、そこに背もたれを格納する感じになります。
こうすることで完全にフラットではないですが結構平らな空間を作ることができます。
試しに横になってみましたが、以外に足が伸ばせます。
もちろん斜めにならないといけませんが、BMアクセラでも普通には寝られずに斜めになる必要があったことからけして狭いわけではありません。
標準的だと思います。
良いところはこんなところですか。
続く