先週、サーキット秋ヶ瀬で開かれた野中誠太選手のカートスクールに参加してきました。
秋ヶ瀬通ってるって事もあり、結構前からやる予定と聞いていたんですが、現役のGT300ドライバーにレッスンしてもらえるって事で「絶対参加する!」とソッコーで申し込んでいたんですごく楽しみでした。
前半の部と後半の部があり、この日世間一般はまだ仕事の人も多かったということもあり、前半の部の方が参加者少ないと思い、自分は前半の部に参加しました。
内容はというと、まずはメインストレート上にパイロンを5~6個ほど置いて、そこをスラローム。
パイロンの先、真正面に野中選手が立って、そこから参加者の走りを観察し、そこでアドバイスをするというもの。
そして4コーナー後のストレートにも同じようにパイロンが置かれていて、アドバイスを元に自主練、といった感じです。
これを3セットやりました。
パイロンタッチは避けねばと比較的慎重に走りましたが、「ステアリングの切り足しがあったので一発で決めれるように」、「次はもう少しスピードを上げてみましょう」とのお言葉が。
それを意識して2セット目。
今度は結構速くクリアできましたが、「後半でリアがパイロンに接触してしまっていたのでそこを注意するように」とのこと。
なかなか難しいです。
3セット目では「後半になるとしっかり曲げるのがキツくなってくるのでアクセルを少し抜くのはいいが、そのアクセルを抜いている時間を極力減らしてみましょう」と言われました。
それらのアドバイスを元にバックストレートで自主練しますが、アドバイスを意識して走ると自然とうまく走れたんでそこはホッと一安心ですw
次はホームストレート上の両サイドにパイロンを置き、そこまで加速していってパイロンのところで完全停止するまでブレーキを踏むというもの。
秋ヶ瀬のプラガを乗った事ある人なら分かると思いますが、プラガってブレーキロックさせると簡単にリアが出てスピンするんです。
それを知ってるからブレーキをロックさせないようにギリギリの踏力でブレーキングしたんですが、
「もっと思いっきりブレーキしてください」
ええ!!
そしたらリアが出てクルマが不安定になっちゃうジャン!
って思ったんですけど、普段走ってる時にリアがブレイクするくらい強いブレーキなんてしないんだから、こういう機会にそれを体験してください、と。
そして、そのリアが暴れた時に抑え込む、これが練習になる、とのことでした。
あ~、なるほど、って思いましたね。
そっからは親の仇のごとくのフルブレーキですよw
ただ、メインストレートでの練習はパイロンまで比較的近いんで、フルブレーキしても多少クルマが斜めを向くくらいで止まれるんで、挙動を修正する練習はできなかったかな。
なのでバックストレートでそれを実践します。
しかしこっちはただでさえ4コーナーを抜けてスピードが乗っているのと、パイロンが置かれているところが最終コーナーへ向かうところの緩い右コーナー手前に置かれていることもあって、ヘタするとコース飛び出してタイヤバリアにぶつかりそうで結構怖かったですw
一応コース上にスピンする形で留まれたんでよかったですがw
次は野中選手がカートに乗って走るので、その後ろについてラインとブレーキングポイントを学ぶ練習です。
2グループに分けてコースインして5台連なって走ります。
そして1周したらメインストレートのところで野中選手が手を挙げるので、その合図を確認したら野中選手の後ろを走っている人が左に逸れ、隊列の後ろに並びなおす。
そして次は2番目の参加者が野中選手の後ろについてライン取りを学ぶ。
って感じです。
これを3セットほどやりました。
そして最後に今まで学んだ事を生かして10分間のフリー走行です。
最終コーナーのところに野中選手が立って、そこから参加者の走りをチェックします。
自分は2番目スタートなんですが、1番目が秋ヶ瀬のレジェンド、S田さんということもあり、追いついてオーバーテイクしてやろうと意識が完全にそっち行ってましたw
なもんだからただでさえ突っ込みすぎと言われてる自分ですが、少々アツくなって最終コーナーで何度かアンダー出しちゃいましたw
10分間のフリー走行が終わり、1時間半のレッスンもあっという間に終了です。
最後に修了式ということで参加者一人一人に野中選手からアドバイスをいただきます。
自分は何を言われたかといいますと、「突っ込みすぎるところがある」とw
はい、カートパークでオーナーの伊藤さんに常日頃から言われている事とまったく同じ事を指摘されちゃいました(爆)
このクセはなかなか治らんねw
S田さんは「ブレーキとステアリングの動作が連動していない。ブレーキ残しながらステアリングを切っていかないといけないけど、ブレーキが終わってからステアリングを切っている」と言われてたんですが、それ聞いた時に、
「まさに自分の運転がそうじゃないのか?」って思いました。
ブレーキでしっかり荷重かけてターンインしているつもりだけど、どうもアンダーな感じをよく感じていたので。
そう思ったので自分もそういう傾向にあるんじゃないか?と聞いてみましたが、幸いな事に自分は大丈夫ということでした。
ブレーキもしっかりできている、と結構なお褒めの言葉をいただきましたw
どうやら単純に突っ込みすぎでクリップ付けてなくて、アンダー出しちゃう、っていうのが真相のようですね。
と、まあ長々と書いてみました。
日々カートパークで練習していることを意識して臨んでみましたが、思った以上に練習の成果が出ているようです。
すごく有意義でメチャクチャ楽しいレッスンでした。
またこういう機会があったら是非とも参加したいですね!