
前橋講演に行ってきました。
元々今日は久々の富士するつもりでしたが、あいにくの雨模様。
本庄や筑波くらいの距離なら雨の可能性があっても行くんですが、富士だと距離あるし高速代も結構かかるのでそんなリスクは犯せない。
じゃあやめよう(爆)
と、なり、せっかくなんでディルの前橋講演のチケットが手に入ったので行ってみることにしました。
オレ、ディルがメジャーデビューした時からファンなのでかれこれもうファン歴15~16年くらいです。
デビューシングルがYOSHIKIプロデュースってことでかなり話題になり、学校でもみんな聴いてましたが、当時のオレはV系キライはなくなったけど、やっぱりマリスミゼルくらいしか聴いてなくて、どうもディルのようなコテコテのヴィジュアル系って苦手でした。
売れセンの曲ばっかなんでしょ?
なんかテキトーにシャウトしてるだけでしょ?(まあ、今でもそうかもw)
的な。
ただ、当時ものすごい人気だったので、仕方なしに物は試しと聴いてみたら見事にハマったというw
そして当時の流行り物しかおっかけないクソなオーディエンスがディルの音楽性の変化についていけなくなってどんどん離れる中、オレは逆にドップリハマっていったというw
でも、ライブは行った事ありませんでした。
(ライブってものに行き始めたのもここ5年くらいの間ですけど)
ディルのライブは超過激で最前列にいると針で刺されるとかってウワサ聞いて、こえー(((;゚Д゚)))みたいなイメージがずっとあってw
で、最近はMoi dix MoisやJupiterにハマってきてたんで、ディルは音源だけ買ってればいいか、って感じになってました。
ただ、去年PIERROTの8年ぶりのライブをスーパーアリーナで見た時に、「やっぱり見れる時に見ておかなくては」と思ったので、まだ1度も見ていないディルを見てみようという気持ちになれました。
開場の前橋市民文化会館は大ホールのキャパが1260くらい。
んで、当日券なしのソールドアウトってやつです。
Jupiterは300くらいのキャパの高崎クラブフリーズが100人くらいしかこなかったのに対して雲泥の差ですw
んでファンの傾向。
見た目ちょー普通。
すげー普通。
Moi dix Mois はサイヤ人の戦闘服ばりに皆さんモワティエの服を着ています。
女性が大半で数少ない男性もモワティエのブランドの服です。
ジーパンにジャケットなラフなカッコはオレだけです(爆)
Jupiterはそれが幾分なくなり、メタラーな男性も多いし女性は普段着って人も結構います。
ただ、それでもコスして気合入れてきてる人もいます。
でもディルの場合はみーんな普通です。
普通すぎてビックリした。
PIERROTも意外と普通の外見の人が多かったけど、それでもどっか異質なところはあったかと思います。
でもディルのライブはアニメヲタみたいな外見の人もいたし、なんとかミリアとか聴いてそうなオネーチャンまでいます。
これにはビックリした。
こんなマニアックなバンドなのにw
で、さらにビックリなのが、この人達が演奏中はとち狂ったかのようになります。
外見とのギャップがありすぎてこれまたビックリ!
PIERROTのAdolfなんかはみんなで手首トントンやっててマジで宗教とか信者だと思いましたが、それともちょっと違う感じ。
みんな狂ってるw
あと、思ったのが、みんな基本的に拳を突き上げる。
メタル系でありがちなメロイックサインってやんないのな。
オレが手に入れたチケットは一般で、なんと最後尾という最悪な場所でした。
メンバーなんかほとんど見えないっす。
前の方はファンクラブ会員なので、演奏中の様子が前と後ろじゃ全然違う。
後ろの方はそんなに染まりきってる人がいないので、前が頭振りまくっててもあんまりアクションが起きてないのも印象的でした。
まあ、自分みたいに初めてディルのライブに来た、って感じの人が多かったな。
でも、ヤバいくらい熱狂的な人もいた。
常にメンバーの名前を叫び続けて演奏中も超元気。
しかもアンコールの時はメンバー出てくるまでずーーっと超デカい声でアンコールしてます。
いつ喉がつぶれてもおかしくないくらいだったので、「早く出てきてやれよ」と全然知り合いでもない人も心配をしてしまいましたw
まだまだ驚いた事はたくさんあって、合唱が結構多い。
歌ってる人がサボって歌わない事があるからみんなして合唱するのだろうか?爆
MCも全然ない。
まあ、これは知ってはいたけど、ホントになくてぶっ続けで歌ってる。
たまにちょっとインターバル取るくらい。
もう、すべてが未体験で新鮮です。
京のヴォイスもやっぱすごい。
ホントにCDなどで聴くあの声。
すごいもん見たりするとよく鳥肌が立ったりするものだが、この人の場合は「ゾクっ!」っと寒気みたいなものがあった。
やっぱすげーよ。
最後の最後にようやく「おとこー! おんなー!」っていつもの煽りがあったわけだが、この後、
「今日のオレ、声が死んでるけど、ここ(胸を指して)は死んではいないから」
あれで調子悪かったの!?
ってビックリした。
本調子だとマジでCD音源みたいな感じなのかな?って思った。
と、まあ、長くなったが、初めて見たディルのライブは最高によかった。
そして、「なんで今まで参加しなかったのだろう?」という気持ちが芽生えた。
最近の曲はトンでもない事になりすぎてあんまりクルマで聴くに気になれず、アルバムは買ってるけどそんなに聴いてないんです。
それもあってアルバムのツアーなのに全然知らないバンドのライブを観ている気持ちでしたが、この時に思ったのは、DIR EN GREYはライブに参加してナンボのバンドだということ。
むしろCDなんていらないくらい(爆)
そのくらいライブを体感すべきバンドだと思った。
ちょっと不完全燃焼感はあったが、今後もライブ行きたいと思った。
地方公演ならなおさらだね。